堺ブレイザーズ内定勝手に紹介・その1


皆まで聞くな。


企画説明→勝手にVリーグ入団内定選手紹介

出耒田敬(札幌一→筑波大#8/つくばユナイテッドサンガイア)OP/MB・199cm/右


2013世界選手権の代表メンバーに入って試合にも出たとき,さっぽろとうかいのおくだくんが「できたのきは【らい】で変換できるよ」と言っていたとかいないとか。わたしのATOKではできません。いつも手書き認識かどこかから探してこぴぺしてるんだけど,そろそろ辞書登録しなくちゃね。


サンガイアでも点取り屋として活躍していたし,2013年度A代表にも名を連ねているので,今更わたしが書くこともない。バレーボールワールドの記事にも「移籍」と書かれていた。ゆえに,この「内定紹介」で取り上げる対象ではないかもしれない。他の移籍選手は挙げてないもの。


でも,最初があつむ氏(近クラ→きんでん移籍)だったので,続行します。


1年生だった2010春がちょうど筑波が2部に落ちたときだったので,入ってすぐのころは見ていない。2部で新人賞を取っている*1。1シーズンだけで2010秋には1部復帰したけれど,1年のときはあまり見てないかな。出てはいた。たぶん。


大学に入ったときから,名前だけは聞いていたような気がする。同世代(学年ではなくもう少し前後に幅を持たせた範囲)のサイドアタッカー(だけでなくMBも含めて)の中ではかなり高身長の部類に入る。この世代で一番に名前が挙がるエースアタッカーで,期待値が高く,期待値の話で引き合いに出されるので自然,界隈での知名度も高くなる。サンガイアでも主力だから目に触れる範囲も広い。


その期待に応えて,年代別代表では点取り屋の重責を担ってきた。2010アジアジュニア優勝から2011世界ジュニア。2013カザンユニバと東アジア競技会の銅メダル。


その合間を縫っての2012のWLオランダ派遣や2013WLと,A代表にも呼ばれている。1年中いつでもどこかでプレーしていながら学業もけしておろそかにしていない。


どっかでバカンスしておいでって言いたくなるぐらい,休みがないように見えた。


この秋の筑波大はあまりぱっとしなかった。去年のインカレ優勝チームがほぼそのままのメンバーで残っているのに。それはできちゃん1人の問題じゃないだろうけど,疲れが溜まっていても仕方ないかなあとも思っていた。


受け答えやら態度やらもしっかりしていて真面目そうだし,あちこちから引く手あまたになったり期待がかかったりするのは仕方ないと思うけど,必要以上に気に病まずに,楽しくやってくれたらなあ。


堺でどこのポジションをやるかも気になるところ。筑波大ではOP。今季のA代表ではMB登録されていた。どっちでもいいしどっちでもできる選手のままで対応力をあげていってほしいと今は願っている。


以前はOPでいてほしいと思っていた。日本人OPを育てるべき云々の流れで。だからパナに入るんじゃないかと思っていたし,堺に入るってことは堺もそのうち外国人選手を別のポジションにもってくるんだろうかということまで考えていた。


それが,最近少々思うところありまして。「サイドもセンターもかわんねーよ」みたいなセンタープレーヤーこそ,今足りなくて求められている役回りなんじゃないかな,と。


誰もはっきりとは言わないけれど頭の中には何故かある「サイド>センター」の偉さの図式がナンセンスなんだよ。それを打ち破ろう。2年時の李(東レ)とのダブルクイックには度肝を抜かれた。そのとき,どっちがどっちで出ていたとか,関係ないし。


「だから敢えてMBで」という意味ではないよ,念のため。ずっとOPでやってるしそれが完成しているわけでもないのだからこのままOPですくすくとという気持ちも変わらず思っているよ。


参考資料は,その2年時2011東日本インカレをメインに。緑色の背番号17。ユニフォームが2代前で,すでに懐かしい。今は水色ですけん。これでOPですよ。このときは李(東レ)とのダブルクイックばかり注目していたけれど,対角の衛藤とも一緒に跳んでた。最後のは2012東西対抗,東軍(赤×黒)8番。




……わたしできたんのことも筑波のこともほとんど見てないのに,こんなに明後日の方向から暑苦しく語ってごめん。つまり,なんだかんだそういう風に語られちゃう選手なのかなあ。うーむ。

筑波大



ニッカンスポーツの優勝展望で一番に名前が挙がってましたね。なかなか厳しい山には入ったけど。ここの山は楽しそう。

*1:1部の新人賞は伏見大和(順大→東レ内定)