外国人レフト


ジルソン(古くてすまんね)のようなスーパーエースが一人いればそれはそれは百人力だが,レフトポジションの外国人選手も,攻守両方の底上げになるからか(日本人のレベルが窺える),地味に良い働きをする選手が多いように思う。JVA的視野に立った,全チームが外国人助っ人をオポジットに入れて日本人オポジットが全く育たないという事態は避けたいといった理由が勘案されているのかいない(チームの思惑だけでOKなのか)のかはわからんが,ともかく,そこそこの数のチームはレフトに外国人を入れるし,サベリエフ(JT)にしろカントル(松下)にしろ(この2人は在籍が長かったというのもあるだろうが),パーシャ(アブラモフ・パーベル,だっけ/東レ)にしろ,記憶に残る中でも指折りの助っ人が現れる。今年合成のトゥバもそこそこいい活躍をしていたように思う。ガードナーもマリも地味地味だったが,大失敗ってことはないように思う。


それに比べると,オポジットの選手の方が当たり外れが酷いっつぅか,とりあえず入れときゃいいや的に連れてきてどうにもならんかったり,前評判が高かった割に本人のなんりゃらやらセッターとのどうちゃらとやらでこけたり,日本なんざ踏み台にしかしてなかったり(踏み台は必至だが),ひどいのになると契約後シーズンが始まる前に怪我したりで,今ひとつぱっとしないかさっぱり定着しないかの確率が高い。その上,レフトと違って控えの選手層が薄く(特にオポジットが外国人枠で固定されているチームはその傾向が顕著),こけたときに日本人選手で代替しきれずリスクも大きい。といっても,当たれば百人力だし,たとえそこそこであっても助っ人だけに下手な日本人より遙かに戦力になる。せめてオポジットに外国人入れておかないとサイドアウトもまともに取れずまったく勝負にならない……もごもご……という二律背反ではある。


いずれにしてもJTオポジット日本人のこだわりがあってよろしい(ありがたい)と思う。サントリーNECオポジット外国人枠でほぼ固定してるもんな(それが悪いという意味ではなくて)。松下はレフト基本のたまに無茶する系,東レは都度かつ多岐にわたる系。合成はトゥバの前はみんなオポジット? 堺は……スギヤママルコスデースはあれなので,えーと,やっぱりオポジットが外国人が多いんか。三好さんは……マイヨは当然のようにセッター対角だけど……うーとえーと。だんだんあやふやになってきた。富士(古い)と化成(古い)は日本人のみでしたね。あとは略。


男子でセンターって,さいきん聞かないな。むかし東レかどっかであったような気がするが気のせいだろうな(気のせいじゃなかった,ホフ・トーマスと小林敦のセンター対角/笑)。東レといえばセッターが外国人だったこともあった。なんていうか凄い。


きょうの本題は日曜のディナーメニューだったはずなのに,なぜかこんな時間に。