第34回全日本6人制クラブカップ男子選手権大会・２日目（決勝トーナメント１・２・３回戦）

２日目からは袋井（エコパアリーナ）のみ。それでもメイン４＋サブ２の同時進行。そして１箇所に集まったために第7試合まである。観ている方もハード（空調の効き具合や体育館が広いこと，椅子が良いことが幸いして，辛くはなかったのはよかった）。試合している人達を見ながらみんなたいがいバレー馬鹿だなと思っていたけど，見ているほうも同類かもしれない。あっちとこっちと関わり方が違うだけで。

コート割りも変則。試合ごとにメインとサブを行き来するチームがあったり，試合間が妙に長かったり。１回戦のないチームは最初が第４試合だったり。

おかげで，メインのみに張っていた前日とは異なり，いつどこでどの対戦を見ようかとあれこれ迷うことに。見たい対戦がたくさんあるのに，同時進行すぎて実際にはほとんど見られないのがもったいない。

一方で腰を据えてみていたチームもあるので，そのときは他コートの結果さえも確認できないぐらいに視野狭まる。難しい。

初日以上にさらっと。

VC長野のリベロ（10）さん，いた。が，監督業？　だったようす。
VC長野のメンバー背番号大きくて若かったし，昨日からちょっと厳しいかなー，という感じではあった。１回戦はSoleilと試合して，フルセットでなんとか勝った，感。２回戦で岡崎建設と対戦して，スコアを見る限りぼこられた様子。
自分では観てなかったんだけど，岐阜クラブの監督バッヂつけていたのは辻さんだったもよう。選手名簿には名前なかったんだけども。
辻と言えば。伊勢茶Winsの辻さん。鈴鹿国際の91，だったかな。以前何かの大会（すっかり忘れた）で，東海地区の人から「すごいよ」とオススメされていた選手のはず。
よう跳ぶし，テイクバックで背中が反っているし，ジャンプサーブ半端ないし。いやはやすごかった。
伊勢茶は初日が浜松だったので，初見。噂にはきいていたけれど，まるでジェイテクトOB会。セッター野沢さん。サイドに豊田さん，石田さん。MBに小松さん。リベロは長屋さん。わたしがわかるレベルで（試合に出てるレベルで）それだけいるって，どんだけジェイテクト。
ちょいちょいメンバーチェンジもしていたからずっとそれってことではないんだけど（石田さんはスタメンじゃなかったし。途中交代で出てからはわりといたけれど）。
豊田さんが打つわ打つわ。ほへー，という感じだった。
加えてMBのかたほうが中川一さんだからなー。オールドVリーグ観戦者のテンション上がる。
その一さんはかなり貫禄というか恰幅というか，いいおっさんというかになっていたけれど，これが真ん中からがすがす打ってきてそれが決まるんだから，いやはや。
そしてレグルス戦士といえばの金近さん。初日にスタンドで姿を見かけていたんだけど，パンフ探したりコート探したりしてなかったんですが。フォルティシモにいた。（試合観てましたよね，アナタ）
はじめさんにしても金近さんにしても，たしかわたしより年上だから，もうけっこういい歳だと思うんだけど，こうやって元気に，それもクラブカップの全国大会に出てくるぐらいにガチでプレーしてるのは，なんかエエな，と思った。
もちろん，元Vリーガーに限らずね。
あと，西日本の五学連って，すごい。東海地区のとあるチームの選手がいわさきの選手を観て「たしか五学連にいた」みたいな話をしてて。そういう繋がりが大人になっても続いてる。
すごく盛り上がっていたのが岡崎建設-伊勢茶。フルセットのガチ試合だった。
おかけんは実業団じゃなくてクラブ登録なんですな。セッターが早稲田90（だっけ）の伊藤。サイドに仙台大の去年のキャプテンの西村が入っていた。
この２チームの対戦は（Dコートの進行が早かったために）他コートに先駆けての３回戦になっていたんだけど，そこだけ別次元の争いしてる感じがあった。じっくりは見られなかったけど，チームとしての完成度が高くて，やっていることが複雑で，レベルが高い感じがした。
岐阜クラブとかTOPSIXとか味祭とか見られなかったし……VC秋田もちら見しかしてないし……なのでアレなんですが。
引き続き「強い」和歌山クラブ。エースアタッカーの６番は広大OBの前田さん。しっかりした安定したチームだったようす。
第４シードの静岡教員が負けたのにはいささか驚いた（対戦相手応援してたんだけど）。８番人が怖かった。打つし止めるし。