それでも今すごく眠いし,数時間後にはいつもと同じ朝が始まる
「それでも地球は回っている」というタイトルの秋里和国の漫画がありますが。そのフレーズがぐるぐる回りつづけた,夜10時半の職場のデスク。原稿あげるまでは帰れないし翌日も休めない。
夜中に書くべきではないと思います(本気で眠いし)。でも,今は暴言を吐きたい。チラシの裏に書くべき事とわかっていても暴言を吐きたい。
- 今はまだ語る言葉を持たない。
- この瞬間から,カイシャが敵になった。気がした。でも気のせい。
- 洗濯機を買い換えようかと思った。
- ウチで唯一のN社製品なので。
- 既に撤退している白物家電(14年物)を廃棄したところで敵は痛くもかゆくもなかろう。
- たんに,ロゴを見るだけでも嫌な気分になるというだけ。
- といいつつ,普段ロゴは目に入っていないのできっと買い換えない。
- 「唯一」に対して愛社精神がないと指摘されたら,素直にごめんなさい。
- でも,個人ユーザ向けにハードウェア売る仕事は今はメインじゃないでしょ?
- 不買運動するつもりはないよ。何の意味もない。
- そういう人しか応援しちゃダメなチームという方針ではあった気がするな。妄想だけどね。
- それが時代に合わなくたってその方針(妄想)を貫くことは,(軽々しく)方向転換することに比べて間違っているとか劣っているとかではないと思う。
- あくまで個人的な好みの問題として,わたしは必ずしもプロ万歳派でもないしクラブ万歳派でもない。
- 一企業のお抱えでもいいじゃないか。
- その代償として,こういう事態を受け入れなければならないということだろう。
- このケースは「100%出資のお抱え」とも違うんだけどね。
- 出資100%なんだったら,ほかの出資先探すこともできるだろうけれど
- つまるところは福利厚生の一環であるところの部活動のようですので。
- ○×高校の吹奏楽部の生徒が△■高校のバレー部を応援しているようなもので
- △■高校の校内事情に○×高校の生徒が口を挟んでみても……ねえ? 内政干渉と言われるがオチ。
- そりゃもちろん愉快じゃないさ。色々腹も立つ。
- ただ,腹立ちが向かっている先は,カイシャそのものやカイシャの決断それ自体とはちょっと違う。
- そう言う意味では,別に大げさに「敵」認定することもないかな。
- なんとなく,延命し続けてし続けて,いよいよ限界が来たんだろうな,と思わなくもないし。
- 「日本人選手は全員正社員」のチームの筋を通さなきゃ
- 宇佐美や松本が出て行った意味がなくなる。
- だんだん箇条書きで書くことじゃなくなってきたけど,
- 競技自体がアマチュアベースで興行としての市場も大きくないのが現実で
- 競技自体をプロ化しよう,興行で成り立つようにしようという考え方はあるけれど,それは別の話として,
- 現状を踏まえた上での一企業の取り組みとして,Nのそれは悪い物じゃないと思っているんだ。
- むしろ(環境さえ許せば),アマチュアベース競技の競技者にとって望ましい環境じゃないか。
- トッププレーヤーでいられる年数は,その人の一生に対して(ふつうは)それほど長くない。
- 引退後の生活がある程度保証された環境で,若い内の数年間を安心して競技者として(いわゆる通常のカイシャの業務はせずに)専念できる。そして,それを支援するカイシャ。
- 前にも書いた「運動が得意」な子が,「いいカイシャ」に入れる方式でもある。
- そりゃ,他の同期入社に比べて通常業務を担当するのが遅る分,引退後は苦労もあるだろうけども。
- 高校時代の実力や将来性を買われて入団したもののプロではなかなか芽が出ずに,高卒入団3年目ぐらいでクビになって路頭に迷う選手が大半を占めるのもプロスポーツ界の現実。
- 幸せの形は人それぞれ。
- プロ志向の強い選手もいる。現役を退いても競技界やその周辺で力を尽くしたい人もいる。そういう人たちは,近頃はプロ契約に門戸を開いているチームも多いから,そちらに行けばいい。
- そうじゃないチームもあっていい。選択の権利はある。
- ただ,今のこの会社が,それを維持していくことが無理になっちゃっただけ。
- その結果について,社会経済とか選手の指向とかファンの指向とか業界の情勢とかから見た何か,みたいな,次につなげるべきことはたくさんあるだろう。
- それはまた別の話。
- だから,今までありがとう。
- でも,今回の一連の中途半端な報道に関しては,カイシャのやり口にめちゃめちゃ腹を立てている。
- ブコメに書いたが,あまりにファンをバカにしている。
- 署名の有効性を云々する以前の段階で,どうしていいかわからなかった。
- 私たち(と,差し出がましいが敢えて書く)の不安な気持ちと,それでもそうするしかなかった気持ち。
- フルタイムで仕事をしながら文字通り寝る間を惜しんで準備を進めた発起人さんとまわりの人たち。
- 二週末にわたって1日12時間以上も屋外で立ちっぱなしで署名活動をした人たち。
- 署名活動に許可を出してくれた体育館と主催者。
- 署名活動の広報に協力してくれた選手・関係者・他チーム応援団。
- そして,個人情報うんちゃらのこの時代に,見ず知らずの赤の他人に本名を預けた数千人の市井の人々。
- 発起人さんは,常にチームと会社に迷惑だけはかけちゃいけないと,気を遣っていた。
- そんな署名活動の様子を見ながらも,常に思い切れない気持ちがつきまとっていた。
- 報道がガセで何事もないんだったらどーするの? って気持ちもあった。
- そんな状況でもじっとしてはいられなかった人がそれだけたくさんいたんだ。
- どうして,分かっていながら,3週間も野放しにできたのか。なぜ,一度も何一つ発表をしなかったのか。
- 協会や機構に対してはあえて考えないようにしてきたので,今はほんとに何も考えてない。
- とにかく歯がゆい。
- 休部でも廃部でもいいよ。復活した例なんて聞かないし。
- 皆それぞれ,思う道を歩めばいい。
- 辛いのは,私たちじゃない。辛い決断を迫られたのは私たちじゃない。
- きっと,決めた人たちは苦渋の決断だった。
- 選手は人生をかけた苦渋の決断を迫られている。
- 解散!