月曜朝にちらとやっていた東京ヴェルディ−FC東京の東京ダービー


サッカーチームは現在前者がJ2で後者がJ1のようですが,バレーボールは今季同じカテゴリです。


dhalmel氏のところで,疑問氷塊。「すぐに終わりそう」と書いたあとフルセットまでもつれて,結局家を出るぎりぎりまでやっていたから,たぶん1時間番組。フルセットを1時間に詰めているのでダイジェストもいいとことはいえ,実況と解説も入ったきちんとした番組になっていたし,朝のばたばたの中でなくちゃんと見たいから録画しようかな。ふつうに<2ch>でだいじょぶなんだろうか。


そして同時に「なんでわたしは行かなかったんだろう」の理由も判明。日本にいなかった。


ちょうどその週ぷリーグのNチームは高知で試合があって,空港なり駅からなりの交通の便も悪くなかったので,観に行くことを検討していた週だったことも思い出た。仮に日本にいたとしても高知に行っていた可能性もある。


高知ごときで驚くなかれ。世の中には「全部」って人もいるらしい。「今シーズンリーグ戦何試合ぐらい見ました?」「全部」「全部?!」みたいな。ほんとうにいるの。すぎょいの。もちろん別会場で同時進行している試合は観られないから「全週」っていう意味だし,仕事等の調整しがたい用事が入っているときは無理だから「可能な限り全週」なんだけど,それでもすごい。体力と気力もだけど,遠征はチケット代に交通費と宿泊費が乗っかるから,年間の総支出がどれぐらいにのぼるか想像するだに恐ろしい。


いわゆる「正社員」は恵まれた環境でそれなりにじゅうぶんな収入が保証されている身分ではあるけれども,そのかわり,自分の意志で働く時間や量を調節してその分たくさんのお金を手にすることも(基本的には)できない。法律上はともかくたいていの職場は就業規則で副業禁止しているし,残業代だって天井知らずじゃないでしょう(残業代が天井知らずになるケースは業務が忙しいからであってその場合リーグ戦をコンプリートする時間などない)。つまり,もとの額の多寡はともかく限られた資金をやりくりし,また限られた週末のスケジュールを調整して,お金と時間をあてるだけのプライオリティの高さなわけだな。


「でも,その程度の趣味いっこやるぐらいなら,大した金額にはならないよ」とはかなまるの弁。まあね。総額の絶対的な高さというよりも,全試合のチケットと交通宿泊手配して毎週末長時間乗り物に乗って移動して慣れない土地で動いたりご飯食べたりして慣れないホテルの部屋の慣れないバスルームを使って慣れないふとんと枕で寝る生活をしてまで観たいとは思わない,或いは,交通費宿泊費を上乗せした金額分を払ってまで観たいとは思わない,といったごく単純な比較の問題。しかし,日帰り圏内での試合数がどんどこ少なくなる昨今,そろそろ本格的に遠征主体の日程を検討せねばなるまい。今年度は結局レギュラーラウンドは遠征しなかった。蝉行ったから,そんなもんか。毎年1回ぐらいはなんだかんだで遠征しているような気がしなくもない。あと黒鷲と。