買いました。


鹿男あをによし


水曜日の昼休みに,かんばしからぬ体調でふらふらと本屋に入りこんでしまい,平積みしてあったのをなんとなく手にとってレジに運んでいました。性懲りもなく「サイン本」というメモがついてビニールで包装されていたものです。サインは変わらず楷書体フルネームです(ゆくゆくサインの編年を試みる目的があるようなないような)。


ゴールデンウィークの旅の供に,と思ってまだ読んでいません。でも今,目の前で誘惑しています。書店のブックカバーと輪ゴムがかかっているので,どうにか振り切っています。書店で買うかどうか逡巡した際にページをぱらぱらと繰ってみたのですが,恐ろしいことに,表見返しに「藤原」なる文字列が目に入り,裏側からぱらぱらめくったところでは(後書きも解説もないのに,なぜかめくってしまう悪しき習慣)「堀田」なる文字列が目に入りました。熱で視神経がやられていたのだと思いたい。


ちなみに舞台は奈良だそうです(まだ読んでいない)。ぺらっと繰った限りでは,奈良にある某国立(大学法人が設置するところの)大学の名前も目に入ってきたような気がしなくもありません。*1前作のような内輪受け要素が含まれているのかどうかは未確認です。

*1:勘違いでしたごめんなさい。私立の女子校が舞台のようです,少なくとも今のところは