借りて読んだ本
- 作者: 森見登美彦
- 出版社/メーカー: 角川グループパブリッシング
- 発売日: 2008/12/25
- メディア: 文庫
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貸してくれた同僚は「文体の合う・合わないできっぱり好みが割れる」と言ってたけど。
お話は面白かった。各章がそれぞれ独立したエピソードになっていて緩やかに全体の物語が織りなされ,最後はスケール大きく(といっていいのか)大団円。ファンタジックかつみみっちくて,学生時代を彷彿とさせる。もちろん地元ネタだから面白いという部分もある。
文体は,嫌いじゃないしするっと読めるけれども,パスティーシュ臭はしちゃう。現代のネタを近代風の文体で書いたって何ら問題ないはずなのに,あざとさを感じるというか。何故だろう。
文房具を楽しく使う ノート・手帳篇 (ハヤカワ・ノンフィクション文庫)
- 作者: 和田哲哉
- 出版社/メーカー: 早川書房
- 発売日: 2010/01/30
- メディア: 文庫
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さっき帰りの機内で読んだ。読みながら自分のノートの使い方に想いを馳せる。高校を卒業して以来書き終えたノートの管理をきちんとできていないのでかなり散逸傾向。人に見られたくないものの筆頭なのに。
スケジュール手帳も持ち歩かなくなった近年の用途は専ら試合中のメモかライブ中のセトリメモで,その日の内にパソコンに書かない限りは見返すこともなくなった(見返しても何を書いているのかさっぱりわからない)。
大学に入る前はB5判のダブルリングノート,大学に入った頃からはずっと無印良品のA5判のダブルリングノートを使っていたけれど,ここ1年ほどはA6の糸綴じだか無線綴じだかにスライド。A6のほうが持ち運びと試合中のメモには便利。ページの真ん中で仕切って使う。
開いてるページが自然に閉じちゃうのが好きじゃないので,ほんとうはダブルリングがいいんだけど,A6の横ダブルリングってあるんだろうか。と,さいきん文房具屋にも行かないのね。