天皇杯・皇后杯ファイナルラウンド(試合以外のこと)


暫く(ここを)留守にしていましたが,木曜の1回戦から4日連続で代々木体育館に通いました。新宿からJRで2駅目というところは千駄ヶ谷東京体育館と同じで,千駄ヶ谷に行く総武線各駅停車よりも原宿に行く山手線のほうがちょっぴり間隔も短いのだけれど,駅を出てからは東京体育館の方が近い。


代々木体育館は屋根の工事中でした。


今の形態になって4度目の天皇杯皇后杯。新天皇杯の象徴的な存在だった赤黒ボールは今年からなくなり,女子がミカサ・男子がモルテンの(Vリーグとは逆の)通常カラーリングのボールを使用。


今日(日曜)は男女準決勝だったのですが,2コート進行だったので,優勝賞金1000万円がかかった大会の準決勝にしては,プレミアム感にはやや欠けた。せっかく日曜なのにいわゆる応援団が8チーム中パナとサントリーだけだったのも拍車をかけてた(マーヴェの私設?さんは土曜もいたし動員かからなくてもみっしり埋まってたのはすごいと思った)。そのパナ×サントさんも,2コート進行だとシンセも使えないんだろうってことで,V・プレミアの普段の試合に比べると随分素朴な雰囲気。もっとも,肉声だけのリードとチアは生身応援っぽくて良かったのは良かった。


男子だけ・女子だけを見たい(大半の)人にとっては時間の効率はいいし,客入り考えても,センターコートで4試合にしちゃうと中途半端にすっかすかになりそうだから運営としては妥当とは思う。複数コート進行でもちゃんとタラフレックスコートなので,その辺はプレミアム。エンド側に(スタンドが別れて)両チームの応援席が配置される構図も,個人的には好き。会場内の案内表示やスタッフさんなど,運営はとってもしっかりしてた。ただ,ちょっとだけ寂しいというかなんというか。アリーナ席もパイプ椅子になっちゃうし(あれはどうにかして少しでもひな壇にできるといいと思うのだがー)。


現状インドア6人制唯一の完全オープンの大会(文字通りバレーボール全日本選手権)。盛り上げようと思えば盛り上げられる要素満載なのに,なんとも位置づけが定まらないままで,そんな雰囲気がそのままあらわれてるまったりした代々木体育館。


大阪まで出かけなくてもこういう異種格闘戦が見られるようになったことに関しては嬉しいんだけどなー。黒鷲旗は「OVAが音頭取っててゴールデンウィークで府立体育館」が固定されてるからわざわざ調べなくてもふらっと行ける(から地元の人らしき人がたくさん来てる)けど,天皇杯皇后杯は日程や会場もまだ落ち着かないし,その割に単発大会ゆえ広報・告知もちまっとしてるから,なかなか見て楽しむ大会としても位置づけが難しいところ。試行錯誤は続く,のか。


ってことを書き始めてもう3年目(初年度は1/2〜5ぐらいだったので完全スルー)。


日テレが降りちゃった(47NEWSでは特集してくれてるけど)ので,12月23日の決勝戦NHKBS1で放送があるようです。


勝戦のカードは男子がJT×サントリー,女子が東レ×デンソー。3位決定戦はやらない模様。わたしは(スキーに行くので)行きません。


「毎日書く」が実際には3日に1回ぐらいになってますが,元気でやってます。