国体バレーボール競技成年男子2日目(準々決勝)


試合開始は9時半ですよ。個人的な目玉は後ろ半分だけど,第1試合の新潟がなんとなくキニナルので早起きの予定。できるんかな……。→した。試合開始に会場にいる奇跡。明日は無理です。

新潟3-0宮城(25-20 25-17 25-18)


→新潟:1飯塚 4上村 11沼田 7根布屋 2溝口 3澤田 L10泉田
宮城:11山口 7小田切 1丹治 5宗川 4西村 3山岸 L12水野
第1セットのはじめから新潟ペースだあなとは感じられた。途中諸事情ありて見られない場面もあったのだが,全体的には新潟としては危な気ない試合という感じで,ストレート勝ち。
前日東京を下した新潟,さすが。ヴェルディの飯塚にはかなりトスが集まっていた。あとは新潟教員といえば根布屋ブラザーズの根布屋によるレセプションの安定ぶり。国士OBの泉田のリベロぶりもなかなかであった。コクシ発のリベロも多い。
同じくコクシのMB上村のブロックが冴える。彼のサーブのところでの連続得点も多かった。
選抜チームをまとめる上でのセッターの重要性を感じてみたり。

兵庫0-3岐阜(16-25 18-25 19-25)

兵庫:2白川 6井上 15北山 3原田 5太田 7橋丘 L10平尾
→岐阜:1田中 4袴谷 3長谷川 8小野 10熊崎 5五十川 L12辻 /酒井
試合開始序盤から袴谷のご挨拶がわりのサーブ攻撃。
地元国体で強化を続けていて迎えた今年だから,ある程度強いのも当然ではあるのだけれど,Vリーグチームをストレートでかわした。兵庫はもう少しレセプションが安定すれば,というところはあったんだけど。平尾ってリベロだったんですね。知らなかったというより忘れていた,が近いかな。デルフィもメンバーの入れ替わりが頻繁なので,なかなか把握しづらいところ。
岐阜MBの5五十川(いかがわと読むらしい)さんが,剃り込み入り茶髪リーゼントの強面で所属の名前もそれっぽい(誤解でしたが)そのわりに手製のポップな色使いの個人名横断幕がある。いったいどんな選手なのとがくぶるしていたが,外見の気合の入り方とは裏腹に,ものすごく柔らかい二段トスを上げる素敵MBさんだった。
岐阜クラブ主体のチームだが,国体は岐阜クラブベースの選抜チームで,ジェイテクトの小野が入っている。少し絞ったのかそれでも大きいのか。

埼玉0-3広島(23-25 16-25 24-26)

埼玉:4佐藤 3間瀬 2井本 7黒澤 6野口 5浜田 L12古田
→広島:10小澤 1安永 16塚崎 7八子 12ベゼラ 17深津 L21大上
ほぼコクシ対ほぼ東海の対戦。ほぼも何も。リベロの大上よけてスタメンの6分の5が東海大OB,しかも学年がかぶっている。MBは一人しかいないから,対角が東海OBにならないのは仕方ない。というレベル。ひえええ。
もう一つの目玉は八子対埼玉。世が世なら八子がそっち側で出ていてもおかしくはない。
黒鷲旗以来で見る小澤のレセプションがどんなものかというのが一つ関心事だったのだけれど,埼玉のサーブは前衛サイド狙いを基本にしつつ,心持ち八子を狙っていることのほうが多かったので,小澤のところにはそんなに厳しいのはいかなかった。ちゃんとは見ていないけれど,3枚レセプションするときに外れているのは常にOPの塚崎のようではあった。埼玉そんなにサーブでどうという感じでもなかったし。
接戦となった第1セットを埼玉が取りきれなかったのがあとあとに響き,第2セット以降は広島のペースになっていった。
こういうときの塚崎は輝いている。いい選手だ。そして八子もこれぐらいのびのびやればいい。
埼玉というか国士舘の4年生も今国体で見納めかもしれないと思うと急に寂しくなってきた。明日は名残を惜しむ。

愛知3-0長崎(25-20 25-14 25-20)

→長崎:9吉村 12高山 4中崎 11石田 2岡村 6前田 L5井手
愛知:6近 10井上 12高松 14幡司 4内山 9白岩 L19古賀
この試合は力つきました。そしてまとめている今もここで猛烈にきています。追記は気力があればいずれ。