スキー@ルスツ


昨日無事に帰京しました。


音に聞く北海道のパウダースノーなるものを初めて体感。片栗粉みたいだった。雪玉作ろうと思っても固まらないの。踏んだらきゅっきゅ言うの。巧い人の通った後には粉雪が舞うの。風吹いたら下から雪が舞い上がるの。


標高900mを越える山頂付近は樹氷ができてて,綺麗だった。珊瑚の置物みたいでもあった。そんななか緑の葉っぱでけなげな熊笹。積雪量はまだ60cm程度で,最上級コースを中心にまだオープンになってないコースやリフトも。


天気はずっと今ひとつで,時折横殴りに雪交じりの風が吹き付ける。ウェアは優秀なので胴体はそれほど寒くないけど,外気温−10℃の世界では顔に当たる雪が痛い。次第にグローブの中の指も冷たくなってきた。春スキーとはえらい違いだ。


視界も概ね不良。しかしあまりに見晴らしが良いと高所恐怖症的な意味で怖い(一度だけ下の方まで見えてどうしようかと焦った)。あんまり先まで見通せない方が,目の前の斜面に集中できる気がする。


実質2シーズン目,3回目のスキーで,まだまだとても滑れるとは言えない段階。レベルは明らかに初級なのに中級コースに放り込まれるので,たらたらペースでも滑って降りるしかない。最大斜度19度とか,距離2300mとか。でも,ふかふかの雪でブレーキがきくおかげで,ぼちぼち。2日目まではそこそこだったものの,3日目の朝一に転げ落ちた未圧雪上級者コースで脚を若干ひねり,恐くなってそのあとはひたすらへっぴり腰のボーゲンに戻ってしまった。多少はスピードにも斜面にも慣れてきたけどやっぱり怖いし,先は長い。


泊まったホテルはリゾートホテルで,冬休みとあって家族連れ多数。とくに,中国人(たぶん)客がものすごく多かった。そのわりに,ゲレンデは混んでなくて,とくにイゾラまで行くとえらく少ない。幅も広いし人少ないし雪はふかふかだしと,我々一行は大はしゃぎ。レストランやトイレが綺麗だったのも好感度高く,千歳からバスで片道2時間ぐらいと下手な本州のスキー場よりもアクセスが楽。もちろん,飛行機使ってリゾートホテル泊まってと費用はかかるんだけれど,なんたって雪がすばらしい。帰る日は青空が見えてて,下から山頂まで見えたぐらいだから上はさぞいい眺めだったろう。午前中出発で滑れなかったのが残念だった。また行きたい。


次回合宿は1月最終週。今年も同日程で行った新潟県はかぐら・みつまたに行くざんす。スクール入ってパラレルターン習うかなあ。


ということで錦糸町墨田区立体育館)のV・プレミアは回避。