2014年度関東大学秋季リーグ男子1部・第8日
@日本体育大学健志台キャンパス
試合開始時刻の14時,わたしはなぜか桐蔭学園におりました。
バスを乗り間違えましたん。同じバス乗り場で途中まで同じコース。おそらく乗ろうとしていたバスより数分早く出るバスだったんだと思う。数分って言っても1・2分よ,たぶん。時計見てから乗ったもの。
もともとぎりぎり到着予定で動いていたうえに間違えたことに気づくのが遅れ,次の手を打つのにも遅れ。会場についたときには1セット目も終わりかけでしたとさ。
Aコートの終了時刻は8時半ごろ。
東海大3-1日体大(27-25 25-23 21-25 25-23)
第1セットも同じだろうと勝手に推定して第3セットのスターティングオーダー
→東:23松林 29小野寺 19佐々木博 18久原 10栗山 35龍 L28井上航
日:9小宮 2田尻 20峯村 28宮原(2s-:31矢貫) 1山田 12橋本(3s-:13緒方) L23山本
東海大のワンポイントリリーフの起用がおもしろい。
第1週あたりには松林へのリリーフサーバー起用が目立っていた。ポジション1スタートの選手にピンサを出すのは珍しいので印象に残る。しかし今リーグの松林は2週目以降調子を上げてきていて,サーブもスパイクサーブを打ってくる。今日は3連続ジャンプスパイクサーブを打つ場面が見られ,最初の1本はサービスエースだった。
なので,本日松林へのリリーフサーバ起用は(自分が観ている範囲では)なく,秋庭は栗山にかわって出てきた。栗山もMBの例に漏れずピンサ起用はもともと少なくないんだけど,サーブ効果率で上位に入るような選手ではあるので,今日はサーブフォルトが多かったからそれも理由の一つかなあ,と。
もうひとつ。第2セット前半にかなり失点していた佐々木が前衛ライトから打つローテーション(S6とS5)に,セット後半,ピンポイントで佐々木→13鈴木匡の交代をした。第3セットは終盤の佐々木がサーブに下がるところで交代してセット終わりまで(前衛に上がったところまで)。第4セットもS6で。
鈴木の打数は少なかったし,第4セットで打ったときにはなかなか決まらなかったけれど,栗山が後衛で下がっているときにコート内2年生以下になるので,そこで1人鈴木がいると「おおお,お兄さんじゃん」って思ったり。
日体大は橋本緒方問題が再燃。脩造のライトからのクロススパイクがサイドラインを割る場面が多かった。あれが半分でも決まっていたらな。
東京学芸3-0筑波大(25-20 25-19 25-23)
学:16樫原 20高澤 14竹元 1白川 9柳澤 5井上 L12園田
→筑:13中根 8吉川 10高橋 7宮下 14秦 9兒玉 L1竹澤
第2セット途中は秦→11ロジャースにかわっていた。じつは会場入りしたときにもロジャースが出ていて,OPだったような気もするけれどよくわからない。
学芸は白川と柳澤を入れ替えて,OP(ライト)白川の柳澤レフトエース。春だったか去年秋だったかの形かしらん。
意外な結果,と言っては失礼か。学芸がすごく盛り上がっていた。自分が見ているときには動かない(サイドアウトが続く)のにふと目を離した隙にブレイクしているのが学芸。第3セットも,23-23だったのに,気がついたら歓声が聞こえて,気がついたら終わっていた。なんだったんだろう……
明治大3-2早稲田(25-20 25-18 19-25 19-25 21-19)
M:12與崎 18濱中 11原 19政井 4杉本 9小野寺 L14瀧野
→W:13山口 18喜入 6福山 15山崎 1専田 3濱松 L14後藤
お尻に火が付いている両チーム。明治は負ければ入れ替え戦の恐怖が迫ってくる。早稲田も負けると優勝争いが厳しくなる。
序盤から早稲田が,早稲田らしくない動きのかたさだった。足が動いていない。
明治が2セット取ってからフルセットになったのは,今の明治らしい。あまりよくない意味で。だけれども,はまーもがんばっていたし(第4セットは途中で有田と交代していたし,最終セットもサーブ打った後の後衛は頼金と交代したわけだが),今日は與崎も要所で仕事をしていた。何より小野寺&原の2人中心にブロックがたくさん出ていた。明治はけして高いチームではないし,サーブもそれほど強力でもない。そのわりに早稲田の攻撃に合っていたのが不思議。とくに,WSへのキルブロックが多かった。それだけ早稲田が早稲田らしくなかったのか。MBの打数少なかったかもな。実はこちらのコートの試合はファイナルセット以外はあまり見てないんだけど(えーと)。
ファイナルセットのデュースは長く,1点ごとに心臓がきりきりしていたが,最後は,與崎(たぶん)が専田を止めた。
そうそう,早稲田は「入れば凄い」山崎のサーブが,コンスタントに入るようになってきた。すごい。
専修大2-3法政大(25-18 23-25 21-25 25-21 14-16)
S:1山本 13冨田(3s途中-:18小森) 8小林 12川波 6藤中 7高橋 L22平原/15平安山
→H:12長谷川 4鈴木 11田中 7木村 5久保田 1村上 L27小林
こちらもフルセットの,最終セットデュース。第2試合は,両コート4チームが濃い色のユニフォームしかも(1部に多い)青系がなしという珍しくもカラフルな光景だった。
審判のジャッジにヒートアップする場面もありつつ。髪の毛さっぱり襟足すっきりの木村がガタイ良く見えて頼もしかった。例によって木村酷使モード。
専修は立ち上がりから終始いまいちピリッとしない風だったので,それでフルまで持っていったのが逆に凄いというか,ありていにいえば法政がチャンスでミスして決めきらない(差をつけられない/自滅する)展開でもあった。
慶應義塾2-3国士舘(25-22 21-25 20-25 25-21 7-15)
慶:3野口 8丸谷 12上田(2s-:22上田) 5成尾 28黒田 6稲田 L16野瀬
国:12池田 16奈良岡 50石井 48工藤 28小島 13伊藤 L14村山
慶應が,バックオーダーで来た。吉と出たのか凶と出たのか。わからない。フルセットだったから。
両チームともなかなかすっきりとスパイクが決まらぬ展開が続いた時間帯もあった。いったい何時まで試合をやるんだろうと心配に。そうかと思えばサーブミスやスパイクミスでさくさく進む時間帯もあり。こういう言い方は身も蓋もないが,最下位争いらしい試合と言えなくもなく。
コクシの2人の1年生はぱわふるである。
中央大0-3順天堂(25-27 25-27 19-25)
C:13関田 17井上 15渡邊 2江頭(2s途中:9今村) 25武智 22大竹 L20伊賀
→J:12浅野 5廣瀬 1柳田 10堤 25濱道 11渡邊 L20松崎
こちらの試合はほとんどみていない。第1セットと第2セットのスコアが同じなのは,誤記ではない。
試合開始直後は関田のサーブで崩して中大がリードしていたけれど,10点ごろに逆転してからは概ね順大ペース。第2・第3セットも終始順大リードで進み,中大が詰めて順大が逃げた,というふうだった。
第2セット14-19ぐらいかな,13-19かな。中大ビハインドでピンサ尾松。18-19まで詰めた。おまつのおまつり,4年目。最終年。