千葉大会@浦安市運動公園総合体育館 三好1−3N 合成3−1P
調子に乗って本日もアリーナ。指定席4000円也に超特等席がぽっかり1席空いていたのでそこに乗り込んだ。両隣,いや,自分の列ワンブロックがまるまるずらっと子ども連れ。越谷に行けなかった恨みもとい資金を突っ込む。舞浜駅周辺というのは改札前の歩道が遊園地とイクスピアリに人が流れるようにつくられている上に雰囲気作りの一環か地図の一つもなくて,駅についてからしばらくポカーン。有人改札の駅員さんに体育館までの道のりを訊き,歩き出したところに路線バスが見えたのでバス利用。バスに乗るほどの距離でもなかったけれども。
埋め立て地を存分に使っただだっ広い敷地に超近代的で洒落てて快適なでっかい総合体育館。すごい。広い。唖然呆然。メインアリーナの席数もほんのり前日より多く,その為か場内の席にはかなり余裕があるように見えた。
次のぷリーグは3月第1週までお預けと思うとちょっと寂しい。それまでに混戦模様がどうなっているか。3レグに入ってますます混沌としてきた。パナにフルセットの末逆転負けしたこと,ストレートで勝てそうだった合成とフルセットになったこと,同じく1・2・4セットは圧勝だったのに謎の失セットをかました今日の三好戦,最後はセット率勝負にならないとも限らない状況にそういう数々の取りこぼしは悔やまれるところではあるが(だからこそ「弱い」んだが),とはいっても,そもそも3レグ最初のこの2試合は下位2チーム相手だったわけで,現時点で勝ち数が中位集団に追いついたからといって,そういう意味ではちっとも平等ではない。堺戦,サントリー戦は厳しいだろう。堺とはせめてJPがいなくなってすぐに当たりたかった。そして調子が乱高下している東レとはどっちの東レに当たるかも問題である。2レグで(一昨日)良い試合をしたパナにも勝ちたいが,パナには苦手意識がある。宇佐美にすべてを握られていそうで。
第1試合の第3セットは,町田での三好戦同様,三好のブロックを含む守備の良さにいいように弄ばれた。NECのアタック決定率の女子並みの低さは今に始まったことではないが,三好のブロックがいい上にブロックを外しても必ず井上に綺麗に上げられる。そして笊よりも通りのいいブロックなんてないのも同じで,オンソム(デニス)が超ノリノリでたたき込む。やられたい放題とはまさにこのこと。逆にNEC側の守備はぼろぼろでとくに一旦ラリーになると全くブロックが機能していなかった。ワンチではじかれるしブロックフォローもできてないし,レシーブの位置取りもびみょんだし……ぶーつぶーつ。
これで今シーズン6試合三好さんを見たがリベロ井上は常に安定していて非常に素晴らしい。リベロなのにサーブレシーブ成功率一位に燦然と輝いているのは立派(リベロは受数が多くなるからか,数字上はサイドの選手の方が上位にきやすいイメージ)。ディグ(スパイクレシーブ)もあわせて考えると誰がいいのかわからんけど。東金では井上が真横にすっとんで拾ってきっちりコートの真ん中に上げてましたが。
三好さんの南サーブの時がどうしてか必ず連続得点になる。けっこうgkbr。しかし南自身のブロック数も多いから彼が前衛にいる3ローテも強いことになる。よくわからない。南に限らずどのチームも,MBのフローターサーブはけっこう効果的だ。効果的なのにしばしばピンサを送られるのもMBの常で,そこは近年の観戦時の大きな謎の1つになっている(フローターが効果的なのは納得いくんだが,ピンサが出るのが謎っていう意味)。
小川は本日も攻撃はブロックにかかり気味(レセプションは良かったと記録を見ずに言ってみる→みてみた。やっぱり本日77.8%通算5位),オンソム絶好調,長江ぼちぼち。前村は背が高いのは強みだと思うけど,どうもあらっぽい。昨日は増成に交代,今日は小西に交代。小西にざくざくブロックされるN攻撃陣。
本日の三上はサーブで狙われて,早々に奥谷に交代。交代で出てきたのが奥谷なのは少しびっくりだったけど(レシーブ強化にはなるめぇ)まあそれなりに。ボイが前日に比べて不調で決定率が悪く何度かミスもしたところで前田にかえたら大正解。今のNECで数少ない強打系の効果のあるサーブを打てる選手(「入れば」の但し書き付きなのが玉に瑕ありまくりだが)。今日はミスが少なくよく決まっていた。アタックも打数少ないけど(だから)決まっていた。金子は先週もそうだったけど,悪くはないのになかなか一度で決まらない。器用なら器用でもうちょっと器用方面で強化してほしい。
金子も前田も三上も若い子達はえてして,あんたそれはドンぴしゃだろうという3枚ブロックに真っ正面から突っ込んでいったり,拾われるに決まっているところへ軟打を落としたりする。ブロックアウトを狙うなら狙うで(ってふかし気味にすると今度はアウトになるんだが),フェイントならフェイントで,もうちょっと空中でスパイクの体勢に入ってから相手コートを見て判断する余裕が欲しいところではある。
しかし謎の第3セット以外はいけいけどんどんで,良くも悪くも下位2チームの対戦という感じだった。NECが波に乗れていたのか三好さんがミスで自滅していたのかは不明。
第2試合,最初3セットまでは,第1試合と同様落としたチームが16点程度しか取れない大味な展開。パナのサーブミスが多すぎる。特に山本とか山本とか山本とか。アタックも序盤は低調だった。第4セットのデュースが息をもつかせぬ白熱の展開で,乗ったときの山本やらフェリペやらトゥバやらは本気で怖い。ついでに甲斐もこれまた久しぶりにパワーのある甲斐だったし,盛重もパワーのある盛重だった。
北川サーブのローテでなぜかおこるプチ祭り。ここ数試合北川好きすぎる。内定のころから応援している選手だが,編入した大学の卒論発表も無事に終わった今,次が決まっている(=今年で現役引退する)という噂もちらほら出始めるといっそう愛着が湧いて仕方ない。そりゃまあ噂が出るのはやむをえない状況ではあるが,しかし本人の短期的な人生設計が公表されているわけでなし,たとえ本人の人生設計がどうであろうが,これだけできる人間が引退するのは早すぎるし,今の戦力から見て,合成側もおいそれと手放すのは阿呆と思うがどうか。金積んで他の様々な条件を呑んででも慰留したまえ。去年逃したブロック賞今年は取ってほしいなあ。2位が南さんで,南さんの最近のブロック連発ぶりは恐ろしいものがあるが,残りリーグ半分でどうなるか。
北川がサーブの時に必ず一度ぽんとボールを床にバウンドさせるのが気になる。以前からそうだっけ? と思って昔の映像(VHSまで引っ張り出すのは難儀なのでHDにあるもっとも古い2004ー2005の第11回Vリーグ2レグ鳥−松戦NHKBS2放送解説下村様)を確認してみた。パナのスタメンが岸本今井北川牛尾松永カントルリベロ久保(小糸怪我で出遅れピンサ要員の模様)。下村監督の一年目,ヤングパンサーズと言われてた,ちょうど世代交代の頃だ。みんな顔が若い。ちょうど山本が不調で理生が出てた時期らしい。そんなころもあったね。サントリーは山村佐々木栗原越川荻野ジョエルリベロ花野(監督鳥羽)。
……笛の前はどむどむしてるけど,笛のあとは床向きには放らずにすぐに打ってる。次の(録画分の)堺−松戦も同様。笛の直前までどむどむして笛が鳴ったらすぐ打ってるから似てるといえば似てるんだけど,笛の前と後とじゃえらく違うわけで,いつから始まったものなのかすっごくキニナルけど,今日はこれ以上の捜索はやめておこう。
昨シーズンあたりからめっちゃ髭部度が上がっている合成,今日もセッターとリベロ以外全員髭部でかなり強面。ついにヒーローインタビューで髭2人を前に髭に言及。去年だったかは一時期島野も髭はやしてた。幸造は髭薄そうだ(がある意味強面)。サイドも髭ばかりだが,せめて井上だけは髭部に染まらないでいてほしい。