今読んでいる本


ということで。


プリンセス・トヨトミ

プリンセス・トヨトミ


文芸書は単行本では買わない主義なんだけど(置き場所がないから),マキメさんの本だけは例外になってしまった。置き場所もないのに買う。


単行本の方が印税額が大きい気がするので(未確認)。


新刊待ってたし。


もちろん,面白いと思わなければ買わないのでしょうが。


装幀(カバー及びカバーを外した表まわり)がちょっと凝っている。中面のデザインのテイストは既刊本に似ているが。


恐ろしく分厚い(ソフトカバーで25mm以上はある)んだけど,例によって異常に親和性の高い文体なのでするするっと。相変わらず奇妙奇天烈な展開が独特の説得力のなさで進行していき,絶対変だろコレと脳内で突っ込み入れまくるんだけど,よく分からないままにずるずると読まされてしまう強引さ。むー。