関東大学秋季リーグ男子1部第6日
もう折り返し地点過ぎちゃったぜ。そして,今日の試合を観たゆえに,まだ書いていない第4日の記憶が上書きされてしまったぜ。
東海大,遠い。そして迷子必至。GPS機能に言われるがままに行ってみたけどちょっと遠回りのうえ,心臓破りの坂もついてきた。明日は心臓破りの階段に挑戦してみよう。大丈夫かしら。迷子的な意味で。
専修大0−3慶應義塾
→専:20山本 8端場 13孫 18長友 9杉本 15板宮 L12國弘
慶:28柳田 26野口 27稲田 19岡田 16間宮 10金親 L15前田優
星谷どーした? と思ったら前週(というか今週)月曜に負傷退場していたとのこと。怪我人多いなあ。特にMB。早稲田の市川も武大の南も。そもそも慶應の山本悠登もだっけ。心配。
専修は第2セットのスタートを杉本→1大石にかえていたけど,第3セットのスタートでは元に戻していた。
しかし,隣のコート観てるうちにこちらは一瞬で終わってたわけで,何が起きたのかわからん。
専修も波がありすぎだろう。楽しいけどね。これで両チーム3勝3敗。
東海大3-0筑波大
東:13星野 3塩田 1小澤 23鶴田 2安永 15深津 L10大矢
→筑:20前田 3衛藤 2佐々木 17出耒田 11李 19久原 L7白石(2s-/5鈴木)
ストレートで決着,それも東海大が勝ったのは少し予想外だった。筑波は月曜の武大戦で初黒星を喫してはいたが,わたしはその場面を観ていないので,強い筑波のイメージで観戦に臨んでいた。
第1セットは序盤筑波が試合をリードしていた。しかし,東11-13筑からのちょっともたついたラリーを小澤のバックアタックで取ってから(これはブレイクではなくサイドアウトではあったのだけれど),少し東海が流れを引き寄せ,追いつき追い抜いた。
その後ほぼサイドアウトの応酬で18-18まで進み,次に3点ずつぐらい取り合いを続けて,先にセットポイントを握ったのは東海大。24-22。が,鶴田のサーブミス→出耒田のサーブポイントで,あっという間にデュース。東海が先行する形で26-25まで進み,両チーム強烈なスパイクをディグしまくる息詰まるラリーの末,出耒田のバックセンターからのスパイクが……止められたかアウトだったか忘れたけれど,東海大が27-25でこのセットを取った。
デュースになるちょっと前ぐらいに,後ろの方から,(東海は)このセット取らないとまずい,といった見解が耳に入ってきて,たしかに第1セットをどちらが取るかで試合の流れが決まりそうだな,とは思った。
第2セットも9-9まではほぼサイドアウトのみで進んでいたが,佐々木のサーブがアウトになって小澤にサーブが回ったところで,東海大が一気に15-9まで差を広げた。サーブポイントも1つあったが,いずれにせよ筑波が思うように攻撃できなかった。
その後筑波もチャンスでブレイクをして詰めようとはしたものの,この中盤に開いた点差を埋めきれず,25-20で第2セットも東海大が取った。
第3セットも中盤に東海大に大量得点の場面があった。10-10から深津がトリッキーなツーで点を奪い,サーバー鶴田。サーブのネットインエースや筑波のホールディング(?)などの東海大にとって幸運な得点も続き,東海大に流れが来てるところで,レセプション陣形の間を抜けるエンドラインぎりぎりのノータッチエースが決まり15-11。(その前に東海が10点目取った時も,レセプション3枚の逆サイドの間抜いたエンドラインギリのノータッチエースだったんだよねー。打ったの小澤)。
まだ慌てる点差じゃない,のだが,筑波大は第2セット同様,その点差を一気に埋める大量ブレイクチャンスを作れなかった。逆にのりまくりの東海にブロックやらサーブポイントやらでちみっちみっとブレイクされてさらに点差を広げられる。24-16から3連続得点で意地を見せるも,最後は小澤が2度目の正直のバックアタックを決めて25-19。
まあ……サーブ……ですな。東海大はサーブがえぐい。スパイクサーバーが小澤・塩田・鶴田の3人いればじゅうぶんすごい。うしろ2人は微妙なジャンプフローターと使い分けるのでタチが悪い。深津のフローターもいやな感じ。ピンサの神岡もけっこう嵌る。それでもふだんの筑波なら,BパスだろうがCパスだろうがなんとでもできるイメージがあるんだけど,どうも今日はそこが上手く行かず,調子に乗りきれない感じで東海のディグコースに打たされてた。そもそも,上に上がらないと相手コートに返すのも精一杯になるわけで,サービスエースも3セットのわりには多かった印象(我流カウントで3セット計8,かな。筑波はたぶん0)。
これで東海大1敗,筑波大2敗。
筑波のリベロ交替はレセプションが白石ディグが鈴木だった。最初白石だけで,途中から2枚入れ替え。
順天堂3ー1法政大
ほうせいがわかりません。。。
第1セット取ったのに……あとの3つはあっさり順大
法政だけが全敗街道まっしぐらしていて,いろいろ心配。なんで負けるのかいまいちわからん。ただ,まだそんなに差はないし,昨季下位グループの直接対決も残っているので,この後の試合で星を整えてくる可能性は大いにある。
順:23細中*1 26藤井 35西尾*2 21伏見 14竹浪(2s-13阿部) 2伊藤 L18渡邊/39館石
→法:7金澤 22池田 23村上 1田中 2松田 9平良 L12早瀬
順大は例によって真ん中へんで2枚換え。人(佐野か西尾か,阿部か竹浪か)はさておき,これで形になってきたのかなあ。ならよいのだが。
法政は前週の試合途中で試みられた,池田OP置き金澤inしたスタイル。セッターがかわってる!
順大は3勝目。まずまず中位グループに入ってきた。
国際武道1-3早稲田
ほぼ隣を観つつ,たまにぼへーっと様子を観ていた。ら,早稲田が2勝目をあげちゃった。
武大が武大なのに武大らしくなく足が動いていない。
同じことを前回武大が負けたときにも書いた。これで武大も3勝3敗。なんだけど。ほんの5日前に筑波に勝ったチームが。遠いですか,勝浦からじゃ。来るだけで疲れそうではある。
日体大3-2中央大
観てる方が疲れた。試合終わってどっと疲れた。
1・2セットは日体が圧倒した。どーしたちゅうおう,と思っていた。第3セットで中大がようやくエンジンがかかったのか巻き返し,第4セットはぎりぎりの攻防だったが,中大が最後土壇場のところでがんばって持って行った。
このパターンになるとフルセットボーイズは強いはず。お手の物じゃないのと思っていたが。第5セットの10点が来てからが勝負だろうと思っていたが。
個人的には攻サーブ支持派ではある。ミスっても返されても1点は1点。しかし,ブレイクが期待される,これまでの試合でその役割を果たしてきたリリーフサーバーがことごとくアウトになると,少なくともブレイクはできんのだ。できんと差が詰まらんし逆転もできんのだ。「なら入れとけ」とは思わない。今日はそういう巡り合わせだったんだろうな,と,つい非化学的なことを感じただけで。
日体がそれはまあ拾うこと拾うこと。それこそ武大みたいに。日体は「アタッカーががしがし打ってくる」イメージが強く,あんまり床にへばりついてるイメージがないのだけれど,今日は全員がベストディガー賞だった。梅野の反応の良さは相変わらず段違いだが,それをだいたいちゃんと繋いでいたのも良かった。最初のほうのセットを観ていないので,自分が観ていた範囲では日体もそんなに攻撃が決まっている風ではなかったのだが……勝負はわからん。
中大が負けて全勝チームがなくなった。中大が1敗で東海と並んだ。直接対決は済んでおり中大が勝利している。
日体は国士に負けた衝撃が大きかったが,案外まだ2敗で,上位争いに一気に顔を出してきた。