「いいな」のキッカケ・跋

一覧

  • 学年は,早生まれの選手は生年の前年で記載。
  • 所属は,自分が認識した最初のチーム。
  • ポジションは,セッター/サイド/センター/リベロの4種類から,独断と偏見で1つだけ。絞れない選手もいるけれどえいやで絞りました。
  • 年はきっかけになった年。ものすごくあやふやな選手も多いのですが,そこは適当に。


ひとつひとつにリンクをはる根性がないので,掲載日も載せましたん。


掲載日No.おなまえ学年所属ポジション
2月21日01西村晃一1973全日本*1リベロ1999
2月22日02河野裕1975JTサイド2000
2月23日03竹内実1970全日本*2サイド1999
2月24日04奥田晃1972NECセッター2000
2月25日05浅倉勇1977パナソニックサイド2001*3
2月26日06星野秀知1990東海大サイド2009
2月27日07佐々木太一1971サントリーセンター2000
2月28日08重村健太1986中央大セッター2008
3月1日09松原広輔1985ジェイテクトサイド2009
3月2日10小坂慎吾1975サントリーサイド2000
3月3日11白数仁孝1966パナソニックセンター2000
3月4日12小川貴史1978大分三好サイド2012
3月5日13中川剛1987富士通サイド2010
3月6日14青木一平1974NECセンター2000
3月7日15北川祐介1977パナソニックセンター2000
3月8日16倉田真1986大同特殊鋼サイド2011*4
3月9日17富松崇彰1984東レサイド2007
3月10日18坂本雄一郎1975日立国分センター2000
3月11日19渡辺俊介1988順天堂大サイド2009
3月12日20伊勢隆一1971JTセンター2000
3月13日21間瀬公平1987順天堂大センター2008
3月14日22柴小屋康行1985早稲田大サイド2007
3月15日23八子大輔1988東海大サイド2007*5
3月16日24安井勇誠1987ジェイテクトサイド2012
3月17日25千々木駿介1989中央大サイド2009
3月18日26越川優1984サントリーサイド2003
3月19日27小澤翔1989東海大サイド2009
3月20日28浅野博亮1990愛知大サイド2012
3月21日29阿部純也1990東海大サイド2011
3月22日30白岩直也1989中央大サイド2011
3月23日31川村慎二1978パナソニックサイド2002*6
3月24日32今井啓介1979パナソニックセンター2007
3月25日33清水邦広1986東海大サイド2006
3月26日34塚崎祐平1986JTサイド2010
3月27日35横田一義1986センター2013
3月28日36浜田翔太1990国士舘大サイド2011
3月29日37甲斐祐之1978筑波大サイド2000
3月30日38栗山雅史1988東京ヴェルディサイド2010
3月31日39今村駿1987順天堂大セッター2009
4月1日40高松卓矢1987日体大サイド2008
4月2日41中島俊介1987東京ヴェルディサイド2010
4月3日42中田学1983警視庁サイド2010*7
4月4日43永野健1985パナソニックリベロ2010*8
4月5日44前田和樹1983NECサイド2008
4月6日45上原大1993トヨタ自動車サイド2013
4月7日46高橋慎治1980旭化成セッター2006
4月8日47松本慶彦1980NECセンター2005
4月9日48細川優樹1989大分三好サイド2012
4月10日49細川延由1973NECサイド2008
4月11日50千葉進也1977サイド2006

言い訳とセルフ分析

  • 2013年の2月下旬から4月上旬にかけて名前が想い浮かんだ「いいな」と感じたことのある選手のうち,自分の記憶をベースにそのきっかけを書ける選手を取り上げました。
  • Vリーグでのプレー経験がある選手」に限定しました。また,2013年4月1日時点で学生であろう選手(Vリーガー∩学生)は除きました。
  • 掲載順は数名を除いてランダム。何かのランキングでも,思いついた順でも,書いた順でもありません。
  • Evernoteにちまちま書きためて,毎晩コピペ。公開した人はチェックボックスにチェック,という運用。
  • 上記の表は後半になってから,偏りの傾向を見たくてExcelで作成。
  • 偏りは推測通りに出たけれど,表作成時点では今よりさらに偏っていたので,その後のセレクトに多少影響しました(考慮しました)。

選定基準

序でも書いたように,歴代大好きトップ50ではありません。ここは大事なので何度でも言います。


いつ,どんなきっかけでその人のファンになったか。実際には「ファン」よりはずっとライトな「ちょっといいかも」をずらずら並べていったわけですが,好きだったことは覚えていても,すげー好きだったとしても,時期もきっかけもわからなかったり既に忘れてしまっている選手はたくさんいます。
今回は,原稿を書けることを優先しました。
きっかけらしいきっかけがない,あるけれどめちゃめちゃ短い,といった選手は,書けない。
好きだった記憶だけはあるけど,どんな選手だったかを思い出せない選手も書きづらい。
名前を出したいがゆえに無理くり突っ込んだというかひねり出した選手もたくさんいますが,こぼれちゃった選手もたくさんいます。
執筆負荷・更新負荷をかけないことを重視したので,昔の書き物や資料をひっくり返して当時の記憶を呼び覚ますことまではしませんでした。
もちろん全部覚えているわけもないので,事実確認や記憶の補完のために多少の調べごとはしましたが,たいてい記憶だけで書いています。
なので,記載内容は事実とは異なっていると思っていただいたほうが無難です。2000年に朝日と佐々木が対角だったと書きましたが,福田健太はどこにいたんだという話ですよ。
正直,30人こえたあたりからはちょっとしんどかったです。40人ごろからは,自作の歴代選手一覧をぼーっと眺めて「なんか書けることあるかなー」と脳内検索していたのはここだけの話です。上記の30以降とか40以降という意味ではありません,念のため。
結果的には記憶だけに頼ったのが却って負荷になったという。
序を書いたときには40人弱だと思っていたのです。だってほら2月って短いし。そのあとカレンダーを見ながら指折り数えて40人以上いることに気づいていったん青ざめ。50人以上になることを知ったのは実はExcelで一覧を作ったときでした。どんだけ数字数えられないの&カレンダー苦手なの。
そういった経緯もあって,学生を入れるかどうかはかなり後々まで迷っていました。大学を見始めたのはここ数年なので記憶が新しい。母体も大きい。
でも,Vリーグに進まなかった選手にしても現役学生にしても,取り上げ始めると拡散しすぎて散漫になる懸念はありました。なので,その後Vリーグに進んだ(進む予定含む)選手に限定しました。結果的には,この「その後Vリーグに進んだ大学生」に該当する選手がかなりの数(3割強)になりました。

期間と世代

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2000年が圧倒的に多いのは,その年(1999/2000の第6回Vリーグ)からVリーグを見始めたから。1999年のワールドカップがこの界隈に足を踏み入れたきっかけでした。自分の観戦初年度はひとつひとつが新鮮なので,記憶にも(歪んではいるけど)残っています。
選手の学年も,当時の主力だった層にぼんやり塊があります。大まかに1970年生から1975年生に相当しますが,内定選手等で78生ぐらいまで含んでいます。
逆に,00年代前半は谷の時期になりました。10年も前のこと,覚えてない。
学年で言えば1983年生までが比較的谷の時期です。
最大の理由は時間経過に伴う忘却ですが,ちょうど自分の中でバレー観戦がマンネリになって新しい感動が少ない時期でもあります。いい選手はいるんだけど,原稿になるような新鮮な驚きは得にくく記憶にも残りづらい。今ベテランの域に片足をつっこみつつある世代ですから,逆に言えばベテランになっても残っているごく一部のトップクラスの選手以外はすでに辞めてもいます。
2006年からゆるゆると後半の山が始まりますが,2006年・2007年は,84生・85生の「大学時代に黒鷲でチラ見したよ☆」カウントが合計数を押し上げています。84生はゴールデンエイジすぎる。意図的に絞りました。
2008年以降が第2の山です。この年の秋から大学カテゴリを見始め,翌2009/10シーズンからはチャレンジリーグにも観戦の場が広がったため,新カテゴリによる新鮮なインパクトを多く受けました。
ことに1987生から1990生は主に大学時代にきゅんとなった塊で,現在進行形ゆえやたら数が多い。この4学年だけで17人(34%)。87生の多さは自分でも意外でした。
統計的に例外扱いされそうな白数さんと上原くんを除いて1970-90生としても1人もいない学年もあります。76,81,82。その学年をぶっちぎりで代表するような選手がいる(82はそうとは言えないか)のですが,ぶっちぎりすぎて逆に何も書けないという……。

ポジション

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ここは好みが露骨に出た。サイドアタッカーしか見てないですね。コート上の構成比で考えるとせいぜい5割のはずなんですが。
サイドアタッカー偏重というのもそうなのですが,端的に,圧倒的なスパイク偏重です。センター(MB)の選手への言及もスパイクばかりで,ブロックは少なかったはず。皆無かもしれない。今回の記事中にはあまり出てきませんでしたが,セッターのアタックも大好物。
試合中にディフェンス側をあんまり(ほとんど)見ていないのがよくわかります。あわやリベロ一人の危機を永野が救いました。

所属チーム

この表によるとトップはパナソニック(6人)。これは自分でも意外でした。NEC東海大が次点で5人。4位タイがJTサントリー,中大,順大の3人。多少バランスを意識したNEC以外は完全に偶然の産物ですが,お察しくださいな結果が出たのが怖い。
途中在籍を含むと,カウントしていませんが,おおかたNEC絡みがずば抜けているはずです。積極的に入れようという意識もありつつ「ブルロケの選手だから」しか書けない選手が続出するのは避けた。

総括

50人つらつら眺めて,派手な選手が揃ったなあと。書きやすい,というのは,自分にとってはそういうことのようです。他の人と比べて際立った何か(単純なスキルの高さではない)がないと,文章にしづらい。
一方,ことにポジションに関して,自分がどういう風に試合やプレーを見ているかがこれを通して炙り出された感があります。表層意識と無意識の差というか。ただし,これについても,各々のポジションやプレーの特徴的な部分を言語化できるか否かが大きく影響していたとも思います。
最後に。勝手に名前を挙げた50人の選手,読んでくださった方々,折々構ってくださった方々に心より感謝いたします。
ありがとうございました。書いててめっちゃ楽しかったー。

*1:原稿記載時から変更

*2:原稿記載時から変更

*3:不詳

*4:不詳

*5:? 2008かも

*6:ごろ

*7:たぶん

*8: