予定地と書くと本文を書かない法則


しかし,予定地とさえも書かないでいると,内容どころか書こうと思っていたということ自体を忘れてしまう法則。


もうかなり前になるが,ついったーで,大学リーグを「ライトでオープンな場所(になれる)」という主旨のポストをした。そのときはなぜそう感じているかには触れず,いずれ140字で書けることではないのでこっちに書こうと思っていた。で,そのまま今に至る。


あと1か月もすれば秋季リーグが始まる。地区ごと・部ごとにわかれたリーグ戦で,各地区だいたい9月〜10月にかけて行われる。東北と関東にとっては今年度最初で最後のリーグ戦ということになる。そのあと12月の初旬に,大学カテゴリで最も大きな大会であり1年の集大成である全日本大学選手権が行われる。


といったあらましやガイダンスは幾らでも先達があるので,そこを解説するのはこの項の趣旨ではない。


わたしが初めて大学カテゴリの試合を見たのが3年前,2008年秋季リーグ戦だった。例によって1人でふらっと日体大健志台キャンパスへ出かけた。厚顔無恥と傍若無人が幸いしたのか,取って喰われもしなかったし怖いところでもなかった。


そうそう,前述のポストの背景(前提)として,「大学バレーを見るのはマニア層」みたいな流れがあったんだったかな。


それを否定する根拠をわたしは持っていないが,肯定する根拠も持っていない。少なくとも自分の経験について言えば,ろくな下知識もなしに思い立った勢いで見に行ったけれどあの場はそれを受け入れてくれた。そんなに閉ざされた世界じゃないよ。一般人でも見に行けるよ。


つーか,わたしが逆説的に自意識過剰なだけかもしれんが,みんな試合見に来てるんであって,客を見に来てるわけじゃないんで。


と,思うことにしている。空気は読んでないかもしれない。


土日神宮にプロスポーツの試合を観に行って改めて感じたのだが,いろんな客がそれぞれ好きなように,野球というスポーツをダシにしてひとときの楽しい時間を思い思いに過ごせる懐の深さが,あの空間の居心地の良さであると。


あれはプロ野球で大学リーグはアマチュアで見世物じゃないってのも一理あるけど,アマチュアスポーツの極みみたいな高校野球でさえ,全国大会ともなると一般客が500円(だっけ?)払って阪神甲子園球場大挙しているんだから,学生の試合に観客がいちゃいけないという道理もない。


体育館は,とくに大学のリーグ戦を行うような体育館は,野球場に比べればかなり狭いので,全く野球場と同じというわけにはいかないけれども,それはその次のフェイズ。


わたしはもともとVリーグ(現プレミア)だけをゆるく観ていたわけだけど,それと比べても大学リーグの方が気軽な面もある。


・安い タダから高くて1000円


・事前のチケット手配不要 有料でもお金持ってその場に行けばみられる。前売りとか売り切れとか席種とか気にする必要がない


・試合間が短い その上たいてい複数コート進行なのであまり手持ちぶさたにならない


・再入場可 人の出入りも頻繁ですし


・(関東1部に限って言えば)東京近郊の交通の便の良い会場が多いし試合日程も多い 奥さん,こんどのV・プレミアの日程見ました?


・1日の試合数が多い リーグにも寄るけど今秋の関東1部男子は12チームなので1日1会場1000円で6試合・12チーム見放題


・迫力とかレベルとかも案外充実 ものっそい外国人助っ人パワースパイカーはいないけど東体の3階から見るよりは近いし,チームカラーもいろいろ取りそろってる


欠点は,ユニフォームに名前が入ってないし選手名のアナウンスもないので,名前がわかりにくいことかな。パンフレット(プログラム)は売ってて,安いけど必須。


若い子たくさんいるし(若い子しかいないし),チーム数も多いから,お気に入りのあの子を発掘しに行くのにもオススメ。そんなん勧められても困るって。


というようなことやらそれ以外のことやらを書こうと思っていたようです。ライトオープン得意なキャンギャル(死語)絶賛募集中。