書こう書こうと思いながらなかなか書けないでいること

買って読んだ本


結局書いたので下に。

排球楽会でみせていただいたスコアとかメモとか


そのあと別所で見かけたのも含め。ただ,それこそ創意工夫が凝らされている著作物だと思うので,許可もなしにここで具体例を挙げながら控えておくことはできないので,ネタとして向かない。

終助詞「なう」の意味と用法


これが広辞苑に載るのはいつでしょう。わたしの狭い観測範囲では専ら終助詞の動きをしていると思うのだけども,かなりあちこちで変型しつつ出現しているらしい。実際のところどのぐらいまで広がっているんだろう。


メジャなのは「進行」と「完了」。「進行」のほうは,進行形で表すことができるからわざわざ「なう」を使う必要はないけれど,進行形にするよりも「名詞(or動名詞)+なう」の方がシンプルなので普及してるんだと思う。目新しさ,おもしろさはもちろんあるけれども,活用が簡単な方が好まれる傾向はあるとおもう。


「完了」に関しては,これまで日本語で完了を分かりやすく示す方法はなかったので,画期的だと思っている。助動詞「た」(ってあったっけ?)が過去か完了かの判断は難しい。文の(語の)形ではなく,文脈(文の意味)に頼っている部分が大きかったのが,「た+なう」で完了であることがより明確になっている。


あとは,「動詞の現在形+なう」でこれから起こる(起こす)出来事を表したり。


もっとも,そのへんは既にあれこれ研究されてると思うので,いまさらなんだけど,流行言葉やネットジャーゴンとしてすぐに廃れてしまうのか広辞苑クラスにまで普及・浸透するのかは興味のあるところ。


ちなみに「だお」も載る? と聞いてみたところ,これは単なる「だよ」の音韻変化であって新しい語や用法ではないと早々に却下された。

「ファン」が知りたいこと,マスメディア


バレーボールのイヤーブックなるもの(の存在を今年初めて知った)が出ていると聞き,様子を窺いに書店に立ち寄った。男女それぞれあって,女子の方は見ていないが,男子の方は,巻頭から全日本有力候補選手のロングインタビューが掲載されていた。


試合の公式記録が公式サイトに掲載され,ニュース記事もほとんどがネット上に無料でupされ,また市井のアマチュアによる見学・観戦レポート等も充実している今,お金を出さないと手に入らずかつ一般人が独自で入手することが困難なコンテンツの筆頭は,選手・関係者の口から出る言葉,かもしれない。


全日本への思い入れの強さも影響しているだろうけれど,そもそもわたしはあまりそのへんを希求してないらしい。というのがわかったので,その場での購入は見送った。


その人個人にどれだけ興味があるか,言い換えればどれだけ為人に思いがあって好きか,とも言えるかもしれない。


だから,ファンを自認する人のインタビュー記事なら,載っているなら読みたいし買うだろうとも思う。けど,インタビューとかコメントがほしい,本人がどう考えてるか知りたいってとても強く思うかというと,それほどでもないかなあ,と。今のところは。将来はわからない。


たまたま無口担当みたいな人にひっかかっちゃったから諦めがついたのかもしれない。あ,バレー選手のことじゃないよ。


一部の特に思い入れの強い対象を除けば,おおむね「何考えててもパフォーマンスがよければそれで充分」のその場主義(刹那的かもしれない)だし,来る物は拒まず去る者は追わない傾向にあるらしい。


そのへん,何を求めてるかは,人によってさまざまで,そこに是非や優劣はない。或いは,さまざまな情報を仕入れて多角的な視点で物事を見たい(考えたい・判断したい)という人もあるかもしれない。


パイが小さいので,いろんな人の知りたいを全部一つの場所にちょっとずつ詰め込まなきゃいけない現状が,結果として誰にとっても少しずつ不満な仕上がりになっているのは,否めない。


じゃあどうすればいいかってのは。とりあえず業界盛り上げるべえ,日付変わって今日は来年のワールドリーグ出場権をかけたプレーオフが長野で行われる。