2013年度関東大学秋季リーグ男子1部・5日目の振替その3
@慶應義塾大学日吉記念館
振替試合もラスト。これで7日目までの全日程を消化ということになった。
日吉の記念館は一二を争う好きな会場で,今秋は予定されていなかったところ思わぬ形でここで見られることになった。
今日は午後からの試合で,館内暗かったですけども。でも,試合後に暗くなった屋外に出て,真正面に見える日吉の駅の灯りに向かって緩やかな下り坂を下りていくのが好きなのです。
そのあと駅の反対側に出てつけ麺食べたー。駅近で,駅も便利なのが日吉の良いところ。
中央大3-0東京学芸(25-21 25-22 25-14)
第3セットのすためん
→学芸:14大西 10井上 15柳澤 9堀込 19樫原 5加藤 L17園田
中央:1新井 11手塚 25井上 5早坂 2傳田 7石井 L28伊賀/4森
1セット目のマッチポイント,ぐらいに到着。ちょうど24-21でタイムアウト。セッター石井でリベロ森太郎,でんでん前衛,あたりを確認したところで,タイムアウト明けに中大が得点しておしまい,だったような。
第2セット。新井-早坂対角。OPが井上。ぎゃー。ゆうさーん。セッター石井,リベロは伊賀。MBはでんでんと手塚くん。
このセットは学芸のブロックが効いていて,中大はタイムアウトあけにセッターを関田に交代。中盤以降に追いついて,ひっくり返してなんとか中大が取る。
第3セットの中大のスタータは第2セットと同じ。途中からリベロがスイッチになり,太郎ちゃんが入ると一時コート内6人中5人が4年生に。今季の中大でそうなるとは思わなかった。いや。なんか。相手が相手というのもあるのかな。いい絵でした。
学芸は例によってアップゾーンが元気。台風順延の棚ぼたの一つは,学芸が自分の中でようやっと輪郭ができたきたことで,これは純粋に良かったと思う。先週(?)楽しいな,と思ったけれど,おそらく2面進行しているとなかなか見ないだろうから。そして,今まで気づいていなかったけれど1年生リベロの園田って,東亜学園だったのね。先日HDの中を整理していて気づいた。少なくとも都予選では見ていたはずだけれど。
明治大3-1慶應義塾(25-23 24-26 25-19 25-21)
明治:12有田 1大塚 3鎌田 2新 10杉本 5佐藤 L22瀧野/14中村
→慶應:9柳田 12野口 8稲田 1岡田 15丸谷 6星谷 L16野瀬
慶應第4セットはMBの前後入れ替え。
明治は飯塚いよいよベンチアウト。だいじょぶかね。でも,今日の有田さんは悪くなかった。ライトからの攻撃がわりかし気持ち良く決まっている場面が多く。
試合は,ええと,ワタクシの右目選手がぐっだぐだで痛くて気になってそれどころじゃなかったという。まったく何をしに行ったのか。第4セットぐらいでコンタクトレンズ外してみたら痛みは治まったけれど,焦点が合わないすぎる。
全勝対1敗の対決ということで,慶應が勝てば1敗で3チーム並び,明治が勝てば明治→日体→慶應と並ぶことになる。前半のカードとして取り残された中でも上位を占う重要な一戦ではあった。
んだけど,なんつーか,ぐだぐだというかばたばたした試合ではあった。面白いといえば面白いんだけど,てんやわんや。柳田さんとか大塚さんとかが時折不思議な舞を舞う。
新くんが珍しく同一セットで2回もドリブルしたりね。明治側にイエローカードも出た。審判もややぐだぐだ。
分かれ目はきっと,明治のブロックワンチ→ディグが巧かったのと,慶應がチャンスで決めきれなかったのと。とくに最終セットの最後のほうの慶應は焦りからスパイクがアウトになってた感じ。サーブも(お互い)後半になるにつれてミス多くなっていたしね。
両チームそれぞれ好きなので自分でもどういう心境になるか予想できなかったけれど,どっちを応援するでもなく,胃が痛くなることもなく,によによしながら(目は痛かったけど)楽しく観ていた。
大塚さんのセットの美しさが素敵で,ディグがセッターに返らなくても大丈夫という約束事がきちんとできていて,セッターが安心して助走に入れているのが,楽しいんだろうなあ。
有田さんの本数も多かったし。たいがいノーブロックでディグでカバーされてて,拾われる場面も多かったけれど,わたしが見たこれまでの飯塚不在試合に比べたら断然計算できていたし,だんだん決まるようになっていた,かな。
明治は,日体戦の奇蹟的な逆転劇から,ビハインドになってもセットを取られても,どこか余裕があるように見える。25点目を先に取られなければ,先に3セット取られなければ,負けじゃないという。中断期間がどう作用するか分からないけれど(天皇杯もあるし怪我人もいるし),良い意味の自信と余裕をもって後半に臨めたらよいなと。思う。楽しそうなので。
慶應は,日体と明治と直接対決で落としたのは惜しい。下位スタートで後半の対戦カードは分が良いとみられているだけに,却ってプレッシャーもあるだろうし。てんぱらなきゃちゃんと強いのに,というのは主将だけじゃなくて全員に思うのね。対角の人もセッターもリベロも。MBのブロックも。のせさんそこまで丸谷くんにかぶんなくてもいいのに,とか。まあ,いろいろ。
だけど,試合前のアップを観ていて,主将かっけーなー,と改めて思っていた。下級生時分のどこかふわふわした「それでもあなたエースなんだからしっかりしてよ」っていうのが,いつの間にか,ほんとにしっかりしてて,ポジションが人を作るのかしらなどと思ったり思わなかったり。存在感が安定してて,残念度合いも随分減った。それでも肝心なところで残念発動しちゃうのは,ファンじゃないから憎めないで済んでるんかもしれませんが。悪くないのよ。でも,ラリー中のセットでほぼフリーになった超おいしいところで,なぜそこで踏むし。それを第4セットの20点台でやっちゃうからもごもごもごもご。そんでタイムアウト明け柳田さんにしか上がらなくて柳田さんが鎌田さんに捕まってあーもー,みたいな,そういうアレでした。
逆にそれまでちょいちょい踏んだりふかしたりしていた有田さんが24点目をサーブポイントで取っておいしいところを持っていった試合。
ところで,泉水さんにぶつけた拓真くんはあやまるよーに(雲さんはすんでの所で逃げた説)。