Vチャレンジリーグ男子東京*1大会@稲城市総合体育館


日曜日だけ行ってきた。

富士通3-0大同特殊鋼


富士通のアップゾーンがおもしろすぎて,ついついコートではなくアップゾーンに目がいってしまい,試合の印象がほとんどありません。だめじゃん。


序盤筆頭で変な動きをしていたのが廣本さんだった。廣本さんって,そっち担当でしたっけ……第2セットで廣本in/中川outのチェンジをしてからはもちろん(え)中川さんが。


特殊鋼も倉田さんがキッズの応援のリードをとって煽っていた。


倉田さんがアップゾーンなのは(ほほえましいけれど)寂しいのうと思っていたら,第2セット途中からかな,出てきてくださった。たしかに往年の倉田さん無双状態ではなさそうなのだけれど,でも,かっこいい。


それから,前日の警視庁戦で大活躍だったと聞く辰巳兄。辰巳OP置きの,金澤・草場WS対角というスタメンにまずびっくりした。いいんじゃないの。結果ストレート負けではあったけれど,山口のブロックしかり辰巳しかり,良い感じの大同の気配。


富士通は,第3セットの中盤,ビハインドからサーブで追いつき,逆転。その逆転のサービスエースを放った田中が本日のヒーロー。前週敵さんとして見ていたときも,岩井・田中のサーブが脅威だった。ピンサ職人となりつつあるわたなべしょーたさんも含め,サーブで攻められるチームでよすよす。


目下ブロックランキング首位独走中の横田は,3セットで4本決めて,通算1.34。2位の丸山0.93に差をつけている。このまま1位取ってほしいなあ。かわいい。すらっとした感じになんとなく既視感があったんだけど,あれだ。ちょっとだけでんでんに似てるんだ。雰囲気が。

大分三好3-0東京ヴェルディ


「Vチャレンジリーグ大分三好」は初見だった。同じユニフォーム,Vチャレ唯一の*1シンセサイザー付き応援,ファンの多さ。


稲城でそれ。最初に感じたのは,どちらかというと違和感だった。


去年(一昨年もかな)の稲城は,ヴェルディバレーサポさんたちの熱心な呼びかけにもかかわらず,客入りがぱっとしなかった記憶がある。今年は,三好の集客力だけでなく,マスコットのヴェルディくんもスタンドに現れ*2サポさんの人数もかなり多かった。アリーナもスタンドもまずまずの埋まり具合で,交通至便とは言い難い立地で南武線の南の方も止まっていたなかでは上々と言えよう。


試合そのものは,前日の対富士通フルセットの惜しい敗戦に比べると,歯がゆいものではあったが。


三好,つええな。そらそうだよな。大道のラリー中のCクイックが,死角から来てまじびびった。


効果をあげるための多様なサーブ,ブロックワンタッチからのきっちりしたレシーブ,パス,トランジションアタック。違和感はあっていいんだと思う。あのチームにとって,ぷれみあは上がるところじゃなくて帰るところで。ちゃれんじに三好がいてなんとなく客層が華やかになって,それをほかのチームが迎え撃ってリーグが盛り上がる。自分が見たのはこの試合が今季初めてではあるものの,その気配が感じられなくはなかった。「入れ替わり」が起きたことを歓迎した去年の春の自分の気持ちは,あたっていた,と思う。


ヴェルディは復帰なった中島俊介が第2セットから出場。わくわくして見ていたのだが,着地でなにかやらかして,負傷退場となった。コート上の選手達がかかえてアップゾーンへ。試合後救急車で搬送されていて,たいそう気がかりである。


鶴。


今季ちゃれんじ観戦5日目。土日の内どちらかだけという週のほうが多いゆるめの関わり方である。メモも取らないしだらだら見ているし,見ているようで見ていないことも多い。相変わらずチームも選手も試合結果も個人成績もろくろく把握していない。


それなのに,いろんな会場でいろんな人にかまっていただいている。こういう人間なのに。ほんとうにありがたい。


みなそれぞれ応援しているチームがあって,一緒に試合を見たり話をしたり。そういうあれこれが積み重なって,うまくいえないんだけど,気がつけば,リーグを楽しいなあと感じるようになっていた。11チームもあるから,いつも,リーグ全体に対してはどことなく距離を感じていた。今もまだどちらかというと遠い存在のままではあるのだけれど,少しずつ,近くなってきたように感じる。


そのあたりは機会があればあらためて。ないな。

*1:ジェイテクトがいなくなったから

*2:初めてお目に掛かりました。