おぼえがき


身の回りに小さな変化があり,バレー界隈にはそれなりに大きな変化があったこの1週間

カイシャ引っ越し


一時期引っ越ししまくっていたウチのカイシャ,気づけば少なくとも7年(たぶんそれ以上。8年? 9年?)今のフロアにいたらしい。フロア内でのレイアウト変更やスペース拡張は何度かあったが,什器から変わってしまう大がかりな引っ越しは以前の記憶が忘却の彼方。荷出しも大変だったが週明けの荷解きも怖い。いろんな人がお膳立てしてくれるカイシャでさえこうなのだから,プライベートの引っ越しはできるだけしたくない(というかわたしには無理)と改めて感じた。

白水社「ロシア語のしくみ」を買った


2日後に同じ本屋に「トルコ語のしくみ」目当てに出かけたら,マイナ言語のスペースが完全撤去されていて唖然とした。英語中国語フランス語韓国語日本語ドイツ語イタリア語スペイン語,ちょっとポルトガル語,ざっつおーる。少し前に近くに大型書店ができたから,マイナ書籍はそっちにまかせて駅の本屋さんコースになるのだろうか。それにしても突然。平で展開していた新刊シリーズ書籍の特集が終わったら元に戻るかしら。だといいのだけれど。某大型書店は開いている時間には滅多に行けないもの。こうやってあまぞんでの購入が増えるんじゃないかよぅ。


それはともかく,ロシア語のしくみ,おもしろかった。何年かに一度不定期に,外国語に興味が沸く。ごく一部の言語を除けば,使えるようになりたいという欲求は限りなくゼロに近い。本のタイトルそのまんま(ただし,このタイトルは,文法用語を使わずに文法を解説するというシリーズ企画にあわせたタイトルで,ようは「文法」に近い意味合いなのだろうけれど),言語ごとのしくみを知りそのしくみの言語間での相違を知るのが楽しい。


きっかけは,ロシアの地名にいくつか「ノヴォ○○」というものがあり,同じ意味の接頭辞だろうと考えたこと。その疑問自体は地名でぐぐればすぐに分かったのだけれど(新○○ですね),気分が高揚していたために,つい本を買ってしまった,という流れ。


単語レベルではほかのヨーロッパ諸語と似ているものもある(外来語かも)。文法に関しては,性は3つで,格が6つぐらい。性が3つで名詞の格変化がある点はドイツ語方面に近いのかしら。時制の表し方はドイツ語のそれを知らないので比較できないが,少なくともロマンス系諸語とは大きく違うようす。


興味深かったのは,英語のbe動詞にあたる動詞がない(なくはないようだけれど,現代ロシア語の「わたしは○○です」の文では使われないし,そのほかの役割についても大きく異なる)こと,進行/完了の別を時制で表すのではなくそれぞれ別の単語があること,さらに,「have」にあたる動詞がない(たぶん)こと。


be動詞的な動詞とhave的な動詞はイタリア語にもあり,それぞれ時制やら受け身やらで大活躍している点が英語と共通している。ロシア語においては,「わたしは○○を持っている」という意味を表すとき「○○はわたしに属している」という表現をする。その表現自体はなんでもよいのだが(その,日本語の感覚では持って回った感に満ちた表現は,イタリア語の「わたしの名前は☆☆です」→「わたしはわたしのことを☆☆とよびます」など枚挙に暇ない),助動詞としてのhaveがないことの文法上の違いは大きい。

ばくちくのDIQ2011ぶるれいとDVDをどっちも買った


さんざん悩んだ結果。DVDは初回限定版。大騒ぎしてタワレコに取り置きまでして買ったのに,一週間経つがまだ開封していない。ぶるれいで映像は見たからね。しかしDVD初回限定版を買った理由は音源CDが欲しかったからのはず。

ヤクルト交流戦10連敗


その最中,5/26の西武戦@西武ドームと5/27の楽天戦@神宮球場を観に行った。今シーズン初観戦がビジターだった。


ファンクラブに入りそびれてしまった。5月頭には定員に達して受付を締め切っていた。4/20の巨人戦を天候不良で回避したあたりから雲行きは怪しかったと言える。


10連敗は32年ぶりのことだったのだそうだ。交流戦は見るのは楽しいけれど,ヤクルトの成績はかなり芳しくない。

オリンピック世界最終予選やってる


女子は最終戦にオリンピック出場を決めた。上位3位を除くアジアの1位,というところだそうだ。世界最終予選兼アジア最終予選なのでこういうややこしいレギュレーションになる。


金曜から男子が始まった。男子は3か国で展開されている。日本のぷーるは8チーム。全体の1位と,1位を除いたアジアの1位がオリンピック出場となる。

みにいった


金曜の第4試合日本対セルビア(第2セットから)と土曜の第2試合中国対イランを観戦した。来週は,行くつもりはある,が。千駄ヶ谷遠い。


A代表の大きな大会に行くたびに場内の雰囲気が趣味に合わないとさんざん文句を言ってきたが,金曜のセルビア戦は予想に反して大変快適だった。自分が試合開始に間に合わなかったからかもしれないけれど,全体的に場内のアナウンス(?スタジアムDJ?)が静かで,タイムアウト間やセット間にいたたまれない気持ちにならずに済んだ。


客席に対するアプローチが応援コールの前振り程度だったからかもしれない(というのは今日のTBSとの比較で気づいた。今日のほうが,エンタメ演出寄りと感じる点がいくつかあった)。ここは日本のホームなのでホームチーム贔屓な演出や応援は織り込み済み。それでも辛いと感じることが今までは多かったのだけれど,金曜はなぜか平気だった。惨敗だったけれどもむやみやたらにアレな感じでもなかった。有り難いことだ。


今日の中国対イランも,少ない観客で外国同士の対戦というたいへん困ったカードのわりにがんばっていた。手元にパンフレットなどがないので,得点したプレーヤの名前を言ってくれるのはありがたい。強サーバの前に注目を促したり,サブスティテューションを言い直してくれたり(公式アナウンスは英語なので)。しかし,昨年ワールドカップのB会場(日本じゃない方)の東京体育館でDJしてらした方だったようにも。なんというか,状況の微妙さ加減があのときを彷彿とさせた。


バレブー(今年は背番号20)とバボちゃんが手に手を取り合って出てきて,ふたりで何か絡んでいるのも大変かわゆらしい。金曜のセルビア戦では,試合後セルビア側に絡みに行ったバボちゃんにポドラスチャニンがもたれかかっていた。大の字でどーん。どーんのあと頭なでなでして,それからツーショット撮ってた。かわいすぎるだろ。今日の中国対イランは,勝ったイランの10番さん(「まゆげ」呼ばわりしすぎて名前を覚えられなくなった。がふー?)がバボちゃんの手を取ってぶんぶんしたらバボちゃんがこけてしまい,そのあと前向きに倒れ伏して自力で起き上がれなくて足をじたばたしてた。それに気づいた主犯が去りかけていたのを戻って起こすのを手伝っていた。ばれぶーはばぼちゃんに比べると動きやすいのでそういうへっぽこいことはしない。だからこそヒレカツにしてやりたくなる。


欲を言えば,せっかくの場内ビジョン,リプレイ流す時以外(あいてるとき)にスターティングオーダーを表示していてくれるとさらに有り難い。ローテーション表示じゃなくてサッカーの試合みたいな番号と名前だけで充分。タイムアウトのとき固定の制止画になっているのが勿体ない。編集したリプレイまでは望まないから,そのかわりにメンバーを,というはなし。


それでも,セット間には前セットのダイジェスト映像が流れたりスタッツが映し出されたりしていた。ビジターチーム同士の試合でも同様で,応援している人達が満足できる内容か否かは別として,いちおうちゃんとしてるんだなーと。


現地ではそんなところ。サイド側の3階後方という観戦環境は久しぶりなので,何をどうみたらいいのかよくわからん。だらーっと見てる。おもしろいのかなーと思いながら(ぉぃ)。日本×セルビアは,セルビア男子にきゃっきゃしているだけだった。我ながら情けない。


今日の中国×イランも最初はよくわからんかったけれど,一通りイランの濃い面々を把握できた第3セットの終わりごろからは俄然面白くなってきた。イランはチーム全体が暑苦しいし顔もキャラも濃いので1人1人の特徴がはっきりしている。名前もなんとか読める。一方中国は東アジアらしく皆同じ顔に見えるし,背中の名前も日本語読みと異なるから把握しづらい。しかしそのなかでも,6番MBさん(なぜだか1と6と9のMBが世の中に多い気がする)のブロックと途中から入った7番さん(ちゅういくん)の存在感は目を引くものだった。

てれび


スポーツ中継がどんどん削られていくこのご時世に,テレビ地上派で生放送をしている。終了時刻が見えないバレーボールの生中継は,これまでずっと願い続けていながら一度も叶わなかった。画期的すぎてくらくらする。タッグを組んで持ち回りで放映してくれているTBSとフジテレビにはほんとうに感謝している。一昔前を思えば夢のようだ。録画放送は残り時間から試合のセットカウントが読めるんだぜ。そんで,録画なのにわざと放送延長して以後の番組を待ってる人達にけむたがられるんだぜ。それが当たり前だったのが,変わった。試合開始時刻にホイッスルじゃないし(ぷろとこる始まる時間?)第2セット終了時のインターバルもあるから全体的に進行が遅く,これでフルセットになると放送の延長がどうなるのか気になるところではある。ちゃんと最後まで放送してくれるよね?


放送内容も,女子の放送を見た感じ(男子はまだ見てない),生放送だけに試合の中継第一で,ローテーションも表示されていて,見やすかった。


そして実力人気兼ね備えた女子のおまけであったとしても男子も生中継があるというのが凄い。男子はアリマセンにしていないことを当たり前に享受していられる状況ではないと思う。


そこで,テレビ放送にのる試合をするのは選手だから。だから今大会はすごく試されていると思っている。見せるに足る試合を(勝敗とはまた別に)できるかどうか。


そのへんの自分の心持ちをぽえむにすると長くなるのでもうやめる。

Vリーグ各チームの年度切り替え


つまり,退団発表。


シーズン前からも,3月末のタイミングでも,いくつか発表されてきてはいた。しかし5月31日の破壊力は凄まじかった。


阿部裕太はどこに行くんだろう。


退団選手を把握しきれていないのだが,今年は例年になく数が多く感じられるので,まとめない。

ゆずライブ@東京ドームいちにちめ


もう眠いので起きたら別項で。と言って予定地のまま放置したのが去年の横アリでしたがさて今年はどうなるか。


勢いで軽く。


・序盤スミレで泣いた。


・夏色でさんざん疲れたあとの生オーケストラの演奏による「栄光の架け橋」と「虹」でまた泣いた。緞帳開いてオーケストラ見えた瞬間に胸が震えて以降棒立ち。


ダブルリード楽器の音色ってどうしてあんなに切なくて色っぽいんだろう。しかもホルン4つ。嗚呼もう素敵すぎて。


・そしてアンコールの最後(オーラスのいっこまえ)のシュビドゥバーでマイクスイッチオフにしたとき。ドームの360度満員の観衆に包まれたセンターステージから発せられ響き渡る生の歌声で,さらに泣いた。


・北川さんがMCパートでしくじって,腹抱えて笑った。笑いすぎて涙出た。


・最後の挨拶回り(?)で手を引かれておっとっととなる岩沢さんがかわいかった。


・ていうか,岩沢さん結婚指輪してる! かわいすぎる。発見した瞬間にやにやしすぎて自分でも気持ち悪かった。


・歌が響き歌詞が心に染み込んでくる。歌われている内容に似た体験をしていてもしていなくても,普遍的な感情が,すーっと。


・辛いことも哀しいこともいっこもなくて,ただ楽しくて美しくて感動して涙が出る。


・泣くとすっきりする。あのカタルシスは悪くない。辛い気持ちなしに感動と笑いの涙をたくさん流せるライブはなんて素敵なんだろうと思った。


・素敵な歌は素敵であること。ライブ演奏は素晴らしいこと。それらが,理屈抜きですとんと腑に落ちる。聞き覚えのないカップリング曲も未収録曲も,どれも全部素敵。自分が知らない曲であることが少しも素晴らしさを損なわない。だからゆずのライブは大好きだ。


・この機会を与えてくれた方に感謝。行きたくて行けない人がどれだけいることか。


・明日は体力勝負です。今から筋肉痛の恐怖に怯えております。