平成25年度天皇杯全日本バレーボール選手権大会関東ブロックラウンド


ひたちなか市総合運動公園体育館


関東男子は4枠。A〜Dの4グループに分かれて3セットマッチのトーナメントを戦い,それぞれの勝者がそのまま代表になる方式。A〜Cグループは5チーム,Dは6チーム。(昨年のコピペ)。


ひたちなかでの天皇杯皇后杯は2010年以来の3年ぶり2度目。前回同様,Cグループ(Dコート)が地下のサブアリーナ。メインは土足OKで四辺にスタンド。6列ぐらいかな。手すり&透明ボードが微妙に視界に死角を作るが椅子自体は悪くない。近くに売店がないのでお弁当類の販売あり。サブアリーナは土禁。主審側のサイドラインに沿ってパイプ椅子3列設置。


得点はわかるもののみで,間違っているものもあると思います。公式を確認ください。そのうちPDFがあがるはずなので。


スタメンも基本的に自分で背番号確認+パンフレットで名前確認ですが,いろいろと自信なし。得点・スタメンとも拾いものアリ。

Aグループ:日本体育大学(大学代表)


日本体育大学(東京都/大学/関東ブロック大学代表)


PHOENIX群馬県/クラブ/群馬県代表)


東京トヨペットグリーンスパークル(東京都/V・チャレンジ)


宇都宮大学(栃木県/大学/栃木県代表)


国際武道大学(千葉県/大学/千葉県代表)

[A1]PHOENIX0-2東京トヨペットグリーンスパークル(17-25, 23-25)

PHOENIX:3後藤 8金井 1高木 10小林 2武田 6飯田 L12高橋
トヨペ:2早川 1伊藤 8西片 16松本 12橋本 5浅見 L3馬場
<めもらん>
フェニックスの武田と金井の2人のサイドアタッカーの軽やかさ。
しゅうやさんは赤いユニフォームに黄色い靴ですよ。もちろん。去年のブロック予選はいなかったので,今年は(遠目にだけど)みられてうれしかった。国体と天皇杯のお楽しみになりつつある。どうか一年でも長く。
第2セットはフェニックスがリード。取れるか,と思ったけれど20点過ぎてから追いつかれ23-23で同点になり,最後はぽろぽろっとフェニックスのほうにミスが出て,ストレートで決した。トヨペはVリーグチームの意地を見せた形か。

[A2]宇都宮大学2-1国際武道大学(22-25, 25-12, 25-21)

宇大:7栗木 8森崎 4田村 1黒澤 14亀山 13アハンガル L2狩野
武大:33大坪 9桜庭 24中島 7南 2三浦 8野坂 L17新井
<めもらん>
全体的にガチっぽい傾向が見られた大学勢。の中で武大は……ようわからん布陣。どぅーやんがいなくて,三浦にキャプテンマークがついていた。
宇大が勝った!! ……らしい。みてへん。

[A3]日本体育大学2-0東京トヨペットグリーンスパークル(25-17, 25-20)

日体大:31峯村 16田尻 9田井中 1渡辺 20山田 ?*1 L34山本
トヨペ:2早川 1伊藤 8西片 16松本 12橋本 5浅見 L3馬場
<めもらん>
第1セットをさくさくと取った日体大,第2セットはメンバーをかえてくる。8板東 7鎌田 20山田 31峯村 19小宮 16田尻。
Aグループにおける日体大というのは,ぱっと見「いいブロック入ったな」という感はあった。

[A4]日本体育大学2-1宇都宮大学(25-20, 21-25, 25-22)

第2セットのスタメン
宇大:7栗木 8森崎 4田村 1黒澤 14亀山 13アハンガル L2狩野
日体大:16田尻 1渡辺 9田井中 20山田 31峯村 19小宮 L34山本/6大内
<めもらん>
見てないのだが,2部(でも中位ぐらいにいるらしい)宇大が日体大から第2セットを奪ってフルセットゲームとなった。わたしがちらっと見ていたときがちょうど第2セットの終わりごろ。得点板の大学名が読めずにどちらがリードしているかわからないけれどどうやら宇大っぽい,みたいな流れだった。
と書きながら第2セットのスタメンがメモされているのは何故。
第3セット最後は,宇大のミスが目立ってばたばたーっと試合が転がってしまった感。

Bグループ:専修大学(ブロック推薦)


専修大学(東京都/大学/ブロック推薦)


RAKUTAMA(茨城県/クラブ/茨城県代表)


東京ヴェルディ(東京都/V・チャレンジ)


大東文化大学(埼玉県/大学/埼玉県代表)


東海大学(神奈川県/大学/神奈川県代表)

[B1]RAKUTAMA0-2東京ヴェルディ(17-25, 21-25)

東京V:29中村 22大下 34浜田(2s:11奥田)14飯塚 28土屋 31道木 L2浅岡
RAKUTAMA:5斉藤 18大野 6田仲 2中村 7上林 ? L3田部井
<めもらん>
後衛MBをほそくしそこねたRAKUTAMA。第2セットをじーっと見ていたのだけれどけっこうメンバーがかわっていて,結局よくわからなかった。鮮やかな黄色いユニフォームをお召しだった。
ヴェルディは新加入の道木がOPでフル出場。レセプションにも入る左打ち。夏場は砂浜の選手で,土屋と2人コートに揃うと,精悍さが増す。

[B2]大東文化大学0-2東海大学(20-25, 22-25)

大東大:12堀川 15林 7小作 8茂木 16平林 14阿部 L27高橋
東海大:35椿 1鶴田 22栗山 36松林 31久原 3池田 L41井上
<めもらん>
大東といえば,国体埼玉で林がすげえ,だったり,2部が楽しそうだったり。だけれども,第1セットは東海大が比較的順調にリードを広げていったので,東海大が20点取ったあたりでサブコートに移動した。
聞くところによると,第2セットは逆に大東がリードしての展開だったらしい。最後にひっくりかえってストレートではあったが,というところ。
そっちのセットを見たかった(え

[B3]専修大学2-0東京ヴェルディ(25-19, 25-12)

専修大:4板宮 12藤中 8山本 14小林 18川波 1長友 L23池田
東京V:14飯塚 35上村 31道木 29中村 22大下 34浜田(1s途中-11奥田)L2浅岡
<めもらん>
ヴェルディ紫ユニ。リベロが緑。指摘されて気づいたんだけど,発表されている背番号変更が反映されていない。新ユニフォームの納期の都合か何かかと思ったけれど,新加入選手のユニフォームは作られていたわけで。謎。
試合は,専修が軽く捻りました,ぐらいの。専修も2打目を打つ人があっちこっちすっとんでばたばたしてるなあと思うことが多かったのだけれど,なんだかんだでするすると。
MB,板宮の対角は高橋じゃなくて小林。高橋はアップゾーンにいた。怪我などでないのなら良いのだけれど。

[B4]専修大学2-0東海大学(25-17, 25-16)

第2セットのスタメン
東海大:1鶴田 22栗山 32佐々木 31久原 3池田 35椿 L41井上
専修大:14小林 18川波 1長友 4板宮 12藤中 8山本 L23池田
<めもらん>
第3試合のあと少し間をあけて行われたこの試合。ところが昼食やら休憩やらののち戻ってきたら,既に第1セットが終わろうとしていた。
第2セットも徹頭徹尾専修の流れ。というか。東海がどうにもいいところがなく,2時前には専修大が関東一番乗りで東京体育館への切符を手に入れた。
さて,次の週末には秋季リーグが再開するのだが,東海大のコレはどうしたものか。

Cグループ:早稲田大学(ブロック推薦)


早稲田大学(東京都/大学/ブロック推薦)


駿台学園高等学校(東京都/高校/関東ブロック高校代表)


富士通カワサキレッドスピリッツ(神奈川県/V・チャレンジ)


山梨大学山梨県/大学/神奈川県代表)


明治大学(東京都/大学/東京都代表)

[D1]富士通カワサキレッドスピリッツ2-0駿台学園高等学校(25-21, 25-20)

<めもらん>
Dコートは地下のサブアリーナなのでほとんど見られず。富士通は廣本がスタメンだったとか,横田がワンポイントで出場したスタメンとか(公式戦初出場?)。富士通の起動が遅いのか駿台の起動が早いのか,セット序盤は駿台がリードする展開。廣本がサーブで活躍したらしくて,いいなー。
(追記)富士通のスタメン。ローテーション不明。写真から拾ってるのでいろいろあやしい:S渡辺,WS神山(2s-呉屋),岩井,MB三芳(2s-松野),横田,OP廣本,L芳賀
駿台はわからず。

[D2]山梨大学0-2明治大学(16-25, 16-25)

2Sスタメン
山梨大:10渡邊 5有野 2鈴木 6北沢 9小倉 1水口 L8浅岡
明治大:1大塚 3鎌田 2新 10杉本 5佐藤 6飯塚 L14中村/22瀧野
<めもらん>
明治は紫ユニフォーム復活。足首大丈夫ですかの2人も出場し,4年生色たっぷり。いいづかさん,あと一息かなー。
梨の10番さんは,第1セット途中で交代で入り,第2セットもそのまま。この10番さんがいい仕事をしていた。
あとは2番さんのサーブも好きなかんじ。

[D3]早稲田大学2-0富士通カワサキレッドスピリッツ(25-18, 25-22)

<めもらん>
早稲田,この試合はガチメンだったと聞く。正直なところ,フルセットになるかどうかはともかくとして,もう少し競った点差・展開になると予想していたのだが(期待していたのだが,とも言う),それこそ序盤に早稲田ががーーーっとたたみかけて,その勢いで,みたいな。話のようだ。
(追記)富士通:S北沢,WS呉屋,岩井,MB三芳,松野,OP廣本,L芳賀。途中田中さん出てたり。

[D4]早稲田大学2-1明治大学(20-25, 26-24, 25-18)

早稲田大:1吉村(2s-4北地) 6三宅 8太田 9専田 13加藤 10大木 L20後藤
明治大:17小野寺 20與崎 12有田 19原(途中-5佐藤) 11竹内 28政井 L14中村/22瀧野
<めもらん>
やられた。いや,いいのだが。
双方見事なBチーム。示し合わせたかのように。早稲田はいつものレギュラーメンバーが専田ひとり。最初は吉村が出ていたらしいとあとで聞いたがわたしが見始めた第1セット終盤にはすでに北地だった。
対する明治も3年生以下。もともと両方出場しているリベロの2人を除いてあとがBメンとこちらも徹底している。新・鎌田・飯塚ベンチアウト。大塚は監督風味。交替出場の佐藤も,ベンチでコーチ然としたいたのだが,試合途中で原が着地の瞬間に足をくじき,ほかに出る人がいなくなって,出ざるをえず出た,という流れ。監督不在。この既視感はせたがやこんそーしあむかっぷぅぅ。
てんのーはいのいぎがどーちゃらでとか難しく考えてはいけない。
地下のサブアリーナで観客も少ない中でひっそりと行われていたからこそのフリーダムウェルカム感は否定しないけど,早稲田も明治も4年生の比重の高いチームだから,3年以下で公式戦をやるのもまた一興。この2チームの対戦成績にはもともと偏りがあり,互いに苦手意識/得意意識もあるだろう。それが今日ひっくり返った。最終日の最終戦に直接対決を残している。ひっくり返したメンバーが出るわけではないだろうが,これがリーグにどう影響するか(あるいはしないか),というところも見どころではあるか。
第2セット,明治が中盤までに最大5点リードしていたが,中盤以降早稲田が追い上げ,デュースになって,早稲田が取った。第3セットはそのまま早稲田が主導権を握った。明治は状況を立て直そうとはするのだが,切り札がない。
明治の4年生たちをインカレの翌週に見られないのは残念だが,それも仕方ないのだろう。去年よりはマシという話でもあるわな。

Dグループ:順天堂大学(ブロック推薦)


順天堂大学(東京都/大学/ブロック推薦)


NUDE(千葉県/クラブ/関東ブロッククラブ代表)


警視庁フォートファイターズ(東京都/V・チャレンジ)


つくばユナイテッド Sun GAIA茨城県/V・チャレンジ)


三菱東京UFJ銀行(東京都/実業団/関東ブロック実業団代表)


中央大学(東京都/大学/ブロック推薦)

[C1]NUDE1-2警視庁フォートファイターズ(16-25, 26-24, 21-25)

2Sスタメン
警視庁:13中村 20鈴木 25金丸 14中道 2清水 3当間 L8石川
NUDE:39吉岡 4紺野 21中野 77臼田 56篠田 L1古家
<めもらん>
第1セットは警視庁がいけいけどんどんで,さすがやで,と思っていたのに,第2セットはNUDEがリードする。警察追いついたものの,取り切れず,フルセットに。
このころから,Cコートだけが長引く傾向はあったのだな。

[C2]つくばユナイテッドSunGAIA2-0三菱東京UFJ銀行(25-22, 25-21)

<めもらん>
地下にいた。

[C3]順天堂大学2-0警視庁フォートファイターズ(25-20, 25-19)

警視庁:13中村 20鈴木 25金丸 14中道 2清水 3当間 L8石川
順天堂大:24浅野 2細中 5佐野 22堤 12廣瀬 1藤井 L31松崎
<めもらん>
こちらもほとんど見ていない。警視庁は,松本が不在だった。姿さえも見えず。

[C4]つくばユナイテッドSunGAIA1-2中央大学(20-25, 25-15, 22-25)

サンガイア:背番号が見えぬ。
中大:7石井 17今村 11手塚 25井上 5早坂 2傳田 L4森
<めもらん>
サンガイアのユニフォーム(緑に黒の背番号)は視力の弱い人間には遠目に番号を読みづらい。顔も識別できない程度の近眼(コンタクトレンズの寿命)なので難儀した。順序ばらばらで五十嵐,瀧澤,丸山,奥村,岩田,菊地,L吉野。見ていた範囲ではほぼこのメンバーで固定されていた様子。
盛り上がる様子が漏れ聞こえてきていた。今季のサンガイア,なかなかいい感じで戦えるのではないかという気配が窺える。しかし第3セットで力尽きたそうで,この時点で,関東ブロックラウンドは今年も4代表すべて大学から出ることが確定した。

[C5]順天堂大学2-1中央大学(22-25, 26-24, 25-23)

中大:25井上 11手塚 9江頭 5早坂 2傳田 7石井 L4森
順大:24浅野 2細中 5佐野 22堤 12廣瀬(1s途中-3伏見) 1藤井 L20館石?
<めもらん>
中大×順大もまだ秋リーグの対戦を残しているが,こちらは早明戦と対照的に,ふだんよりも4年生比重を重めに組んできた感。いや,狙うところは早明戦と同じラインなのか。ただ,完全Bというわけではなく。
中大は関田と伊賀はずっとアップゾーンの人だった。井上は出ていたけれど。新井が不在で,石井にキャプテンマークがついていた。
順大は,スタメンだけ書くことがあまり意味を成さないということも含めて,仕様通り。前の試合では23渡邉が途中で出ていたけれど,この試合はずっとこんな感じだったかも。中断前にベンチアウトしていた(東アジア競技会ではスタメンだった)伏見が長い時間出ていた。
第2セット。中大がよく拾う。繋ぐ。粘る。しかし最後は順大のブロックに阻まれる。その展開で順大がリードしていたが,中大も追い上げ,23-22ぐらいから早坂が2連続サービスエースを決めて,中大が逆転する。そして,23-24と中大のマッチポイントがかかる場面,ラリー中。コートのほぼ中央アタックライン付近に上がるトス,左から走り込む(たしか)江頭と,中央後方から走り込む早坂。ここで早坂にトスが上がるのは分かっていた。ぞくぞくしたしわくわくした。軽やかに跳ぶ早坂。これを決めればファイナル進出。
スパイクはサイドラインを割った。そしてふかれる笛。アタックラインの踏み越し。
あちゃー。
ということでフルセットになった。時計は4時を回った。試合をしているのはこのコートのみ。スタッフ全員の「早く終わらせて早く帰りたい」気持ちを鮮やかに裏切るバレー大好き発動。このカードがあっさり終わるわけがないのよ。
第3セットも順大がじわじわリードを広げる展開。終盤中大が追い上げる。が,20点すぎ,尾松のピンサで1つブレイクはしたが,江頭→早坂とサーブが続く場面でブレイクできなかったのが痛かった。
最後はクリスが締めて,4つめの出場権は順大の手に。1640ごろ終了。

*1:たぶん19小宮