本日の結果 - 1000万人都市の片隅から

第１試合　大分三好３−０FC東京：三好残留決定
第２試合　NEC３−０警視庁：NEC残留決定

うーん……。第１セットはこりゃ警視庁が取るかという勢いだったけど，終盤NECのセッターを脇戸にかえてから急に流れが良くなって，20点を過ぎてからどうにか追いついて逆転して，そのセットを取って残留決定。

高橋のトスが読まれまくって３連続ぐらいでシャットされたときにはどうしようかと思ったが，いったい何が悪かったのかわからない。奥が深い。そういう意味で昨日よりは警視庁のブロックは良かったと思う。

そして警視庁さんはディグはいい（そうでなくてもNECはもともとアタックが１度で決まらないチームだ）のだが，レセプションが２試合通してもう一つだった印象で，それもあって攻撃が単調だったり，スパイクが低かったり。試合終盤にはネットを越えないスパイクが頻繁に見られたのが勿体なかった。サイドアタッカーの個人技でどうにかしてるけどそのうちスタミナ切れになっていたような印象。それでNECのブロッカーに捕まっていた。昨日，もうちょっとブロックをしたいと言っていたN松本にもだいぶブロックが出たんじゃないだろうか（帳票まで見てない）。

しかしNECは第３セット以外はどうにもぴりっとせず（特に第１セットは酷かった），これじゃあプレミアで勝つのは厳しいよ，と。NECのスパイクのきまらなさ加減にもそろそろ慣れてきたが，今日の試合も，双方スパイクが決定して点を取るのではなく，スパイクをミスして（或いはシャットされて）終わるラリーが多かったように思い，すっきりしなかった。

第１試合もそうだったんだけど，相手がチャレンジのチームなら，どうにか粘って拾って，最後に相手が自滅するまで待つことができるんだけど，プレミアの各チーム相手だと一度切り替えされたらたいていそこで終わるので厳しい。NECのサイドアタッカー陣は身長の問題なのか打つときの技術の問題なのか，どうも素直に真っ正面から打ちすぎていたり，ふかしすぎたり，レシーブ構えているところにフェイントしてみたりと，おばかなスパイクが多い。まだ若いので，とは言うものの，センターでさえもよく拾われているからトスのタイミングとかもあるのかなあ。みんなちっこいからよほど速いトス回しで速攻並のスピードで打たないと勝負にならんような気がするけど，思い切ってはいけてない感じだ。逆にオープンならオープンでもうちょっと滞空時間が長いといいんだが，みんな滞空時間短くて打ち急いでいる。相手コートを見て打ち分けられるといいんだけども高望みか。先日見た決勝戦で宇佐美が入ったときの彼のファーストタッチが，アタックラインの後ろあたりから体勢を後方に崩しながらのレフトへのすっげー速い平行トスで，それをフェリペがブロックが着く前にえっらい速いスパイクスピードで打ち切って，あれは惚れ惚れしたものだ。スパイクのスピードも……言い出せばキリがない。長年課題だった守備面がかなり向上しただけに攻撃力の低下が気になる。

セッターと言えば新人さんの菅（と柴小屋）が帯同していた。菅ちっちぇぇ。かわえぇぇ。黒鷲で来るかな。さすがに早いだろうか。初日や２日目あたりなら出そうだが，当方３・４・６の３日間のみなのでどうだろう。

第１試合についてはどうにも。試合後の小川キャプテンのインタビューにぐっときた。たぶん三好さんは東京さんに相性がいいんだろうが，NECがFC東京と当たってたらあの勢いに呑まれるんじゃないだろうか。それぐらい東京さんメンバーの気のみなぎり方というかオーラというかは濃かった。

余談だが，三好さんの応援に旭化成集団がかけつけていて，どこからあのスティックバルーンが出てきたんだろうという疑問はともかく，舩越（兄），大坪，鈴木孝政（はちょっと自信がない）あたりの元化成メンもぞろぞろ並んで応援していた。舩越（兄）が，私服・至近距離でも小柄だったのでびっくりした。コート上で小さく見えても近くで見ると大きいのがバレーボール選手だと思っていたが，そのへんのにーちゃんと全く差がなく，ジーンズ履きの太腿（膝の上）などどうやら自分より細いようでかなりショック。ふつーに細身で小じゃれた格好で子ども相手に優しげでかっこよかったのがなんか悔しい。30過ぎてあの肌理の細かさと肌の白さなのも悔しい。ふにゃ弟は昨日はちょろっと出たが今日は出場機会なし。昨日も来ていたのかしら。

追記。帰りは時間を見計らって少し早めにバス停に行ったものの案の定の長蛇の列。ところが，臨時車両が出されたようで，系統と行き先の書かれていないバスと通常の路線バスが同時に２台連ねてやってきた。バス停の道路の向こうで何か調べ物っぽいことをしている制服の人がいるなあと思っていたが，バス会社の人だったらしい。混むバス時間が読めない競技にもかかわらず，寒空の中職員派遣。かなちゅうGJ。

家からPASMO１つで全部行けるのがいい。均一運賃でないバスに初めて乗ったが，乗車時にPASMOを乗車時専用のリーダにかざし，降車時に支払い用のリーダにかざす方式。わりと直感的でわかりやすい。バスに乗るときにいつも気になる釣り銭や両替（釣り銭方式なのか両替方式なのかなど）の心配がいらないので随分楽だ。