日記にカテゴリをつけるのが好きじゃないので


今年の夏の終わりごろに「後学のために毎月新刊BL買うぜ」は,9月から始めた(んだと思う)ものの3か月目にして暗礁に乗り上げかけている。まだ15日あたりに発売されるレーベルがあるから,というのは言い訳で,実は今月は既刊の3冊完結シリーズを大人買いした(詳細は気が向いたら後述)ので,予算的にももういいかなという気分になっている。


しかし大人買いした本は当初の目的からすると,達成はできていない。新刊でないだけでなく,未知の領域への挑戦とも言い難い。


偶然かもしれないが,先日よく行く本屋その1に立ち寄ったらBL文庫に漫画のようなビニル袋(名称失念)がかかっていた。その時は別のよく行く本屋で探そうと諦めたのだが,また別の日にたまたま普段は行かない大型書店に立ち寄ったときにBL棚に行ってみたらそこでもBL文庫に全部ビニル袋がかかっていて,ああこれはきっと今月から全国の書店で一斉に始まったに違いないと思ったのだった。とはいえ,既刊シリーズを大人買いしたのはそのときではあるのだが。


その後,他店の調査はしていない。が,時間の問題だろう。


ちょうど漫画の単行本が袋に入り始めたのが20年ぐらい前だったなあと寂しい気持ちになった。あのときも当初は「これじゃ新しいまんが買えないじゃん」と不服だったが,すぐに慣れた。ぶっちゃけ「立ち読みは犯罪です」なので,ビニル袋がかかったほうがいいとは思う。とくに漫画は制作にかかる時間のわりに読む時間がかからないので立ち読みでおしまいになりやすい。


しかし,読んだことのない作家さんの書き下ろし小説本を買うには,カバーありのシステムに慣れるまでは難儀しそうだし当たり外れも大きくなるだろう。有り体に言えば買う意欲が一気に萎えてしまったのも正直な気持ち。カバー装丁やカバーイラスト(=本文のテイストと必ずしも一致しているとは限らない)と帯や裏表紙のあらすじ(=本人が書いた物ではないので以下同文)でしか判断できないというのは,かなり厳しい。


と思いながらも3冊まとめて買ってみたらたいへんみぞおちが痛くて満足したので,慣れさえすれば実際のところ大差ないんだろうけどね。いや,あるか。まだ買ったことのないレーベルに手を出すかどうか,かなり賭だ。


もともと何がしたいのかよくわからん企画ではあったし,なかなか殻を破れないということもわかってきた。だいたい自分の好みの傾向がわかってきたので,敢えてそこを外した本を選ぶということをしづらくもなってきた。


それはさておき。たべたもの(たまにサボってるし最近はすっかり後追いで記憶を辿って書いているので記録の質も精度も効果もかなり低下しているがいちおう1年2か月続いている)ははじめからそのつもりだったのでエントリのタイトルをそろえることができているのだけれど,本に関してはたった3か月なのにばらついていて既に始末におえない。


asinlogモジュールを使えば最近言及したものが出るのでいいだろうと思ってみたがさにあらず。はまぞう機能を使って挿入しているのに出てこないエントリもあるし,ISBNだけでないために本以外が混じってしまう。


今からエントリを分けるのは難しいんだが(ほんとは誤字以外直したくない),せっかくなので,近日中にどうにかしよう。かなあ。