Vチャレンジリーグ男子川崎大会@川崎市宮前スポーツセンター


行ってきた。


新宿と宮前と,首都圏で会場が被っていたこの週。どっちにするか迷ったけれど,結果「1日ずつ,どっちも」にした。


都心からそれほど遠くはないのにアクセスの微妙さで気持ちを削がれがちな神奈川の(主に,特に,いや,専ら川崎市の)体育館。川崎市体育館はJR川崎駅から徒歩圏だからマシとして,とどろきアリーナ,いつぞやのインカレで泣きそうになった多摩区のスポーツセンター。そして,この宮前スポーツセンター。


毎シーズン2〜3週ちゃれんじを開催していてもはや定番になっている宮前スポーツセンターも,最寄り駅は田園都市線宮前平。急行は停まらない。なので溝の口からバスのほうが楽らしいがいずれにしても駅から市バスに乗車した後さらに徒歩で5分ぐらい坂を上る。前日は市バスが動いていなくて,観客も選手もみんなして雪中行軍だったと。そして恐ろしいぐらい観客が少なかったらしい。帳票の観客数164は水増し疑惑。


わたしが行った日曜は,スタンドにサンガイアと富士通の応援団がそれぞれいたので,そんなに寂しいかんじではなかった。アリーナの観客は数える程だったけれど。そして帳票によると第1試合の観客数は70だけど。実感としては実態に近い感じ。


というか,無料で整理券も配っていないのにどうやって数えたの,という。


アクセスは今ひとつだけれど,着いてしまえば快適な宮前の観戦環境。なにより,毎回無料なのが有り難い。乗り継ぎが多かろうがバスを挟もうが,そこでおつりは充分くる。


それに,アリーナのエンド側の席数に余裕があるのも良い。スタンドもベンチシートだけど両サイドにある。なのでたいていエンド側から見ているのだけれど,今回はなんとなくアリーナのサイドからだらっと。死角ができて見づらくはあるのだけれど,すぐ目の前でアタッカーがジャンプしてスパイク打ってブロックが跳ね返ってくる臨場感はコートサイドならでは。ただし,油断しているとボールと選手とついたてが一緒になって襲ってくる。こわい。

つくばユナイテッドサンガイア3-0東京トヨペット


宮前にも行くぞと思った理由その1。前回対戦ではトヨペにセッターがいなくて伊藤がセッターをつとめるという,公式戦なのに目を疑う状況が展開された由。そのときの総得点が75-28。


今回は何点取れるかな,という,めちゃめちゃ失礼な観戦動機だった。今回はちゃんと浅見さんがいた。そのかわり,カピオでセッターをやっていた荒川はいなかった。合計9人*1


30点取れればいいねと斜に構えて始まった観戦,第2セットは序盤好調で,一時はサンガイアに対し数点リードしていた。あっさり前回の28点をクリア。14点ぐらいで追いつかれたもののそのままサイドアウトを繰り返し「1セット取れればいいな」という欲も出た。結局20点すぎで投入された平尾のサーブにやられてあれよあれよで終わっちゃったけど。25-20。


「試合にはなってる」と感じられた喜びも束の間,第3セットは出だしでこける。第1セットもそうなんだけど,サーブで崩されてトスでも立て直せなくてスパイクが微妙という,いかにも上位と下位らしい試合展開。序盤で穴ができたらあとは広げる一方。最終的に75-44で落ち着いた。試合時間1時間5分。


うー。あっさりん。


トヨペのことをdisってもいいと思っているわけじゃないんだけど,ついネタ要員にしてしまってごめんなさい。でも,今年は元々(存在を)知っていた柴と徳岡が入ったこともあって,ちゃれんじ観戦5シーズン目にしてようやく,選手7人を認識して試合を見ることができた。彼らにはやっぱりがんばってひっぱってってほしいと思うし,松本さん*2素敵なので,試合後半はけっこう真面目に応援していた(心の中で)。


そして試合後に橋本株が謎の急騰を見せたのだが,よくよく考えてみると,最初の段階で寄せ書きに参加していない時点でいい人説には疑問符も(え。


サンガイアは,第1セット加藤OPの瀧澤-五十嵐対角で始まり,第2セットは菊池OPで瀧澤-加藤対角。菊池さんOPも楽しかった。2・3セット目はリベロも白石が。前日のデルフィの「どうにも困ってオーダーセット替わり」とは違う,余裕のある試合運び。第3セット最後はセッター岩田/OP柳川の2枚替えだったかな。それから,第2セットにピンサで入って4得点し,その度に菊池さんと加藤さんに持ち上げられる平尾がかわいかった。

富士通カワサキレッドスピリッツ3-0トヨタ自動車サンホークス


宮前にも行くぞと思った理由その2。自動車のぴよぴよちゃん。


富士通は観戦機会も多く心的距離の近さはちゃれんじ随一。でも,今回は観戦機会の少ない自動車堪能シフト。


かーわーいーいー。


まーくんのサーブが上がらない。ダイレクトに富士通コートに戻ってそのまま押し込まれる場面を何度みたことか。コートの中では上にあげればいいよーって声をかけあってるし実際徳尾も福島もがんばったんだけど,レセプションを上にあげてもアタックライン付近から(つまりアタッカーの斜め後ろから)上がってくるセットにあんたたち合わせられへんやん。


っていう光景が目の前でただひたすらリピートされていた。


あかん。すごーくかわいいんだけど,うちてのないまま点数だけ進む。


ようやくまーくんのサーブが終わったと思うと,半周後の岩井さんのサーブでもおんなじことになっていた。


あうあう。


こちらも富士通にとってはいささか余裕のある試合展開。といってもスタメンは第3セットで松野→三芳にかえた以外は同じだった。そしてその松野+三芳の得点が合計10点。松野は2セットで6本打って5本決めて決定率83.3。たしかにぜんぶ決まってたかんじ。三芳さんは5/7。


毎セット,20点すぎるたところで北沢→新。新くんのお稽古のお時間,といった雰囲気だった。でもついついひろっさんと比べてしまって,まだまだこれからだなあと思ったり。そりゃ当たり前なんだけどね。でもね。なんつーか,優しさが足りない。


第3セットは20点までは競っていたので,新くんの出番がなくて,ほんとに最後の最後にちょろっとだけ出てきた。


自動車としては21-20までついていっていたのに,そこからが地力の差というやつなんだろうか。攻撃はいいんだよね。徳尾が一人でがんばってる感はあるにしても。サーブもスパイクも,なんならサーブレシーブも。あのサーブとスパイク見ると,1レグ3勝にも頷ける。


なんにしても,これが今季最後の自動車たんになるのは寂しいなあと思い,思いあまって最終週@刈谷に行こうとしている。


帰宅後にはしゃぎすぎました。反省。

*1:B票みたら10人だった。

*2:それにつけてもちゃれんじ界隈における松本姓の多さよ。