ごった煮の続き


使用2日目にして,KOSSのイヤホンが壊れた。安価で重低音が爆竹する系高音質で小さい耳にも合うイヤホンのお薦めありませんか>ほりぃ(かなまるにほりぃに訊くよう唆されたのです念のため)。


JR京都伊勢丹の子供服フロアのエスカレータ横に某有名ブランド(ライセンス商品)のショップがあって,エスカレータ向きにディスプレイされていた女児用スーツがとびきりかわいかった。大人の今流行のクラシカル風味の寸詰まりの袖が裾広がりになっているデザイン。襟もややロールカラー気味にゆったりあいていて,合わせはダブルでボタンがひとつ,生地はちょうど母親の入園・入学式スーツにありがちなちょいラメ糸入り気味のざっくりした織地,共布コサージュつき。スカートはふんわりボックスの膝上丈。白とピンクの2色展開。


背伸びして大人の女性の仲間入りをしたがるおませでけなげな女の子が透けて見えるような,「ママとお揃い」ぽいコンセプト。これで本当にお揃いの親服があればそれなりに売れそうだが,子供服メーカなので,親服はない(同ブランドの婦人服売り場も覗いてみたが当然メーカが違うのでまるで別物)。


ちょぉかわいい。が,デパートの子供服はきっと高いのだろう。下世話な興味関心で店内に足を踏み入れ,同じスーツを手に取るも,巧妙に値札を隠してある。店員さんの「入学式ですか?」攻撃を「えぇ,まあ,ちょっと見てるだけで……」などと適当に交わしつつ,どうにか袖口に手を突っ込んで値札を引っ張り出す(婦人物ジャケットならたいてい首のところに値札がぶら下がっているものだが,どうやら大人物の洋服とは値札位置が違うらしい)。にまんはっせんえん。隣にかかっていたやや薄手のプリント生地のワンピースが3万4千円だったから,上下セットの価格ではなく,ジャケットだけの値段の可能性も高い。スカートの中にも手を突っ込んでみたんだけど,残念ながら値札は見つからず真相は闇の中。


……どっちにしてもすごいのね。「買っても1度着たら終わりだね」とかなまる。全く,そんなきちんとした格好をする機会が年に何度あるのかと。


流行色の強い洋服は流行が終わると着られなくなるので躊躇するものだが,そういう意味では,子ども服はどうせ中身が育ってすぐに着られなくなるのだから気楽ではあるかもしれない。それでももし実際に買う場面になったらもっとオーソドックスでプレーンなデザインを選ぶものだろうという予感はありつつ。