関東大学バレーボール春季リーグ1-2部入れ替え戦


日体大健志台キャンパス


女子2試合→男子2試合の順。遅くとも第3試合(男子の1試合目)までには行こうと思っていたのに,溜まった疲労でだらだらしていたら良い時間に。そして,女子2試合ともストレートと,進行も早かった。到着したのは第3試合第2セットの終わり頃。


入場料は1000円。入れ替え戦はおおむね入場料が発生すると記憶していたのだけれど(二子玉何度か払った記憶),去年は春秋ともになかったとも聞き,まちまちなのね。


特設1コート,客席はスタンドのみ。

日本女子体育大学(1部7位)3-0松陰大学(2部2位)


各々残留

東京女子体育大学(1部8位)0-3国士舘大学(2部1位)


東女体2部降格,国士舘1部昇格

駒澤大学(1部11位)1-3国士舘大学(2部2位)


駒澤2部降格,国士舘1部昇格

筑波大学(1部12位)3-2宇都宮大学(2部1位)


各々残留


ちろっとだけ覚え書き

こま×こくし(24-26 18-25 25-21 21-25)


3sスタータ


駒:25佐々木 7大野 19高子 21西田 9愛甲 10富永 L29藤岡


→こくし:48工藤 16奈良岡 5河西(途中-50石井) 12池田 28小島 13伊藤 L14村山


女子が怒濤の勢いで昇格を決めたのがいい影響を与えたのかねえ,などと。女子の試合には間に合っていないのだが,去年の東日本インカレの覇者が降格とは,よもや,ではある。男子はその流れに後押しされたのではないか。一発勝負ゆえの。


この試合を見る限り,地力でコクシが勝るとは言い切れない。工藤の爆発力にかかっているところはある。ただ,なんとなく見ていて楽しい。サーブも強いしスパイクもぱわふりゃー。


2部スパイク賞の小島も初日の観戦で気になっていた選手。この日はそこまで打数も決定率も高くはなかった,かな。秋に1部でどこまでできるか楽しみなチームである。


そんで,駒,なあ。第2セットは,自分が到着したときには大差になっていて,メンバーも大きく変わっていた。仕切り直した(?)第3セットは18-17から大野のサーブのところでコクシタイムアウトを挟んで4連続ブレイクして取ることができた。第4セットも後半までは駒澤リードだったから,フルセットになるかな,と思っていた。18-17でサーブが回ってきたコクシ石井がサーブで駒を大きく崩して3連続得点でコクシが一歩リード。それから駒の28石井のサーブでブレイクして21-21に追いついて。だったのだけれど,21-22からゆーのすけ(たぶん)のブロックが決まり,こまスパイクアウト,こまコンビミスでこくしコートに返ったボールを,最後は工藤が決めて,たたみかけるようにコクシが試合を終わらせた。


サーブなのかトランジションアタックなのか,探ればいろいろあるのだろうけれど,ようわからん。


大野が2部に行ってしまって見づらくなるのはとても寂しい。

つくば×う(25-17 25-27 25-22 23-25 15-12)


筑:13中根 14秦 10高橋 7宮下 9兒玉 2篠村 L1竹澤


→宇:3森崎 7宮田 16尾高 2栗木 15秋山 8アハンガル L6関根


篠村兄弟対決である。弟の晃輔がリリーフサーバーで出場した折には,宇大スタンド大盛り上がりであった。


宇大は女子部メンバーが応援に来ていたとかで,若い女子で鈴なりの応援。筑波は李,西田,矢野,市川,といった若いOBたちがメガホンでいつもの応援をしていた。もっと学年が上のOB(篠田とかゆうじとか)は反対側のスタンドで静観の構えでいらした。そして大木も宇都宮応援にかけつけ,なにやらじたばたするような豪華なスタンドだった。


第4セット終盤からどう転ぶかわからない状態が続き,試合が終わったとたん,見ていただけなのにどっと疲れた。


筑波を応援している人には気が気でない展開だったろうし,宇大の側からみれば,昇格の二文字に指はかかっていた。


まさに指の間からこぼれていった。


試合はものすごく面白かった。第1セットの内容からは,あっさりストレートで終わるかに見えた。


それをストレートで終われない(第2セットのデュースにしても第4セットにしても,筑波が取っておかしくないセットだったわけで)ところが,春の順位たるゆえんなのだろうか。


だけど,宇大がすごくがんばっていた。森崎が輝いていた。それからチームとして鬼のように拾っていた。第4セットを取ったときはほんとうにわいていたし,第5セットも先に10点にのせたのは宇大だった。


最後は宇大側のミスも続いて,筑波が勝った。結果についてはどちらかしかないので,どうしようもない。