13th Vリーグ(ぷれみあ)男子いろいろ
NECの話は前回書いたのでそれ以外。各チームの登録選手をざっと見ていて,JTの派手な背番号変更ぶりにおやまあ。大きい空き番号に入って空き次第若い空き番号に上がって適当なところで止まるのが通例だし,各チームぼんやりと背番号にポジションイメージがあるので,こういうランダムかつ大幅な変更は珍しい。平野2→20(町野18→2),苅谷3→15(酒井が21→3),臺6→13(徳元8→6)。徳元は数字の形が似ていてなんだかややこしい&紛らわしい。なんとなく主旨(意図?)はわからんこともないがやっぱりよくわからん。他,加藤12→9。旭化成から移籍の田村は14。変更だけで6人?
月バレに中垣内・松田・河野監督鼎談が載っているとのことで読んできた。現役時代を知っている監督だと,そうでない監督とはちょっと感覚が違う。年齢も若いので,どことなく身近感というか。懐かしさというか。あのころ(何時だよ)の全日本のユニフォームの色遣いは凄かったよなー,とか。
世界大会でお茶の間を沸かせた次のリーグということで,全日本で活躍した選手を多く擁するチーム+前回リーグの上位チーム(つまり堺とサントリー)に注目が集まるのは必至だろうけれど,個人的な,全く根拠のない展望としては,隔年現象もとい黒鷲優勝の東レがかなり強そう。あとはパナソニックが油断ならない。
いずれにしても堺・サントリー鉄板と考えるのは大間違いですぜ,と,いったい誰に言っているのか。そんな風に考えるのは今年の世界選手権がきっかけで興味を持ったほんとの新規ファンだけだろうし,そんな新規ファンがざくざく現れるなんて幻想でしかないだろうな…………いて欲しいよね,新規さん。昔のわたしみたいな。そして,チケット前売りで買わなきゃいけないような賑わい(遠い目)。
東レとパナソニックの新外国人選手はどうやら大物のようなので,そういう意味でも怖い。そういえば今年って堺以外全チーム外国人選手変わった? ただ,外国人選手は蓋を開けてみないと分からないものなので(なんちゅうても団体競技だし生活面とかもあるだろうし)前評判だけで判断するのは早計だけれど。日本で行われた世界大会で活躍した選手が翌年に鳴り物入りで松下入りって,なんだか数年前に似たような事例があったようななかったような。その時は前評判のわりにはうまく機能しなかった記憶。……と,ここまで書いてその新加入選手のポジションを見てさらにデジャヴ。これで山本がレフトコンバートだったら笑えないところだけど,同じ轍は踏むまい。
とかなんとかのお題目はともかく,なんだかんだ言って宇佐美が気になるというのが本音。相当贔屓の引き倒しだけど,彼があのチームでどうするのかを楽しみにしている自分がいる。自虐的だ。若い子が多いのをいいことに好き勝手やりそうだし,攻撃型チームなのでなかなかおもしろいことになりそうな。プエルトリカンとのコンビもね。ぬおお,激しく見てみたい(自虐的ちゅぅか……ええけど)。ただ長年在籍していたカントルの退団でWS層はやや薄そう。新人さんがわからんのだが。その辺をどうするかだよなーって,デジャヴデジャヴ。
一方,ディフェンディングチャンピオン(なんだよね,月バレの鼎談トビラには「前回チャンピオンのサントリー」云々と書かれていましたが)且つ全日本組も多かった堺ブレイザーズは,監督も言っているように石島・杉山が抜けて朝長入って手探り感。その杉山が加入したサントリーも全日本組が多い分序盤は苦しいかもしれないが,あのチームはいつだってスタートが悪くて帳尻合わせて最後においしいところを持っていく戦略なので慣れたものだろう。
NECはネガティブ思考で諦めモード。相性の良くない某チームにぼろ負けしそうないやな予感,パナ戦でうさみんに1枚ブロック食らいそうないやな予感……げふんげふん。JTについては妄想の材料すらないのでパス。監督が変わった(と言ってもアントロポフさんだ),コーチが変わった,アルゼンチン人WS入った。さてはて。
合成は選手・スタッフの異動が少ないし開幕が遅い分いつもより長い期間かけてチームを作りこめているから強いんじゃないかなあ。てか,いい選手いるし強いんだけど20点目以降が弱い印象なのでそこんとこは謎。三好さんは加入初年度なのでわかりまへん。