Vプレミアリーグ男子ファイナル6・7日目(ファイナル6最終日)


大田区総合体育館


5位・6位(パナソニックorジェイテクト)を除いて順位も決まって迎えた最終日。消化試合になるおそれはもともとあり,案の定,というところではある。前日に比べると観客数も少なめ(前日はサントリーの応援団席がえらいボリュームだった所為もあろう)。

JTサンダーズ(RR1)1(25-19 21-25 22-25 19-25)3 ジェイテクトスティングス(RR6)


堂々と消化試合をやってのけた。酒井ベンチアウト,町野ベンチアウト。リベロは久原と唐川。


スタートは,S井上,OPヴィソット,WSが八子・越川,MBが安永・筧本,L久原。


第2セットでヴィソットが下がってOP安井。


第3セット,S深津,OP安井,WSに八子・小澤,MB安永・筧本,L唐川。スタメンの面影風前の灯火。


0322JT


第4セットには八子→吉岡。唐川の守備範囲の広さっつーかなんつーか。


MBも筧本→中島。通しで出たのは安永だけだった。そして試合に出ていないのが塚崎だけ。どういうことなの。


試合に勝つための(というか,試合中の結果経過を踏まえての)選手交代の側面もおそらくあったのだろうが,一方で予定されていた雰囲気も受けた。その昔サントリーが降って沸いたとしか言いようのない制裁を喰らったベスメン規定云々はともかくとしても,セット毎の選手起用の仕方には「練習試合ならよそでやれ」という意見が出てもやむをえまい。


でもわたしは嬉しかったの。とくに「いつか観たい」と書いた八子小澤対角が実現したことに。だから第3セットは取りたかった。


ヴィソットいないとダメなんじゃんっていう風にはなりたくなかったし(そうなんだろうけどさ),越川いないとダメじゃんってのもイヤだし(越川の存在はそりゃ大きいだろうけどさ)。


とはいえ,公式戦で実戦でとなると,厳しかった。特に第4セットは吉岡も小澤もバックアタックを打たない(トスが上がらない)から,前衛レフトかゆーせーか,になっていた。MBも,安永はそこそこ打たせていたけど,中島の打数少ない。結果,ほぼ3枚ブロックがつく。


そりゃ,対戦しているジェイテクトはたまったもんじゃないと思いますわ。「わーいらっきー」と思えたかどうかは知らない。なめとんのかと怒りも湧こうし勝って当然という雰囲気にもなるだろうし。3ポイント勝利で,5位に入った。


VOMは浅野。浅野すごいわ。ものすごくよく動く。対角の和人が(良く言えば)省エネな分,目立つ。レセプションに入る,助走に開く,ボールが来れば打つし来なかったら前方に走り込んでブロックフォロー,スパイクが拾われたらブロックに跳ぶか下がってディグに入り,ワンタッチフォローや弾いたボールを拾いに走り込み,ボールが繋がったらまた開いてトランジションアタックのために助走してジャンプ。これを延々やっている。ブロックジャンプだって,手の位置がほかの選手とかわらないぐらい跳んでいる。


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第2セットで既に汗ぐっしょりで(暖房のせいか照明のせいか,フロアは暖かかった)はすはすしていた。良い選手だけれど電池切れが早いのが難と思っていたけれど,これだけ動けばさもありなん,で,このファイナル6を観ていて思うのは(不調で下がることもあるにしても)以前よりはスタミナがついたんかもしれんと。


長めのインタビューでは,シーズンの振り返り。昇格2年目で5位に入ったことについて,など。

パナソニックパンサーズ(RR4) 1(25-22 20-25 23-25 20-25) 3 豊田合成トレフェルサ(RR3)


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前日堺が負けたことで3位が決まっていた豊田合成ジェイテクトのおかげと言われないようポイントを取って終わりたいところ。


が,豊田合成も,なかなか楽しいことになっていた。イゴールこそ出ずっぱりだったし,むしろ第1セットを落としてメンバー交代した結果逆転勝利となったので消化試合起用感はなかったが,よくよく考えてみるとなかなかどうして。


第2セットのWS高松-岡本対角は,ベテランを入れて守備安定させるのかなー,なんて思っていたけど,第4セットのS前田,OPイゴール,WS高松-山田,MB山近-傳田,L太一郎。って,若いよな。若いよ。


これはこれで楽しかった。いざとなればイゴールが決めてくれる安心感もあるんだろうな。みんなにこにこ伸び伸びやっていたし,いっせーも叮嚀にトスを上げていた。いごさまこそ休ませるべきじゃないかとも思うけれど,勝っていいイメージを持続させつつ,内山,白岩,近,古賀兄に外から見させつつ,で。


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VOMは高松。高松のあの感じはほかに代えがたい。


パナは奏吾スタメン,チアゴ出ぬまま。メンバー交代ってしたっけな。最後の最後にちょこっと福澤→ジョエルになったぐらい。


監督が采配しないだとか(コーチもスタッフもすっとばしていきなり監督だもんよ),選手川村が抜けたのが痛いとか,他をかえてもOPをかえる勇気がないのが(かえる選手がいないのが)あかんとか,好き放題言おうと思えばいくらでも言えるけれど,そういうことではないのだろうな。むずかしいな。

ファイナル6男子最終結


ポイント,勝-敗,セット率


ポイントはRR順位に応じた持ち点を含む。


順位決定は同ポイントの場合RRの順位によるので,セット率はあくまで参考。

  1. JTサンダーズ 16pt(4勝1敗 2.17)
  2. サントリーサンバーズ 13pt(3勝2敗 1.12)
  3. 豊田合成トレフェルサ 12pt(3勝2敗 1.10)
  4. 堺ブレイザーズ 8pt(2勝3敗 0.90)
  5. ジェイテクトSTINGS 8pt(3勝2敗 1.09)
  6. パナソニックパンサーズ 3pt(0勝5敗 0.40)


1位のJTは4/5@東京体育館の優勝決定戦へ。


2位と3位のサントリー豊田合成は3/28@ゼビオアリーナ仙台のファイナル3(準決勝戦?)へ。


4〜6位はリーグ最終順位確定。