鶏ガラスープのもとを買った。


9月ごろに勢いで「終電ごはん」と一緒に買った料理本(書名忘れた)を買ってからというもの,その本で紹介されていた野菜の蒸し炒めの便利さにはまっている。


もともとのレシピは色々あったのだけれど,あらゆる手間をすっとばして落ち着いた現状の我が家のヘビーローテーションは以下。


ホクレン雪国まいたけ(まちがえた。コメント欄参照)ブランドのカット野菜の封を開けて,ホーローの片手鍋に入れる。豚ロース薄切りを50gぐらいのせる。塩多め,日本酒大さじ1ぐらい,オリーブオイルかごま油ちょろっと。蓋をする。強めの中火(弱めの強火?)にかける。1分ぐらいでしんなりしてくるので蓋をあけて様子を見て,火が通ってたら大皿へうつす。まだなら具をひっくり返して火を通してから大皿へうつす。もりもり食べる。ごちそうさまでした。


というのが基本。カット野菜に他の野菜を1種類ほど足すこともあるし,肉がミンチになることもある。


味付けは,そのままだと薄いので,食べるときに醤油+酢のたれにつけながら食べるか,仕上げに市販の味噌糀を入れてちょっと味噌味にする。


最近は,寒くなってきてあたたかい汁物が恋しくなったので,隣のコンロで湯を沸かしておき,出来上がったところに湯をさして味噌を溶き入れて具だくさんの味噌汁風にする。汁物にすると一度では食べきれなくなるので残りが翌日の朝ご飯になる。


しかし毎度毎度ワンパターンなのでしばらくすると飽きる。本自体はワンパターンじゃなかったのだけれど,もう書籍タワーの中に埋もれてしまったのでわからない。「終電ごはん」も読んだけれどどこにおいたか分からない。


飽きると外食になる。外食といっても,うどん屋とラーメン屋をぐるぐるするだけで,はなはだよろしくない。そしてすぐに飽きる。外食に飽きるとまた家で食べる。しかし作る物は変わらない。


多少の打破を試みるべく,今日,鶏ガラスープのもとを買ってみた。白菜安かったから白菜足して。豚バラがよかったんだけど手頃なサイズのバラがなかったから結局ロース。中華風,な の?


結局,食材と調理法が変わらないので食材から出る味や食感は同じ。多少スープが味噌系でも鶏ガラ系でも,大差ない感はかわらんの。もちろん味噌一辺倒もアレなので,これを機に買ってよかったとは思っているのだけど。


なにはともあれ,ホクレン雪国まいたけのカット野菜シリーズは優秀ですよ。うちのデイリーユース某スーパーマーケットでは,たいてい,もやしMIXが98円,キャベツMIXとニラ・もやしMIXが128円で売られている。価格が安定して安い野菜(キャベツ・ニラ・もやしのどれかに人参)ときのこ(しめじとエリンギのかけら)しか入ってないのでかなり割高だけど,便利さがそれを補ってあまりある。キャベツ半切れ58円を横目に手を伸ばすことになる。(たまにキャベツも買うけど)。炒め物用カット野菜は他メーカのやPBのもあるんだけど,きのこが入ってるのがなんとなくいい。あくまでなんとなくだけど。きのこ好き。


冷蔵庫に生鮮食品が余っている状態はプレッシャーになるのであまり好きじゃない。冬場は傷みにくいからその点は安心だけど,それでも冷蔵庫ありきで晩ご飯を考えるのは気が重くなる。それに,野菜類は,洗って切って,切りくずを始末したり残りを冷蔵庫にしまったりするのがメンドウで時間もかかる。種類増やそうと思ったらそれだけメンドウも増える。だから,開封して鍋に真っ逆さまにバサーで済んで,俎板も包丁も要らず洗い物が出ない,残り物も出ない,でも野菜1種類だけじゃないのが,便利でね。これなら帰宅22時コースでも家で作って食べようって気になりますもん。「作る」と表現できるレベルじゃないけど。


しかし懸念はやはりワンパターンに過ぎることですよ。そろそろ,(薄切り豚ばかりもアレなので)ソーセージ入れてコンソメ仕立てにしてもいいね。根菜入れてポトフらしくすると冬っぽい。が,根菜は食べても食べても減らないからな……。あんまり煮返すと残ってる葉物がでろでろになるし。


1日目にコンソメ仕立てにして2日目にトマト味,3日目にカレー味と進化させるのに憧れるんだけど,トマト缶ってたいてい大きいのでひとりごはんには向かない。なんかええ方法ないかのぅ。


どんな食事やねんと自分でも思うが,野菜たくさん食べられるのでラーメン屋にひたりきるよりは遙かにマシだと思う。上を見ればキリがない。見ない。