えいご漬けの成果


ほぼ対訳つきだったしシチュエーションからの類推もできたんでなんとも言えないが,原稿読む系スピーチ系を聞くことについては日本人の話す英語で2〜3割,ネイティブは1〜5%の理解だったように思う。シチュエーションで類推できない内容になると,話者が誰であれほとんどわからなかった。つまり実際問題としては全くコミュニケートできてないレベル。


もちろん話すほうはもっと話せない。芳名帳をさして「ぷりーずらいちゅあねーむひあ」と言ったら招待客の御婦人に「らいと」と肯定文口調で復唱されたのは,どんな意図だったのかいまもってわからない。その時は「write down」であるべきところで「write」と言ったからかと理解したが,後々考えると「light」と言っていたのがおもしろ(?)かったんじゃないかとも思うし。


そもそも,こういった場面での挨拶文例なんてどっかに転がっていそうなものだが,案外ないんだわよね。不思議だ。本日はおめでとうございますとかお招きありがとうございますとかお幸せにとか,そんな程度でいいんだが。各種英会話教則本のスキットを根気よく探せば見つかるかもしれないが,それもできないし。もしかして,辞書引けば載ってたのかしら(今頃気づいても遅い)。ネットか冠婚葬祭マナー本方面しか頭が行かなかった。仕方ないので,Congraturations. とか,Thank you for inviting. とか,I enjoyed very much. とか,I'm very happy to you. とか,適当に繰り出していた。あやしい感じ満載。


そんなこんなで具体的な役には立たなかったかもしれないえいご漬けだったけど,何もしていなかったらきっともっと分からなかっただろうし,まずEnglish自体に反射的に拒否反応・拒絶反応を示したに違いので,それがなかった(前向きにぶつかっていけた)ことには大いに価値があったように思う。まあ,意気込みだけでOKっていうのもあまりに恥じらいがないかもしれんのだが。大人しく日本語パートだけで満足していた方がお上品だったかもしれない(けしてEnglighパートにしゃしゃり出ていたということはない)。