第64回黒鷲旗全日本男女選抜バレーボール大会5/3(日)大会3日目
3点以上の連続得点が多いんだよなあ。特に発生頻度が高いわけではなく単に1日8試合やっているから遭遇率がたかいだけかもしれないけれど。
あと,今大会ここまでSR2枚替え(スイッチバックの)が妙に多い。戦術自体はオーソドックスなものだけれど,あまりしていなかったチームでも頻繁に使っている。グループ戦だから「いろんな組み合わせを試してみたい」ということなのだろうか。
猛烈に眠いので,ほかんは随時。間違えていたらお知らせください。
[A1]大分三好ヴァイセアドラー3-1近畿大学(25-19 17-25 25-23 25-21)
→三好:8石垣 15田中 14オンテレ 4池田(1s途中-7細川) 6高橋 10山田 L20帖佐/11辻口智
近大:6中田 7勝 12繁田 1鳥越 21米澤 13那須野 L11佐伯
〈メモらん〉
- 第2セット,近畿大リリーフサーブで入った4山本。14-12ぐらいから見始めて18-12まで。左腕から繰り出される威力の或るスパイクサーブ。
- そのあと第3,第4セットも気にしてみていたんだけど,二度は許さじであった。
〈写真らん〉
近大の独特な緑がかった青を再現できない
[B1]日本体育大学3-2警視庁フォートファイターズ(21-25 25-23 17-25 36-24 15-11)
→NSSU:1緒方 4橋本 14原 31高梨 25津田 29佐藤 L13山本/11長谷川
MPD:2清水 14中道 13中村(3sー6松本) 20鈴木 25金丸 12小川 L8石川
〈メモらん〉
- 警視庁,この大会初めて鈴木がスタメン。
- 日体大は,前日に引き続き緒方セッター。津田が初スタメン。スタメンのパターンがまた一つ増えた。
- セットカウント1-2でむかえた第4セット,21-24,だったかな,警視庁が先にマッチポイントに王手をかけた。そこからの1点が遠かった。日体大は橋本がサーバー。23-24まで追い上げられてタイムを取り,タイムアウトあけにも高梨のブロックが決まる。それからタッチネットが2つ続いて,26-24と日体大が逆転で第4セットを取った。日体大側から見れば「1点取られたら終わり」の土俵際で,徳俵に片足の半分ぐらいしかかかっていないところでふんばった。
- 第5セットも10点までは1点差で進んでいたが,レセプションアタックのスパイクアウトで点差が広がる。
- 15点目はブロック。日体大が勝った。
- そこそこ注視していたのでいろいろ思うところあるが長くなるので略。
〈写真らん〉
中道のサーブ
この日活躍していた橋本
[A2]中央大学3-0東福岡高等学校(25-21 25-12 25-17)
→中央大:1関田(3s途中-17山下) 14石川(3s途中-25谷口) 6渡邊 15平田 21柳田 8井上 L11伊賀
東福岡高:9佐伯 5井口 1金子 8安部 2福元 3古賀 L11正近
〈メモらん〉
- 中大は前日第3セットの布陣。
- 中大で怖いのって実は渡邊だと思っている。ほかのレギュラーメンバーが高校時代以前から注目されている有名選手ばかりなので名前が挙がることがないんだけど,サーブもいいし恐ろしいスパイクを打つ。ラリー中の縦Bっぽいのとかが実に怖い。対戦相手という意味で,すごくいやな選手。
- さすがにこの点差になっちゃうか,と。第1セットは東の健闘が光っていたけれど(22-20までは僅差だった)。第3セット中盤(15-7)で東福岡OBの谷口を。
[B2]富士通カワサキレッドスピリッツ3-0明治大学(25-18 25-15 35-33)
→富士通:13杉本 5横田 1中川 3田中 10岡村 16新 L12芳賀
明治大:15川村 12政井(2s途中-7笹山) 8安井 2與崎 16加藤 9小林(3s途中-4小野寺) L1瀧野/19頼金
〈メモらん〉
- 明治OBが多い富士通。煽っていくスタイル。
- 前日FC東京とフルセットまでもっていった明治にしては,ということで,ストレート決着はやや意外。
- 第1セットに新が10回サーブを打った。サーブポイントも2回。3枚レシーブの後輩たちを端から順々にぶっ飛ばしていく。絶対楽しんでわざとやってたよね,あれ。新せんぱいのサーブで崩して前衛の杉本せんぱいがトランジションアタック決めたりブロック決めたり。
- 明治は24山本が初ベンチ入り,ぴんさデビューだった。
- 第2セット以降の明治は,ふだん試合であまり見ない選手がもりもり出てきた。それで第3セット競っていたのだから面白い。
- 第3セットは明治が取れそうではあった。明治リードで進んでいたのに守り切れなかったというか。
- 33-33で新のサーブ。サーブ崩して川村スパイクアウトで34-33,瀧野を襲って中川が決めて35-33。
〈写真らん〉
新さまサービスエース
もいっちょサービスエース
[A3]パナソニックパンサーズ3-1堺ブレイザーズ(22-25 25-20 25-19 25-22)
→パナソニック:15福澤 13枩田 1清水(2深津) 8チアゴ 6白澤 16大竹(2s途中-2深津) L17永野
堺:3石島 1松本 13松岡(12横田) 10千々木(11伊藤) 7出耒田 8佐川 L2井上/14坂梨
〈メモらん〉
- 石島と松本の底力。熱さ,運動量の多さ,決定率の高さ。頼りになる。
- ペピチがほとんど出なかったのは気がかりな理由でなければよいのだが。
- 石島の対角はころころかわり,4セット目は内藤だった。
〈写真らん〉
ブレイザーズのユニフォームの鮮やかな黄色は,写真撮りたい心をくすぐります。コントラスト強めに,黄色と白を思い切り光らせて,紺を思い切りダークに。
……のつもりだったのに,書き出してみるとぜんぜんビビッドじゃない(しょぼん
[B3]豊田合成トレフェルサ1-3ジェイテクトスティングス(19-25 16-25 25-16 19-25)
→豊田合成:1山田(→7白岩) 2山近(6近) 15イゴール 12高松 22傳田 5前田 L19古賀太
ジェイテクト:7高橋和 8松崎 19エルナンデス 1古田(14浅野) 17辰巳 6高橋慎 L12興梠
〈メモらん〉
- エルナンデスのサーブが火を噴いていた。
〈写真らん〉
ドリーミングでロマンチックなレフト対角(皆まで言うな
山田のサーブ