書き物で振り返る2008秋〜2012秋の観戦行動


というような企画もシーズン毎にやっているような気がするんですが。すぐに忘れてしまって同じことを何度も繰り返すのは仕様です。


初めて大学カテゴリ(内)の試合を観たのが2008年の秋リーグだった。前回のオリンピックの直後。それから4年経つ。今年の秋で5シーズン目に入った。最初のころは,リーグ戦のうちの数試合とか,はたまたゼロとか。日程が合って朝起きられて気が向いて場所が行きやすければ行く,という程度の緩さだった。それがいつの間にか,4月第2週から5月第2週までと9月第2週から10月第2週までを,ほかの予定がなければなんとなくあけておくようになっている。12月29日をあけておくのと同じように。


4年という歳月が長いのか短いのかはわからないけれど,習慣化する程度には長い,のだろう。一昨年の今頃は今年あたりで一区切りがつくと考えていた(逆に言えば,今年まではこっちにいたいと考えてもいた)けれど,おおかた来年の春もまた,いそいそとどこかの体育館に出かけるのだろう。


観戦に区切りがつきそうにないので,少しだけ,振り返る。4年前は今のように執拗にエントリを起こすこともなかった。その,おそるおそるぶりも,今となっては懐かしい。

2008年


黒鷲のことはおいておく。あまり記憶にもないし。

秋1部10チーム(優勝:東海大


関東1部日本体育大学-法政大学を観ました @青葉台
青葉台二回目(27日)
はじめてのNLP@多摩川べり


初めて行ったのは青葉台で,おそらくは日程の中ごろ。この日は第3試合の1試合しか見ていない。そのあと翌週も青葉台でそこも1日だけ観に行き,あとは最終週のNLP。このとき,初めてNLPに足を踏み入れた。


翌春が8チームなので,2チーム自動降格したっぽい。早稲田とコクシかしら。地層をひっくりかえせばパンフレットも出てくるが,ひっくり返ると元に戻らないのが怖い。


そのあとの天皇杯関東ブロックラウンドに行く行くと騒いで,結局行かなかった。開催場所は神奈川県の秋葉台。チャレンジマッチで行ったことがあるなあ。あそこも遠いんだ。

全日本インカレ(優勝:日体大


準決勝の1試合目(東海-中央)のみ観戦。翌日の3位決定戦と決勝戦は自宅でテレビ観戦。


幸せ(酔っぱらい) 4年で入れ替わる大学というカテゴリに対するつれづれ


この年のファーストインプレッションが梅野と高松だった。日高はそのあとすぐに内定選手でブルロケに合流してVリーグの試合にも出場したので,学生時代のプレーを(ほんのちょっととはいえ)見ていたことで,得した気分になった。結果的に,彼が最初で最後の「大学のときから知っててウチに入った」選手になったわけで,ビーチに行った今も遠くからひっそり応援している。このまえお台場で見られて懐かしかったし相変わらずかっこよかった。


あとは重村ですね。全カレは最初から最後までシゲシゲ言ってた。

2009年


この年の,特に春頃の書き物は掘り起こしたくないので大幅に省略。春の最終日はNLPだった。

春1部8チーム(優勝:東海大


2コート×2試合と短い所為で初手から躓いたらしい。このころは開幕週が東海大,まんなかへんが日体大,締めがNLPという感じで,如何せん湘南校舎は遠い遠いと聞いていたので,エンジンのかかりの遅い人間には厳しかった。つくば方面の開催もあったような。気のせいか。


自分の意識の上でも実際の観戦行動の上でも,08はぷれで,この年から見始めたと言ったほうが適切かもしれない。前年度の全カレで3年生中心だったことから翌年を楽しみにしていた順天堂が蓋を開けたらツーセッターでめちゃめちゃたまげた。


チーム方面はここから2年ひたすら水色に夢中だった。選手方面に於いても,09春が運命の出会い的な話になるのだろう。ここまでのささやかな大学界隈観戦経験の中でとりわけ心に棲み着いている3人は,すべて09春に出会っている。


3連敗 これですのぅ。

秋 詳細不明


一度も行ってない。湘南校舎が遠かったのか何が悪かったのかわからない。全国的にインフルエンザが流行してリーグの続行が困難となり,重い腰をあげようと意気込んでいた最終週がなくなった。ので,結果的に一度も見ないまま打ち切りとなった。優勝はたぶん東海大。Cが秋のCだった(入れ替え戦行ったんだっけか)。打ち切りなのに入れ替え戦でなんだかんだあったような記憶もおぼろげにはあるが,情報だけは追いながらも個人的にはまったく縁がなかったシーズン。入れ替え戦で筑波out/慶應in。


そのかわり,前年こけた天皇杯ブロックラウンドにようやく行った。山梨の小瀬。それにつけても天皇杯の関東ブロックってどうしてこうも,関係者全員を試してるとしか思えない場所で開催されるのだろうか。

全カレ(優勝:東海大


準決勝と決勝は見た,のか。


全日本大学選手権(全日本インカレ)男子準決勝 順天堂大3-1日本体育大 東京体育館
全日本大学選手権(全日本インカレ)男子準決勝 東海大3-1東亜大 東京体育館
全日本大学選手権(全日本インカレ)男子3位決定戦 東亜大2-3日体大


わりと高松にめろめろ。


このあとの天皇杯ファイナルラウンド,この年がいちばん通ったかもしれない。平日に休みを取って観に行った。予定していたその日の朝に前歯が欠けた。


天皇杯ファイナルラウンド1日目 たしか東京体育館

2010年


リーグ戦の観戦行動とその後のエントリの起こし方が今のスタイルに近づきつつあり,いよいよ「リーグ行くよ,当たり前でしょ」になったシーズン。

春1部8チーム(優勝:東海大


初日の湘南校舎という最大の難所を乗り越えた。慶應1部昇格の恩恵か日吉開催がやたら多かった。Vぷれみあのファイナルと重なった第2日と,タイフェス→神宮ハシゴをした第9日を除いた8日間観戦。


1回戦総当たりのあと上位/下位にわかれての1回戦。なので全部で10日間。おそらく,8チームだった2009の春/秋も同じ方式だった,はず。上位/下位また復活してほしいけれど,来春から12チームだからねえ。


関東大学バレーボール春季リーグ戦男子1部,第7日 俗に言う蝮谷の陰謀


黒鷲挟んでしゅんすけが消えたんだった。しかも蝮谷の陰謀である。そんなこともあったなあ。


関東男子1部結果と表彰


東海の全勝優勝。最終日に明治がフルセットになった以外は圧勝だったんだよ。2位が6勝4敗だから,どんだけ一人勝ちしてたのかと。そんな時代もあったねえ。慶應2年の間宮さん,1部昇格1シーズン目でチームは最下位ながらもレシーブ賞。


明治の現3年sが新入生でさっそく試合に出ていた。関・田辺がいて芳賀がいて。明治でれでれだった春。と,もちろん水色。


2010年の1月終わり(冬季オリンピックごろ)からTwitterを始めて,観戦時の示唆をたくさんいただき,いささかお勉強モードになっていたのもこの年の春。

東日本インカレ(優勝:東海大


この年まで東日本インカレとアジア太平洋カップの日程が重なっていた。どちらもこの年初めて観に行った。東日本インカレは金曜の一日だけ。


東日本インカレ2日目/2回戦・3回戦(早退) 墨田区総合体育館


錦糸町の体育館が新しくなったばかりだったと記憶している。順大がサブコートだったので,せっかくの機会なのにサブコート魔神になっていた。


翌日から福岡。この年のパンパシ代表は監督が東亜大の佐幸監督で,選手も東亜大と東亜大OBが多くて,その後のお役立ち感の大きかったメンバーだった。


それからつくばカピオで行われた東西インカレにも行った。けど,大遅刻して結局西のチーム見てないんだよなあ。愛知だっけ福岡だっけ,みたいなおぼろげな。東からは東海と中大。

秋1部10チーム(優勝:東海大


関東大学秋季バレーボールリーグ戦男子1部,第1日 専修生田


2部から2チーム自動昇格(専修,筑波)で,久しぶりの10チーム編成。専修生田からスタート。


そして,そのどさくさにまぎれてパンフから個人写真がなくなる。


リーグの観戦試合日数は9分の5。どこかで聞いたことがあるような数字。第3試合をパスして体育館からカイシャにハシゴしたりしていたので試合数はさらに少ない。例年秋はやる気さんがお出かけ気味である。2011秋が例外かな。


秋リーグ最終日(9日目) 最終順位と個人賞


春に続いて東海大が全勝優勝。大学10冠(春・東日本・東西・秋・全カレ×2年)かかってましたものね。この優勝で9冠目。


たしか初日に順が武大に負けて,ぎょえええっってなった。当の選手達も,何が起きた,みたいな。終わってみれば武大が2位だった。3位が明治。この年の明治はしみじみ強かった。それからレシーブ賞が間宮。


天皇杯ブロックラウンドはひたちなか。タクシー不要なだけマシか。


2010天皇杯関東ブロックラウンド男子@ひたちなか総合体育館


D3(順大×富士通)とD4(日体×順大)のことしか書いていない辺りにこの年の自分の力の入り具合が現れている。Dはメインから少し離れたサブコートだった。メインで筑中とかしてたはずなんだけど,サブ魔神にならざるを得なかったという。富士通対順大がすごく楽しかった。

全カレ(優勝:順天堂大


2010年度バレーボール全日本大学選手権 準々決勝 順天堂大学3-1東海大学 東京体育館


大学にまつわるこれまでに書き散らした数々のぽえむのうち,おそらく最も長いのが上記。


2010年には既に東日本インカレや全日本インカレのために仕事を休む人になっているという話。このときは金曜のカードがこれだったから無茶をした。最後を見とどけたいと思ったんだよ。そしたらこういうことが起きて,そんで,金曜日の重みを再認識した。トーナメントにおける準々決勝のおもしろさ。


勝戦の順大対中大がまた面白かった。今はチームメイトとして愉快な漫才コンビ(違)をやっている千々木と伊藤の対決も実に見応えがあった。東体の丼。セルビア魂。謎。

おまけ(言い訳)


今年気になったバレーボール選手


先日「おおつか?(突然?)」と言われたので,言い訳がましくはっておく。

2011年


春のリーグ戦は開催されなかった。まだ去年のことだ。最初の観戦は日大八幡山で行われた日立明の定期戦。


平成23年度第74回日立明三大学定期戦


それからこの年が第1回だった六大学交流戦


第1回バレーボール男子関東六大学交流戦@早稲田大学記念会堂 最終結


慶應が圧勝した感。


そのあと6月に行われた全早慶明@日吉にも第3試合の慶應×明治のみ滑り込みで行った。六大学と早慶明は,今年(2012年)はいずれも11月に開催される。

東日本インカレ(優勝:筑波大)


木曜と金曜は会場ばらばらで,土日は青葉台だった。金曜は年休を取って東京体育館に行った(が,スマホに帰る前の携帯を落としていろいろあった)。


あるいは東日本インカレ3日目 準々決勝 青葉台


できちゃんインプレッションだった模様。李とのダブルクイックに度肝を抜かれた。それから(春高の王子を迎えた)慶應が4位に入ったのも記憶に新しい。今に至る,勢力図の大きなうねりが見える。言うなれば,時代の変わり目の始まりというか。

秋1部12チーム(優勝:東海大


2010秋2部1位のコクシと2位の早稲田が1部に合流して12チームの1回戦総当たりで開催。開幕週は早稲田の記念会堂。近くて便利。ところがこのときは日吉での開催がなくて,逆に秦野が2週続いた。わたしは構わないのだけれど。


三連休の中日である5日目以外全部観に行った。我ながら暇人だ。


せっかく(?)12チームになったのに,このリーグ後,たった1シーズンで,2チーム自動降格(12→10)というなかなか厳しいレギュレーション。法政と専修が自動降格。法政がなあ。なんだったんだろうね。ふしぎと勝てなかった。


関東男子1部リーグ11日目(最終日) 最終順位と個人賞@青葉台


レシーブ賞は,おや,白岩さんだ。


天皇杯ブロックラウンド(鹿沼)を挟んで行われた入れ替え戦(早稲田対宇都宮,武大対学芸)なるものにも行った。武大の子が壁だったよ。結果は入れ替わらず。


関東大学リーグ1-2部入れ替え戦にちょっとだけ行ってきた 二子玉

全カレ(優勝:東海大


全日本大学選手権という大会は,人をぽえっとにさせるのかしら。ただ,最終日まで残って試合を観られてぽえむにできることはそうとう幸運な部類に入るのだと思う。


木曜の夕方に小雨降る中折り畳み傘を壊しながら駆けつけたら試合は終わったところだった。金曜は一日休みを取って,とどろきから川崎市体育館にハシゴした。土日はとどろきアリーナのエンド側アリーナ席に張り付いていた。


強くなっていく慶應にわくわくしながら,4年生の多かった中大と東海大を愛でた年。特に,意識的に小澤に注目した一年(実質半年)だった。Vリーグに進むとは思っていなかったというのが正直なところ。パンパシで選抜(代表)に選ばれてユニバにも行って,その辺から期待しはじめた。それから秋のリーグで安永と一緒に久保さんに挨拶してたのを見て(内容はわかんなかったけど)もしかしたらと思って,それで。


そして朝が来る


この記事のタイトルは,確証がない中で,翌日の朝に「来る」ことを期待してつけたものだった。


今年(2012年ですね)黒鷲で旧ユニを見て,パンパシで代表ユニを見て,国体で広島ユニを見て。この冬,新ユニ姿が見られるといい。今年度ここまで見てて,そんなもんじゃないだろ,と思ってる。

2012年


今年のことなので振り返るほどのことはない。というか,テンプレートな長文がルーチンで上がるようになって,逆にトピックになるような書き物がない。

春1部10チーム(優勝:東海大


初めてリーグ戦を全通した。丸々かすりもしない試合,というものさえ作らない勢いで。そういう意味では目が血走って肩に力が入っていて鼻息が荒いのだけれど,実際はぼーっと見ているだけである。


専修が2部に行ったので,ゴールデンウィーク前の1部休みの日に1日だけ2部も観に行った。


2012年度関東大学春季リーグ男子1部・9日目 最終順位と個人賞@青葉台


怪我人の多い東海大とそれを崩していった他大学。ぎりぎりのところで東海大が踏み留まる。リーグ戦7連覇だったらしい。


レシーブ賞は間宮さん。3度目の受賞。


Excelでごそごそと作っている日程別の結果表や星取表,順位のグラフなどの土台は2011年の秋に作った。まだ手入力の部分が多いので,ミスも多く,改善の余地がありまくり。学連のcgiは更新されてしまうので毎日サボらずに結果を控えておくのが大切。


目に見たパッションを文章に・その1 全通記念の,チームと会場雑感。


入れ替え戦で,コクシout/学芸in,武大out/専修in

東日本インカレ(優勝:中央大)


札幌での開催。やはり金曜日に休みを取って(事実上休みだった2010年を含めると3年連続金曜年休)。試合以外の札幌の旅も良い思い出。


バレーボールにおける大学カテゴリの魅力について考える


東日本インカレの前に書いた物。あまりというか全然うまくない。そのうまくなさが,2008年の冬の新鮮な気持ちがどこかに行っていることを表しているように思える。

秋1部10チーム(優勝:日体大


秋の開幕は2部(亜大)から。1部は開幕三連戦と8日目を除いて9分の5日程。遅刻も多く,あれよあれよと過ぎ去った感が漂う。


専修大学体育館への行き方
新入団選手がキニナルVリーグクラスタ向けの,関東大学リーグご案内 東海大学湘南校舎総合体育館への行き方


マニア全開路線を走っているここの日記(あくまで日記)に,ほんのり観に行ってもいいかなと思っている層の方が読みに来るとも考えられないし,うっかり迷い込んだらどん引きされること請け合いだし,なのであまり意味はないだろうことは重々承知の上で,「取って喰われるところではありませんよ」をアピールしつつこの種のエントリを少しずつ拡充できるといいなあと思っている。で最終日に東海大学前駅から歩く道々写真を取ってはみたものの(お蔵入りしてますよ)。


2012年度関東大学秋季リーグ男子1部・9日目(最終日) 最終順位と個人賞@湘南校舎


日体大の優勝。レシーブ賞は間宮さん。4度目。


来春は2部から法政と国士舘が上がって12チームでの開催となる。


さて,次の日曜日は天皇杯関東ブロックラウンド。群馬県は前橋のALSOKぐんまアリーナで行われる。


大学は,春リーグの上位5校(東海大,筑波大,中央大,慶應大,明治大)がブロック推薦,都道府県代表で日体大(東京都),順天堂大(千葉県),宇都宮大(栃木県)。A〜Dの4ブロックに分かれ,それぞれのブロック1位がブロック代表となる。


例年4枠全部大学或いは3枠大学の1枠チャレンジ,という結果になることが多いが,今年はクラブチームの参加が多く,戦力のほどがよくわからない。また,Vチャレンジの開幕も今年は早めなので,例年とはチームの仕上がり具合が違うだろう。リーグ戦が終わって1週あいた大学組が大人の皆さんとどこまで戦えるかが見所。天皇杯ファイナルラウンドは全日本大学選手権よりもあとに行われるため,4年生が本当に最後のユニフォームでの公式戦となるチームもある(4年生はインカレまでで引退し,天皇杯ファイナルには新チームで臨むチームもある)。


4年生が出ようが出まいが,たいがいぷれみあの皆さんにこてんぱんにやられて負けて終わるのだが,番狂わせを起こすこともあり,入団が決まっている就職先との対戦になって手土産替わりにほにゃほにゃみたいになることもあり,それはそれで冬の楽しみの一つである。