毎年恒例


月曜だから早く帰ろうと思っていたのにだらだらしてしまった。今週どこかで振休が欲しい。国立劇場のお正月歌舞伎に行きたい。


だらだらのあと,いつもの店で晩ご飯がてらかるーく飲んだら,案の定良い感じで酔っ払った。まだ月曜日なのに。たまたま隣の人のたばこの煙が盛大にこちらに流れてきたので,ちょっといろいろ煙臭い。


恒例行事というほどではないのだけれど,日曜日は大阪市中央体育館へ。去年は金岡だった。一昨年は試合がなかったのかな。その何年か前にも金岡に行った。


なので,どうしてもブレがいると勘違いしそうになり,違うのは知っているのでその度に訂正するのだけれど,またしばらくするとブレがいると勘違いし,の繰り返しでなかなか修正できなかった。


ぶらっと当日券,当初は当然スタンド自由席で見るつもりだったのだけれど,エンドライン側の最前列にぽこっと一席あきがあったので,うっかり倍額(5000円)出してしまった。中央体育館のアリーナエンド側は近くて臨場感があって好き。そもそも広いからスタンドが他の体育館に比べて遠く感じられる(東京体育館と同じぐらいか。東京体育館よりは見やすいかもしれない)。ただし,エンド側はパイプ椅子で段差がなかったので,2列目は見づらそうだった。


近い席は近い席なりの楽しみ方がある。もちろんスタンドから全体が見渡せるのもおもしろい。財布との相談だったり,そのほかにもいろいろ。


これまでの試合結果もここまでのチームの順位や星取表や個人技術成績等々もろくに把握していないこともあり,今季そこそこ見ているわりには自分の余所者感をびしばし感じながらの観戦だったのだけれど,オキャクサンでも一見さんでもぼっちでも,ふらっと観に行けてそこにいていい感じがするのはさすがプレミアというか。大学リーグだろうがちゃれんじだろうが同じ勢いで行っているんだけど,より強く「適当にいていいのよ」という感じがあり,心が安まる。


つまり各チームのスタンダードなスタメンもろくに知らずに行ったんだけど,JTは小澤がスタメンフル出場。最近は八子が多いとのことで,これは幸運だった。大田では小澤さんぴりっとしていなかった(で途中から八子)し,天皇杯も八子だったっけな,そういえば。


第1試合のJT-ジェイテクトは終始JTリードのストレート。ジェイテクトがどうこうではなく,JTが安定して強いなあという印象。ただ,ジェイテクトも前週パナに勝っているので,上位/下位に差があるのかどうなのか,なんとも言いがたい。


第2試合のサントリー-パナソニックはフルセットでサントリーサントリー2セットupからのフルセットだった。ありがちだけど,盛り上がる。チアゴがいなかった(スターティングコールされたけど,試合開始前に福澤に交代した)状態でフルセットなんだから,負けたにしても強くはあるんだろう,などと。


パナはそうごさんがスタメンでほぼ出ずっぱり。昨季は臣・今季そうごさんの育成なのかねえ。星城コンビ(高校時代は知らないけど)が同じコートできゃっきゃしているのは微笑ましく,得点決めてにっこりがっつぽのそごうさんが実にかわいらしかった。


ぷれみあの各チームの新人やらには知らない選手も当然いるわけだけれど,大学時代に知っている選手でも入ってから変わる。入ってからのほうが長い。


うまくいくこともあれば,当然うまくいかないこともある。むずかしいけど,最初からうまくいかないって決めつけないで心の中で前向きに応援していたい。そして,うまくいったら喜んで,うまくいかないときは縁がなかったんだなって思っていたい。


サントリーは今季WSに栗山がほぼ定着した。「OPの控え」じゃなくなった。良い意味で不思議な気持ちで,実に楽しい。栗山にしてもJTの小澤にしても,大学時代ほとんどレセプションの経験がなかった選手がぷれみあのチームでWSでどこまでできるかしらと入る前から自分で勝手にキャップを設けていたけれど,そんなのほんとにやってみないとわからない。


サントリーリベロは鶴田だった(賢ちゃん故障かな。セカンドリベロは松崎でしたよ)。サントリーの背番号11が目の前にいた。試合ぶりは堂々としたもので,ヒーローインタビューの受け答えは(GAORAの企画だったのだろうか。第1試合もリベロの酒井だった),真面目な新人らしさが出ていた。リベロとしてこの先育っていく鶴田も楽しみに思うのだ。