1か月経過
正月休みが明けて家に帰って,体重計に乗って目をむいた。そこには観測史上最大値,つまり人生最大値(推定)が表示されていた。
去年の後半から「太ったなー」とは感じていた。でも,体重計が壊れているのを言い訳に,体重をはかっていなかった。
人間の恒常性維持能力って侮れなくて,少々エネルギー摂取量が過剰気味でも,しばらくはじわじわと耐えている。それが,あるとき堰を切ったように「ぶわっ」と膨らむ。去年7月のカイシャの健康診断は,そのぶわっ第1弾のあとぐらいだった。前年よりもそれなりに増量していた結果が気にはなりながらも,切迫した危機感は感じない程度。とくに,わたしの場合問題なのは体重そのものよりも血中コレステロール値であり,今回の健康診断はそちら方面は数年ぶりの無罪放免だったので,自分を甘やかしてもいた。
ところが,だ。一度膨らみ始めるとこんどは膨らみフェイズに入る。秋から冬にかけて,夏の健康診断時よりもさらに膨らんだ,感じはしていた。
そろそろ洋服のウェスト周りが気になっていたところに追い打ちをかけたのが年末年始の豪遊。
そして,最初の段落に戻る。いや,ほんとにびっくりした。
いくらなんでもこれはまずかろうと。さすがにいろいろな意味で青ざめて,毎朝の体重計測と食餌制限を始めた。
それからちょうど1か月。今朝の時点で開始時-2.2kg,期間最大値-3.0kg。目を剥いた数値は1月5日の夜のことで期間最大値よりもさらに1kg以上重かったのだがそれはそれ。
最初の1週間で,正月休みの俄増量に相当すると思われる約1kgが落ちた。そのあとの3週間で約1kg。ただし,今は時期的に軽い方なので実際には微減。
BMI上はあと1kg程度減ればいい感じ。ただし脂肪量は多くて筋肉量が少ないというのが数年前のジムでの見立てだった。
無理して摂取量を激減させても激しくリバウンドするだけなので,春ぐらいまでゆるゆる3か月ほど続けようとしている。しかし面倒なのは,そろそろ下げ止まってきた感じがすること。減らした食事量に体が慣れてきている。
もう少し絞りたいし,ずっとこの量でやっていくのはつらいから,困る。ここで何かしらパンチをきかせるか代謝を上げる策が必要
と,わかってはいるんだが,運動に手を出せない。毎週のようにハードな運動をしている人を観ているのに,自分はとことん動くのが嫌い。動くのが嫌いだから動いている人をじっと観ていられるということではあるのだろうが。
スキーは楽しかったけどね。たとえば夜に近所に散歩に出るのだとか,簡単なはずなのに腰が上がらないし,全く続かない。やれやれ。