さいたま


勝戦の時期は旅行に行ったり結婚式をしたりしていることも多いので、決勝戦を生で見に行ったのって久しぶりだったかもしれない。11回大会以来かもしれんと思った。11回大会もさいたまスーパーアリーナで、東レが優勝し、今年と違って2位チームも場内一周した。コートから階段で直接スタンドの客席に上がれる仕様になっていてスタンドで表彰式をする方式は表彰式の準備で待つ必要がないのでだれなくて良い。オーロラビジョンもきれいだった。


惜しむらくは、3位・4位表彰のさかさか加減と事前にわかっていた系の個人賞表彰を試合間に行ったこと。3位チームのヒーローインタビューはないんですかそうですか。3位決定戦が最終順位確定のためだけだとしたら、レギュラーシーズンの通過順位で決めてもいいんじゃないかと思った。3位には賞金が出るので順位確定のためだけではないんだが、すでに選手の気持ちがどことなし切れていたように見受けられたし、観客も朝11時からはつらい。また、試合間に行われた個人賞表彰は欠席者が多すぎたのが残念だった。決勝戦出場チームの受賞者が多いのはわかっている(予想しうる)ことだから、可能であれば試合後にしたい。帰りの時間の都合などあるのだろうか。それにせっかく凝った照明にするなら、受賞者へのインタビューなどあっても良かったと思う。


とはいえ、試合間のトークショートーク苦手そうなメンバーばかりをわざわざねらって選んだかのような人選が乙)や外通路での各種企画など、ファンサービス系のイベントもいろいろ考えての優勝決定戦&3位決定戦で、関係各位には謝意を表したい。その努力が報われたか男子の試合のあのカードの決勝戦にしては観客も多かった。個人的には一人客だからということもあってそういうファンサービス系イベントは楽しみづらいのだが、餌は種類多めにまいたほうがいろんな鳥が来るよね。中でも、豊田合成さんは多くの選手が(トークショーや個人表彰に関わらない選手も)わざわざ埼玉にきていて、交代でブースでサイン会などをやっていた。ほかのチームもブースは出してたけど、選手があれだけファンサービスしていたのは合成だけだったっぽい。自分ももう少し若くて向こう見ずか、または一緒にきゃっきゃできる女友達と一緒だったら突撃していたと思う。ことに北川氏には一言卒業祝の意を伝えたいものであった。


今日のパナは強かった。フェリペに連行される南部監督がかわいかった。南部監督といえば(オフィシャルの特設ページにも載っていたが)かの第5回Vリーグのときのメンバー。優勝できて何より。