第62回黒鷲旗全日本男女選抜バレーボール大会5/2(木)大会2日目
[A1](なし)
[B1]JTサンダーズ3-0大塚高校(25-15 25-18 25-14)
→大塚:11仲田 7片野坂 8矢倉 1喜入祥 5高岡 6喜入将 L12前田
JT:17深津 7八子 20筧本 4國近 11安井 1安永 L21大上
〈メモらん〉
・大塚白ユニ.中大の白ユニによく似たデザインで,背番号が,黄色と赤っぽいグラデーション.5と6と8の判別にかなり難儀した.最初が奥のコートで白帯に邪魔されていたというのもあるのだけれど,第2セット手前側に移動してもやはり見づらい.よく知っている選手なら姿形でわかるんだろうけれど,それもないし.
・2試合目になって,大塚のフォーメーションがわからなくなった.6喜入将光くんって,サイド? リベロの入るところでMBを判別するのは悪い癖だ.まずバックオーダー前提で考えてしまうのも.
・で,先にオーダーだけでポジション決めつけて見ていたから実際のゲーム中の運用がわからなくなるという.
・片野坂くんがサーブで下がったあと,しばらくリベロが入っていなかったり.
・JTは2セット目まで上記オーダー.第3セットは國近アウトで八子がOPにまわり,八子のところに安井,安井のところに16塚崎.
・この3人なら塚崎OPの安井八子対角になりそうなところ.少し混乱したのはやっている方も同様だったらしく,塚崎が,スタート時の整列と,安井がサーブに下がって自分が前衛に上がる時と,2度もまごついていたのがかわいらしかった.レセプションには入っていなかった様子.
・ななこさんのOPって,大学時代にも見たことないものなあ.
・大塚は昨日もそうだったけど,ちょっとしんどい.試合時間1時間15分ぐらい.やむなし.
[A2]FC東京3-0星城高等学校(25-8 25-16 25-13)
→星城:3中根 1石川 15萱野 4武智 6山崎 2神谷 L12川口
FC東京:11ミロ 18山本雄 28前田 30手塚 4巴 10山岡 L2三上
〈メモらん〉
・第1セット東京4-2星城でサーブが回って来た手塚のノータッチエース.サーブで崩して武智の攻撃を押さえて7-2.星城タイムアウト.タイムアウト明け双方サイドアウトを取り合って,8-3でサーバー巴特.ここで12-3まで進んだ.星城はその間に2回目のチャージドタイムアウトも使い切った.
・バトゥのサーブは星城のS4レセプションローテーション.前衛の攻撃枚数が2枚のうえに,東京の前衛にミロ様がいらっしゃるという大変つらいマッチアップで,山崎がミロ様の餌食に.涙.
・そのあと15-5からのミロ様のサーブはさらにえげつなかった.2連続サーブポイント.そのあともカット乱しまくり.
・そんな第1セットだったけれど,第2セットは星城がリードしていた.東京10-13星城までは.そのあと前田のサーブでがーーーーーっと逆転して引き離して.結局つらい感じにはなったのですが,いいところもあったさ.
・第3セットは山本にかえて15衛藤.
・東京はほとんど手を緩めずに容赦なくばかすか叩きまくった.サーブで崩して前衛サイドアタッカーへの二段トスにさせ,そこに長身揃いの東京ブロックが揃って待ち構える,大変大人気ない展開.
[B2]大分三好ヴァイセアドラー3-1警視庁フォートファイターズ(25-20 21-25 25-15 25-19)
→警視庁:6松本 5平林 25金丸 14中道 2清水 3当間 L8石川
三好:4高橋和 13中島 20チェモス 7細川 15田中 10山田 L12橘
〈メモらん〉
・隣コートメインで見ていたので,こちらは詳細不明.
・三好の第4セットは中島→2徳丸
[A3]東レアローズ3-0つくばユナイテッドSun GAIA(25-18 25-18 25-19)
東レ:16角田(3s:18鈴木) 17篠田 12ボヨビッチ 10星野 7相澤 4近藤 L2田辺
→つくば:6瀧澤 1菊池 10五十嵐 18加藤 4丸山 21吉川 L22吉野
〈メモらん〉
・東レ,米山ベンチイン.出場はなし.
・篠田御大登場.どきどき.
・東レは第3セットで角田→鈴木にかえた以外は,大きな変更はしていなかった,と思う.途中からB3見てた.というか両方見ようとしてどちらも中途半端になってしまった.第3試合はどちらも気になりすぎて,同じ試合順だったのがほんとうに困ったことだった.
・サンガイアのセッターは筑波大の吉川.春のリーグでもちょいちょいセッターとして出場はしている.
・登録11人につき.スタメン以外の選手も,だいたい出ていたかな,という感じ.
[B3]堺ブレイザーズ3-0筑波大学(25-10 25-18 25-20)
筑波大:1久原 7田城 8出耒田 14篠村 18兒玉 2前田 L10竹澤
→堺:19今村 1松本 6ペピチ 3石島 12横田 10千々木 L2井上
〈メモらん〉
・セットが終わってみれば,2桁にはのった.星城の対東京第1セット8点よりは多い.
・しかし,最初はすさまじい展開になっていた.
・先に始まったAコートの第3試合を序盤はがっつり見ていた.Bコートが始まるときに両チームのスタメンとどちらのサーブで始まったかを確認してすぐにAコートに視線を戻し,しばし後.
・なんだか堺の方に一方的に点が入っているような気配を感じつつ,筑波大がタイムアウトを取ったのを機に得点板を確認したら,6-1だった.
・まあそんなこともあるよね,と意識を三度Aコートへ.
・堺のサーバーはどうやら千々木.テクニカルタイムアウトがあけてもまだ千々木のサーブが続いていた.サービスエースで9-1.ここで筑波が2度目のチャージドタイムアウト.
・12-1,14-1と,得点を確認するごとに堺に点が入っている.13点目は,たしか,サーブのあとバックセンターからのトランジションアタック.14点目はサービスエース.
・いつまで続くんだろうと怖くなった.噂に聞く春の2日目の日体大-法政大の第5セットはこんな感じだったんだろうか.
・15-1から,千々木14本目のサーブがサイドラインを割り,ようやく筑波大に2点目が入った.
・できちゃんが前衛のライトで,筑波側のローテーション的にはさほどしんどそうにもないのに,どうしてそんなだったかわからない.見てなかったのが悔やまれる.
・で,ペッパー→松岡,松本→内藤,石島→伊藤と,前日の第3セットと同様の選手交代.サーブ打ち続けてお疲れ様だった千々木さんは休みなし.ずーっとベンチに座っていた横田も当然休みなし.
・堺のメンバーが交代したあとは,筑波大も仕切り直して,互角の戦い.
・第2セットから筑波大はローテーションを半分まわした.篠村サーブ始まりのS3.MBの前後だけはそのままで,田城が前衛スタート.
・千々木のサーブになる度に気になって見ていたのだけれど,確かに千々木サーブのときの堺は強くブレイク率が高かったが,そのあとは極端にブレイクが続くようなことはなく,1度か2度でサイドアウトになっていたようであった.
・堺は第2セット,第3セットとも,第1セットと同じスタータ.第3セットの後半に石島→伊藤とした以外は,前日の対大塚高校戦に比べて,スタメンでずっぱ,Vプレミアリーグ優勝メンバー感の強い構成だった.
[A4]パナソニックパンサーズ3-2ジェイテクトSTINGS(25-19 20-25 20-25 25-18 15-8)
→ジェイテクト:9石田 1小松 4清野 10松原 8松崎(4s-17辰巳) 6高橋 L12興梠
パナソニック:15福澤 3山添(3s13枩田) 5山本 11ジョンパウロ(3s-8川村) 6白澤 16大竹(4s-10深津) L17永野
〈メモらん〉
・山本隆弘さんがかっこよかった.サーブの神が降臨していた.レシーバーとレシーバの間やレシーバーとラインの間.狭いところに突き刺さる.
・引退するんですか本当に.
・死闘.というのとはちょっと違うか.
・パナ目線で見れば死闘だったと思う.第1セットを比較的あっさり取ったあとの2セットダウン.第4セットも序盤走られて,1-6ぐらいだったかなあ.追い込まれていた.
・そこからそのセットを追いついてひっくり返して,そういうのが強いチームの強いゆえんだと思う.伊達にVプレミアで毎年優勝争いを繰り広げてはいない.代表不在でも黒鷲で優勝しちゃうチームだ.選手が一人二人引退しようが怪我明けで本調子じゃなかろうが欠場しようが,そんなことで負けるようなチームではないのだ.きっと.
・でも悔しかった.第4セット.なぜあっさり10-10になるのか.逆転された後再び追いつくことができなかったのか.
・ジェイテクトも,どうやら故障者を複数抱えている様子で,交替のカードを切ることも難しかったんだとは思うが.
・清野の行く手が塞がれているときに「小澤を出せ,小澤どこだ」などと言っていたのはわたしだ.いったい何年前にタイムスリップしてるんだよ(※当時の所属チームは現在とは異なります).隣にいた自称JKは第4セットの中盤から「島野を出せ」と連呼していた.しかし川崎の悪夢が甦るわたしは「出したからなんだ」と応戦する.結局交替しましたけど.最悪の展開には至らなかったけれど.でもでも.そして謎の,小野.いや,謎じゃないけど.ムードをかえることはできるし,状況を打破できるかもしれないし,できないにしても切り替えて第5セットにという作戦も取れるし.
・でも,ぱなそにっくさん甘くなかった.
・お客様の中で低くないトスを上げられるセッターさんはいらっしゃいませんか.しんじ頼むから焦るなてんぱるな.
・パナに勝って明日星城に勝てばトーナメント進出の可能性はある.逆に負けたらグループ戦敗退決定.そういう状況.
・試合が終わった後しばらく放心していた.あっさりストレートでひねられるよりも,いちど期待したところから突き落とされる方がなんぼも辛い.
・ぼんやり遠くDコートで行われている久光対リヴァーレの試合を眺め,しかし腰を据えて見届ける気力も残ってはいなかった.
・次シーズンは同じリーグで戦うんですよ.リーグ違うから負けても当然でフルセットに持ち込めたことでも上出来なんて,わたしは言いたくないのよ.
・第4セットの最後らへん.しまにょんのツーを拾ったあとにおみがツーを決めたときには,おみさんのそういう性格にあらためて惚れ直しましたわ.
・ずーっと遠くまで行く子なんだろうなあ.今はまだ歯がゆかったり足りないと感じる部分がたくさんあるけどさ.目標高く,そこに向かって進んでいってほしいと思う.
[B4]サントリーサンバーズ3-1慶應義塾大学(25-20 25-11 23-25 25-18)
→慶應:1岡田 3益田 8稲田 9柳田 12野口 6星谷 L16野瀬
サントリー:5柴小屋 12塩田 19栗山 21松崎 2鈴木 6岡本 15佐別當
〈メモらん〉
・サントリーは第2セットは第1セットと同じメンバーでS3サーブスタート.
・第3セットは21松崎→8金子,2鈴木→1山村.サントリー9-12慶應で柴小屋→20米山.そのセットを慶應が取ったが,第4セットは交代後メンバーで引き続き.
・第3セットは最初のうちに慶應がリードを広げていたようだ.聞くところによると柳田さんが輝いていたらしい.
・そのときの点差のわりに終盤は点差を詰められて,ひやひやの中逃げ切った.
・第4セットも最初のテクニカルタイムアウトは6-8と慶應リードで迎えた.そのあとサントリーが逆転し,12-9で慶應がタイム.
・星谷の決定率は高かったのだけれど,逆に言えば,サイドからの攻撃に対尾いうされスパイクが拾われがちになっていった.柳田も岡田も,見た感じ調子は悪くなさそうだっただけに,壁の前にぎりぎりと歯がみをするしかない.
・慶應は勢いだけでどんどん行くようなタイプのチームでもないし.きっと.
・A4よりも先に試合が終わって,A4よりも先に悔しい気持ちでいっぱいになっていた.
・Aコートばかり見ていたのでわからないことが多すぎてね.見ていてもわからないのは一緒なんだけどね.ちょいちょい気にしてはいたんだけど,Aコートがそれ以上によそ見できない展開になっていくという.ジェイテクトの陰謀説.
・わたしが悔しかったのは,3-1という結果ではなくて,最後までウォレスを引っ張り出せなかったことだったかもしれない.越川さんに至ってはそもそもベンチアウトですし.
・せっかく大阪まで来たんだから対戦したいじゃん.ウォレス自体が不調だとかなら別にいいんだけどね.出る気配ゼロだったものなあ.いいんだけどね.