全日本インカレ4回戦・準々決勝個別試合(見た分だけ)
明治大学3-2龍谷大学(25-17 19-25 25-23 18-25 15-11)
→龍谷:14手原 1辻口 6西村 17和田 13新谷 7藤元 L2谷口
明治:6飯塚 1大塚 3鎌田(3s途中−19原) 2新 10杉本(3s-11竹内) 5佐藤 L14中村/22瀧野
福岡大とのフルセットゲームを勝ち上がってきた龍谷は関西秋1部2位。天皇杯の出場も決めている。もともと関西方面であまり聞く名前ではなかったけれど,ごく最近よく目にするようになった。
第1セットこそ明治がいい形で取ったものの,そこから第4セットまでは龍谷の楽しさにやられっぱなしだった。
2年生セッターの手原に釘付け。ちょっとだけネットを挟んで対峙しているセッターとタイプが似ている。常ににやにやしているところとか,ボールにめいっぱいしめしめ感を乗せてセットするところとか。MB2人の使い方が楽しかった。OPの和田とWSの新谷の2年生2人も実にパワフル。しかもノリがいい。キャプテンの辻口(甲南のリベロと双子と聞いたのですがほんとうですか)は4年生だけど後輩達とタメにしか見えない。もちろん良い意味で。
崩せるサーブを持っている選手が多かったし,ボールコントロールが巧くて,ストレートのラインぎりぎりにスパイクを抜いてくる。パワーもある。
こりゃ厳しいな,と思ったのが第2セットだった。明治は「さいごにずどん」と決められる枚数が少ない。攻撃が通らず拾われて切り替えされる。
とくに杉本の得点が少ないなあと思っていたら,第3セット,スタートから竹内になっていた。それからほどなくして,鎌田も原に交代。これには驚いた。
代わった2人が大活躍したかっつーとそうでもなかったんだけど,カンフル剤としては効いた。ずるっと負けそうだった雰囲気が改まって,仕切り直せていたし,竹内に対して応援は盛り上がっていた。みんな大好き竹内。そして,瀧野と大塚ががっつり拾う体勢。ノリが良くなると動きも良くなる。
それでどうにか第3セット取ったけれど,第4セット終盤は焦り気味の明治にスパイクアウトが続いて,自滅的にずるずるっと行った。
もしかしたら明治はここで終わりかもしれんなーという覚悟は,いったんした。
第5セット,コートチェンジ後に武田のサーブで崩してブレイクしたり,飯塚の1枚でのシャットアウトが出たりで少し点差をつくれた。そして,龍谷ブレイクポイントになる和田のスパイクを佐藤が止めてサイドアウトを取ったところで,12-9。
この場面の佐藤のブロック。
最後は飯塚と大塚の4年生サイドが拾われてもブロックリバウンドでもひたすら打って打って,なんとか準々決勝に駒を進めた。
ここの2人並んでるから,とくに大塚がサーブでつぶされると飯塚にボールが集まっちゃう図は最後までそうだったんだけど,飯塚がすごく頼みになる存在だった。秋リーグが故障勝ちだった鬱憤を晴らすかのように,軽やかに神出鬼没。
今日は明治は監督も不在だった。インカレが4年生の大会というなら。4年力が物を言うというのなら。言わせて。
専修大学3-0東海大学(25-21 25-21 25-19)
専修:18川波 1長友 11柴田 12藤中 8山本 13高橋 L22吉澤/23池田
東海:31久原 22栗山 3池田 1鶴田 14加口 18秋庭(3s途中-35椿) L41井上
東海大学札幌校舎3-1中央大学(25-17 19-25 25-17 25-22)
なんと。メモをとっていなかった。そもそも試合開始に間に合っていなかった。
札東海:11横山 9一刀 7笠原 3河西 20山本 15奥田 L27藤村
中大:……えーと,えーと,
中大はMBこそ手塚-傳田対角固定だったけれど,あとは色々代わっていたなあ。サイドアタッカー,最初に見たときは,井上-新井の対角でOP江頭だったような記憶がぼんやりあるけど,井上-今村かもしれない。井上,新井,今村,早坂,江頭。順列組合せ。セッターも石井が出ていたと思えば関田が出る。
第4セットにはセッター石井,早坂-新井対角でリベロも森,前衛が傳田なら4年生5人という,かなり4年割合の高いコートにもなっていた。
ほんぶんはおってほかんする……つもりはある。