あと7日


近所で誰かがトランペットの練習をしています。どれどれみふぁみふぁやらしれふぁしらふぁみどの類の基礎練習をやっているのですが,まだあまり楽器に慣れていないようで,倍音のピッチも不安定だし,運指(?)も,確認しながらっぽい。目的は運動会やらの体育会系の大会の表彰式のときの曲のようです(予定があるのかしら)。いずれにしても,上のBが出せなかったわたくしにとっては,あの小さなマウスピースで音が出せるだけでも尊敬。


基礎練習って大事だなあと,大人になってこうやって外から聞いていると思うのだけれど,中途半端に慣れたころって,なんだかつまんなくて意味がないものに思っていた。なかなか自分で音を出しながら客観的に聞くってのもできないし。今なら昔と違って録音が簡単だろうか,逆に難しくなったか。持ち運びできるサイズのカセットテープレコーダーってあまり見かけないものね。インタビューの録音に使うようなハンディサイズのICレコーダーだと音がよくなさそう(思いこみ)。昔から録音なんてしたことなかったけどな。


管楽器は音を出すのがまず一仕事なので,今も練習を聞きながら(書いているうちに練習は終わらせたようですが),上のBがちょっと低いよー,と思っていたが吹いている本人にはなかなか。まだそこまで求める段階ではなさそうではあるが,ユニゾンハウリングするからなあ。


個人的には,リズム感がなかったので,音の高さよりもテンポとかリズムとかの方が,自分ではわからない部分だった。運指の難しさによって速さが変わりがちでこれはピアノでも同じ。ピアノだと小指で弾く音が弱くなるとかもある。気づきにくいし気づいても修正しにくい。いずれにしても,どうしてあんな小難しいことをできる人がいるのか,今となっては不思議で仕方ない。