全早慶明バレーボール定期戦(の慶應×明治)@慶應大学日吉記念館


おひさしぶりです。


この土日はもともとは西武ドームに行く予定でしたが,天候も悪くさっぱり起きられなかったので2日ともパス。スワローズどん底中だし。好調時に比べると確実に腰が重くなります。案の定連敗,首位陥落。わーん。


ということで西は西でも南西方面。如何せん外出が億劫になる空模様で迷いながらも一時はお留守番を決め込んだのですが,前夜2010明治の話が出て今年の明治が気になっていたところに現地からの情報がちらほら入ってきたので,矢も楯もたまらず(多分誤用),東横線に飛び乗ってきました。1回戦総当たりの第3試合第2セット途中に現れるという超やる気ない感じでしたが,この第3試合が期待通りの接戦で,フルセットの最後はデュース。楽しかったです。行って良かった。


明治のリベロを見に行ったら慶應リベロばかり見てましたの巻。


てことで第2セットから。


慶應:18山本 28柳田 26野口 23星谷 19岡田 16間宮 L15前田優


→明治:26杉本 17鎌田 22大塚 2松本 10澤田 1塩田 L30中村


慶應リベロ交流戦のときにいろいろ謎が多くあーでもないこーでもない言ってたけれど,交流戦の名簿に「セッター」とあった3年のほうの前田で正解っぽい。ベンチ入りセカンドリベロが9川村。


リベロがセカンドセッターになってる。明らかにそれを狙ったコンバートだろうと思われる働き。トランジションでのリベロセット率がそうとう高い。ほとんどは後衛だったけどジャンプトスもしてた。当たり前だけれどちゃんとトス。レセプションはそれなりにしてたし,たぶんディグにも入ってたけど,ディガーの印象ではなく後衛セッター。


慶應さんのコンバートぶりはたまらん。


今日の岡田は第4セットの終わりごろに脚を攣らせかけてたとかで,先週のような大爆発ではなかった(けど,2枚ブロックの間を抜いたり,狭いストレートを抜いたり,うまいなあと思う)。そのかわり,という言い方もアレだけど,今日は柳田すげぇって思うシーンが多々。レフトからのバックアタックで体ごと突っ込んでくような跳び方してた。ボールに全体重かかってるふうの。


慶應→明治→慶應→明治とセットを取りあって,最後は明治の粘り勝ち。第5セット12-14のビハインドから4連続得点で16-14で取ったのにやられた。地力はとんとんか慶應のほうが上かもしれないという印象を受けたし,明治は去年の素敵な4年生sが抜けてちょっとつまんないとも思っていたけれど,こういう試合をされるとほっとけなくなるので困る。杉本と柳田の1年生同士ノーガード(?)の打ち合いも興味深かった。


フロントオーダー流行の今年の関東1部にあって,明治はオーソドックスに大塚ライトのバックオーダー。レセプション外れてるのは松本。現状「困ったときに上がる」係が松本1人にかかってる感じがあって,だからブロック3枚がっつりつかれてちょいちょい厳しいのかなという印象は受けるのだけれど,今後の杉本次第でもあり松本次第でもあり。セッターは塩田・新どちらも見たけど塩分多め。相変わらずセンター線を多用してくる。ちょっと無理なレセプションボールだろうがラリー中だろうが平気で。素敵。X大好き。今日のMBのふたりはふたりとも速攻もブロックも(サーブも)大活躍で,アウトサイドのメンバーが入れ替わっている中で去年から出ていたこの2人が当面は軸になるかなーという感じ。コートに全学年ほぼ均等割。


今日観て両チーム印象的だったのは深い位置での横っ飛びディグ。これがけっこう上がってた。上がらん方が多いけども,上がると溜息。これって野球の外野好プレーと同じで,上手い順に定位置>すっ飛んで拾う>拾えないなのは頭ではわかってるけど,横っ飛びで上がるディグはとっても華やか。そして広いコートサイドをめいっぱい使ってコート外からオーバーパス→エースがどかん→きゃー。


あとは,先の交流戦で好成績を収めた早稲田が気になるところ。見てないチームはもっと気になるけどもう知らん。某チームとか某チームとか妄想の方が先行していて非常によろしくないです。大笑い。


東日本インカレまで大学の試合はお預け。去年より1週遅くなったことが4年生の教育実習的なあれやこれやとの兼ね合いに影響するのか否か,そしてヴェールに包まれたままのパンパシメンバー。はやくー。