サーブとブロック


今日の2試合のスタッツを見ていて,ちょっと不思議。


・第1試合(パナ−堺):アタック決定率高い,サーブ効果率高い(=サーブレシーブ成功率低い),サーブミス多い,ブロック少ない


・第2試合(サン−東レ):アタック決定率低い,サーブ効果率低い(=サーブレシーブ成功率高い),サーブミス少ない,ブロック多い


第1試合はサーブで勝負かけて,そしたらレセプションは乱れる。レセプションが乱れればブロックにかけられるかというと,必ずしもそうではないということらしい。シャットはなかなかなかった。両セッターそうとう走り回りながらも上手くボールを振っていたのかスパイカーが上手いのかブロックがザルなのか。たしかに今のパナのMBはどことなくひょろっとしていてとばされそう(昔からか)。堺の両MBは2本ずつブロック出してるけども,こちらは全体的にあまりびしっとそろったブロックは見られなかったかも。


第2試合は数字を見れば双方サーブは入れに行っている感。ふつうは相手チームのアタック決定率が高くなるところだけども決定率はそう高くない。サントリーのサーブ効果率って普段は高いし,アタック決定率もサイドアタッカーらしからぬ数値を持ってる人間がいるんだが(ただ今日はメロの調子がもう一つ上がってこなかった気はした),それだけ東レの守備陣(特にリベロ田辺)が異常だったという部分はある。東レは,まあ,越谷のSAなどありつつも,サーブに関してはぼちぼちだった(それにサントリーもレシーブが良い)。で,コンビやりやすい状態の割にブロックはそりゃもうお互いめちゃめちゃ出ている不思議。センターの速攻に何度かコミットで跳んでた当たってたのと,横移動が速いのか,オープンに3枚揃ってることが多かったかな。両チーム素早いコンビを絡めた攻撃主体というよりは,アタッカーの個人技とパワーの比重が高いのかも。(つってもMBのクイックはめっちゃ速い。山村然り篠田然り)。ラリー勝負ぎみだったから決定率が下がっているのかもしれん。よくボール上がってたわ。


奥は深い。これがまた,どちらの試合も結果が対戦チーム同士で似ていて面白いんだ。てことは過去の試合は(チーム戦術が反映されているなら)似てないかもしれないのであとで見てみる(その前に寝ましょう)。