関東大学秋季バレーボールリーグ戦男子1部,第1日


春のようには参りません。急行2駅の会場なのに初手から2時間の大遅刻,挙げ句メモ帳と筆記用具忘れる,そして3時間半立ちっぱなし。うむ。


今季は10チームで総当たり1回戦。なので9日間。開幕週は,春季2部1位で今季1部に自動昇格した専修大学の生田キャンパス。3D仕様の構内がダンジョン過ぎてどうしたらいいのか。同じ丘の上でも,正門から全体を一望できる東海大湘南台とはあまりに様子がちがって,事前の調査不足も響いてたいそう心細い気持ちだった。まだ夏休みだからか学生さんも少ないし。別の意味でアウェー感。

順天堂大1-3国際武道大


みてない。「何で負けたの?」「いやそれが,(自主規制)」という会話は,次の試合を見てたときに横から聞こえてきた。誰が訊ねたのかわからんが,あまりに単刀直入すぎて笑った。明日は順大見る。どきどきしますわ。竹浪の白さに。

日体大0-3法政大?


これも見てない。実は移動中にちょいちょい見ていた時には逆の結果だと思い込んでいてごめんなさい。

明治大3-1専修大


明治はスターターはセッター新,サイドは春と同じ,MBが佐々木澤田(これは春の後半?)。第4セット途中ぐらいで澤田にかえて鎌田。


春季1部2位と2部1位の対戦は接戦となり,スコアこそ3-1だけれども,第3セットも第4セットもデュース。第3セットの最後は,白熱の長いラリーを明治が制した。第4セットも,32-30までもつれた。第3セットのデュースに入ったラリーの途中で,芳賀の神業のようなディグが見られた。


順大を(つーか某選手を)実際に見たときにどういう感想を持つのかわからないけれども,春から引き続き明治らぶ。今日はセッターとアタッカーがほんのり合ってなさそうに見える場面がちょいちょい。専修頑張った,の一方で,明治もうちょっと,でもあったような気配。


対する専大は初めて(除く東日本インカレの1試合)見たので,栗山以外は追々。

中央大3-0慶應


ついたときには第2セット始まってたし,Bコート遠かったんでほとんど見てない。中大は東西インカレっぽい布陣で,セッター石井。千々木白岩渡辺。MBは長山と傳田


慶應リベロ交替してて,それが*1中出だったので驚いたんだけどさ。春にだれがセカンドリベロしてたか覚えてないんだけども。小池と間宮と岡田と川村は見かけたけどあとがあんまりわからんかった。サウスポーの藤井が気になった。機会があれば。


間宮のインパクト音が凄かった。どがっていうかごすっていうか。低くて重い音。春からこんなんだったっけ。


中大さんが盤石だったふんいき。

東海大3-0筑波大


筑波は春季2部2位つうことで,1季で1部に復帰。もっとも1部にいたときからなぜか筑波運がなく,筑波の人は全然わからないでござるの巻。椿山,山根,出来田,久原,木原,前田,L白石。椿山と山根はバレーボール選手にしては珍しいぐらい厚みのある体格。あんだけでかいとボールの破壊力も桁違い。体専半端ない(ほかの大学だって,スポ専があるあの辺やあの辺は同様のはずなんだけども,なぜだろう)。


東海はやこさんやすながさんお戻りで,蓋を開けてみればコートの上はデジャブ光景。なんというかなんというか。M×Sに比べたら東海さくさくすぎ。第3セットは20点にのるまでずっと筑波がリードしていたが,結果は25-21(たしか)と4点も差が開く。


春のときからそうだけど,あの人達,ビハインドでも眉一つ動かさないからね。1セットぐらい落としても動じない。だから見てる方も,ちょっとビハインドなぐらいじゃ負けそうに思えない。そして,予定通り20点以降でささっと捲ってきちゃう。あいかわらずだ。


インパクト音が違うといえば,春リーグが始まった日に体が大きくなってスパイクがごつくなったと感心した記憶のある星野が,また,スイングが速くなっててスパイクスピードも速くなっててスパイクの威力が増してた気がした。見てない間に記憶がリセットされて妄想の星野(=守備の人)に戻っていただけかもしれない。が,毎日毎日あほのように練習ばっかりしてプロテインばっかり飲んでるんだろうから(偏見)それを繰り返してて育たないはずもない。いったいどこへ行くんだろう。(進路という意味ではなく,タイプとして)。右からも打てるようになるといいね。


そして深津3−塩田の謎のホットライン。第2セットの終わりごろだったかの塩田サーブのローテーションで,安永のブロック横移動は早いのぅとぼーっと見ていたら,深津があげたトランジションのトスをなぜか塩田がネット際からスパイクヒットしてポジショナルフォルトを喰らってたように見えたが,あれは目の錯覚で打ったのは他の人だっただろうか。。そして次の第3セットには,二段トスを処理すべくボールの下に入った塩田が,ライト方向を向いてライトに二段トスをあげて,それこそ深津しかいなくて,深津がガチスパイク。何をやってるんだと腹抱えて笑いそうになった。深津3は,東海大の伝統なのかなんなのか,攻撃スキーな感じでたのしい。

パンフ,ほか


個人写真がNEEEE! どうせ顔が見える距離でもないし家に帰れば春のパンフがあるから問題あるまいと思ったものの,今そこにいるユニフォームから着替え終えた選手が誰かを知りたいときに写真なしのパンフレットでは何の役にも立たないという。出入り口近くで立ち見ってたので,どこかで見たようなのっぽさんたちがぞろぞろ出入りするんだけど,中途半端に記憶にひっかかるから余計に気になって仕方ない。ぐわわわ,喉まで出かかっているのに,という無駄なストレス。


ところで,帰りのバス(まちというかなかというか)ですぐ近くにいたのがどうやら選手のお身内の方だったようで,漏れ聞こえる連れの方との会話に出てきたその選手のエピソードが微笑ましかったり心温まったりで,心の中でラッキィと思って聞いていた。


個人的には,「なかのひと」にはあまり近づきたくない・見たくない・知りたくないスタンスなんだけど,あのフリーダムな空間では,避けることもできない。ぽてぽて試合観てるだけで後ろをひょこひょこ選手が行き交ってチームメイトや知り合いらしき人達とふつーに話してるからなあ。そりゃ身内だって見に来るし,それも公共交通機関で一般客(どれぐらいいるんだろう)に混じって移動するし一般観覧席で見てるわけだし。総数を考えると身内率が高いのも当然で。むむむ。今日のところは,超ラッキィではあったけれども,恐いなあとも思った一こま。

*1:スタートからだった模様