第63回黒鷲旗全日本男女選抜バレーボール大会5/3(土)大会3日目


グループ戦最終日


日を追うごとに書き始める時刻が遅くなっているので,第1セットのスタメンだけ(決意表明)。

[A1]大分三好ヴァイセアドラー1-3順天堂大学(21-15 23-25 25-23 26-28)


→J:26吉野 6佐藤 27荻原 24熊倉 15石原 29坂口 L2館石
M:19辻口泰 6高橋 4カタブ 9井口 5橋本 10山田(12安田) L11辻口智/16迫谷


〈メモらん〉


・順大が勝った。応援している自分がいた。すごく悔しいんだけど。
・2セット目までは順大のペースだったけれど,第3セットに1小川が出たところで雰囲気がかわった。小川自身が直接得点に結びつくプレーを連発したということではなく,ほかの選手の動きが良くなる。締まる。
・しかし,最終的には,順大が第4セットをデュースの死闘の末に取り,三好を下した。
・順大はこのメンバーでリーグに出ればいいのに,と,思った。だって,見てみたいじゃん。楽しかった。
・熊倉のサーブが火を噴いた。吉野のサーブも。レフティの荻原も。サーブはラリーの最初のスパイク。三好はしばしばサーブで崩され,いい攻撃の形を作れていなかったように見えた。
・三好は3敗で黒鷲旗を終えた。事情は知らないが,細川がいないことが得点力・決定力の面で大きく響いたように見えた。

[B1]早稲田大学3-0星城高等学校(25-10 25-16 25-12)


W:13山口 1専田 6福山 15山崎 18喜入 3濱松 L19後藤
→S:1北山 4角谷 6中山 9都築 10石黒 3萱野 L13横井*1


〈メモらん〉


・星城はそうとうメンバーを入れ替えていた。ポジションもあまり固定していないようなチームなので,誰が誰とどういう交替をしているのかさっぱりついていけない。8番の子は今日はリベロユニフォームではなかった。
・若い監督だが,タイムアウトやセット間に訓示を垂れるようなことはしない。もちろん指示やアドバイス等はあるけれど,タイムアウトの間,選手たちだけが分析シートを見ながら話し合っている様子が,この3日間で印象に残った光景だった。
・高校○冠を成し遂げた偉大すぎる先輩たちが一気に抜けて,全く別チームと考えてもよいような状態だろう。しかしそうやって何度も星城高校ブランドの真価を問われる場面があり,それを乗り越えて行くのだと思う。選手自ら。
・早稲田は,山崎が久々のスタメン,フル出場。母校との対戦に気を利かせたか。
・大きく点差が開いたためか,途中から専田・濱松の二人の4年生を下げて,8加藤や9田中を入れ,3年生以下(3年生は福山しかいないので実質2年生以下)のチームに。大学生のチームでこういった交替をする試合を見る機会も少ないので,これはこれでおもしろかった。少数精鋭だった早稲田だけれど,現2年生は部員数も多く,知らない選手ばかりである。

[A2]警視庁フォートファイターズ1-3近畿大学(20-25 25-21 22-25 26-28)


→近大:8下出谷 20勝 2繁田 14鳥越 1和中 7岩谷 L12帖佐
警視庁:5平林 14中道 13中村 20鈴木 25金丸 6松本 L8石川


〈メモらん〉


・9m×9mの枠の中に入れないとならないのです。ストライクが入らない野球が成立しないのと同じように。
・途中で隣コートの試合が終わり,引退セレモニーで会場が沸く中での試合続行。見ている側としてはセレモニーも見たいし試合も見たいし。つらい。
・近大,前日もう一声と思っていた鳥越が今日はよく決まっていたかな,というところ。
・だい2セットからは警視庁も良い感じになった。最後はトランジションを勝が決めた。
・近大の現役学生でVチャレンジリーグ近畿クラブに所属している選手は多いのだけれど,この対戦は警視庁×近クラぽくはなかった。
・しかし,堪える。

[B2]つくばユナイテッドSunGAIA0-3日本体育大学(16-25 17-25 20-25)


→つくば:10五十嵐 4丸山 1菊池 18加藤 3奥村 2浜崎 L22吉野
日体大:2田尻 1山田 31矢貫 13緒方 20峯村 9小宮 L23山本


〈メモらん〉


・つくばは,前日まで不在の丸山がおり,菊池はオポジットに入った。
・三好における細川は,言うなればサンガイアにおける瀧澤である。瀧澤はベンチ入りはしていたものの出場の気配はなかった。出られるような状態ではないのだろうと勝手に推測。
・第3セットは22-22までは競っていたのだが。あと1セットや2セット,長くやってくれてもいいのに(え
日体大は黒鷲後にまた強くなりそうな。

[A3]東レアローズ3-1豊田合成トレフェルサ(20-25 25-22 25-14 26-24)


東レ:10大木 7相澤 12デキ 18鈴木 1富松 4近藤 L2田辺
合成:7 6近 8メロ 4高松 14幡司 12内山 L10古賀幸


〈メモらん〉

[B3]JTサンダーズ3-1サントリーサンバーズ(25-18 25-27 25-9 25-22)


サン:17星谷 13スタンリー 20米山 2鈴木 9阿部 8金子 L3高橋(3s-15佐別當)
JT:15イゴール 8越川 2町野 17深津 10小澤 1安永 L3酒井


〈メモらん〉


・試合が始まった段階ではまだ隣A2(警視庁×近大)がまだ終わっていなかった。なので,なかなかこちらを見られないまま。うぬぬ。
サントリー,,第2セットは鈴木・山村対角。第3セットは途中で総入れ替え。スタンリー→14椿山,米山→21松崎,阿部→4橋本,金子→10冨士田
・第3セットのあたり,ちょうど見ていなかったのだけれど,何があったの。

[A4]堺ブレイザーズ3-0FC東京(25-19 25-22 25-21)


ブレ:10千々木 6ペピチ 3石島 5内藤 19今村 L2井上
→FCT:10山岡 30手塚 15衛藤 11ミロ 6山本将 21鈴木 L13橘


〈メモらん〉


・第2セットの千々木さんが一時すっっっっっっごかった。スパイクよし,パイプよし,前衛のサイド攻撃よし。レセプションも安定。
・自分でカットしてすぐさま開いて助走して跳んで打って決めるって,シンプルにすっげーかっこいいよね。
・バックロウアタックの魅力はピカイチ(死語)
・軽やかなブロックアウトを取って,すっと着地して,立ち上がって振り向いてがっつぽしてにこっ。
・しばらく口がぽかーんとあいたまま見惚れていた。
・我に返ってカメラを構えてみたんだけど,そのあとはそれほどでもないという(調子が下がったというわけではなくて)
・おおむね「スレない好青年でたまにスペっちゃうのが難点」の,どちらかというと「かっこいいかわいい」選手なんだけど,たまにこういうすごいメタモルフォーゼを見せられるから油断ならない。

[B4]パナソニックパンサーズ3-0ジェイテクトスティングス(25-20 28-26 25-19)


→パナ:1清水 18ダンチ 6白澤 2深津 15福澤 3山添 L17永野
てくと:2金丸 19エルナンデス 7高橋和 11袴谷 16島野 10松原 L12興梠


〈メモらん〉


・ぱなそにっく強い

グループ戦最終順位

A:パナソニック(3-0)ジェイテクト(2-1)日体大(1-2)つくば(0-3)
B:堺(3-0)FC東京(2-1)近畿大(1-2)警視庁(0-3)
C:JT(3-0)サントリー(2-1)早稲田大(1-2)星城高(0-3)
D:東レ(3-0)豊田合成(2-1)順天堂大(1-2)大分三好(0-3)

*1:パンフレットの13は滝沢だけど,13横井と聞いたので。