チラ裏続くよどこまでも


この土日の試合は客席の男性比率が高かった。姉の付き添いとおぼしき親に連れられた男児がごろごろし,中学生ぐらいの私服の少人数グループがあり,制服を着た高校生の集団が上段に陣取り,20代〜30代の若者(この層は男女アベックの片割れ率が高く単独客がそれに次ぐ)もいれば,もっと年配の男性もピンなり夫婦連れなり知人連れなりでそれなりに多かった。男子の競技の客席に男子が多いのはたいへん健全な姿だ。何を目的に彼らが雪の日に体育館に集結したのか知るよしもないが,わたしの少し前の列にいた男子生徒などは,携帯電話のカメラで写真をとりつつ,その年頃の男の子にしては珍しく黙々と真面目に試合を見ていて,なかなか興味深い様子であった。


試合のことは一晩経ったら忘れてしまった。第1試合では使えていたオペラグラスが第2試合で急に使えなくなり,意識がそっちを向いてしまったのが悔やまれる。


パナはスタメンの川村が好調で,勘弁してというサーブを連発していた。リベロは永野。MBは森田・白澤。サーブが良い選手が並ぶだけに,白澤のサーブミスが目立つ。そして第2セットの25点目が,白澤のピンサに入った久保のノータッチエースなんだから良くできている。


一方のJTは前日からメンバーを入れ替え,セッター丹山,レフトに小川,オポジット内冨。MBは土曜と同じ尾上・町野。直弘がベンチにもいなかったのは前日負傷していたんだそうな(全く気づかなかったけどネットかポールに突っ込んで着地した時?)。内冨はかなり良かったが(小川も随所にいいプレーが見られたと思っていたが,公式帳票の数字は酷い),チーム全体が2日ともあまり歯車がかみ合っていない様子でばたばたしていた。


NECは前日の方がムードよし。そういういらんところ伝統。第2セット,なあ。あと,あまりに気持ちよくブロックにかかりすぎだろうといらいらしていたら,3セットで14点取られていた。いくらなんでも多すぎる。途中出場の細川が良かった。前日スタメンで良い仕事していた菊地はベンチアウト。古賀が縦横無尽に飛び回っていた。このカードは両チームアタック決定率がよろしくないのでたいへん女子っぽいラリーが続く。せめてセンターぐらいはさくっと切ってもらいたいものだが。


日曜の三好は敵さんだったのであまり見てない。


雪でした,と。