第64回黒鷲旗全日本男女選抜バレーボール大会5/6(水)大会6日目・決勝戦
3位決定戦はなし。去年は行かなかった*1ので,2年ぶりの決勝戦&表彰式観戦でした。
女子決勝 JTマーヴェラス3-0トヨタ車体クインシーズ(25-23 25-21 25-11)
JTマーヴェラスは男女あわせて黒鷲旗史上初のVチャレンジリーグ所属チームの優勝の由。
さきの3月末に行われたVチャレンジマッチ(入れ替え戦)と奇しくも同カードとなった女子決勝戦。入れ替え戦では1勝1敗,セット率で車体がプレミア残留を決めている。1日目にフルセットで勝っていたマーヴェは,昇格には至らなかった。黒鷲旗優勝をひっさげて,来季は2シーズン目のチャレンジリーグ参戦となる。
入れ替え戦の2日目は車体のカナニがすごく決まっていたんだけど,TLで様子をうかがう限り,今日はなかなか決まらなかった様子。
第3セット序盤のマーヴェのたたみかけ方がすさまじかった。13-3とか,そんなん。
ただ,車体も藤田(だけじゃないか)が代表で不在の中,プレミア8位から準優勝は素晴らしい。
うん。まあ,見たかったんだけど起きられなくて,進行も速くて間に合わなかった,です。ううう。
男子決勝 サントリーサンバーズ3-1東レアローズ(17-25 25-22 25-15 25-20)
サントリー:8金子 2鈴木 7エヴァンドロ 19栗山 1山村 6岡本 L11鶴田
→東レ:10星野 15李 12ボヨビッチ 18鈴木 1富松 9梅野 L6渡辺
同一グループでの決勝戦となった。5/3は3-1で東レが勝っていた。東レはチャレンジマッチに出場していたので,女子とあわせると4分の3がチャレンジマッチ出場チーム。代表のために主力を欠く女子でもそうとうきついと思うが,まして男子で東レがVプレミアリーグ7位から黒鷲旗決勝戦まで駒を進めるのは容易ではなかっただろう。
VBWのインタビュー記事に,2セット目にローテーションを回されて,と。ローテーションだけが試合を左右するものではないだろうが,たしかに,お互いにセットの変わり目でローテーションを変えた意図やそれが結果うまくいったかいかなかったか,といった点が興味深い試合ではあった。
セットごとに前後入れ替えてしまって見づらいのですがご容赦。
これをみるとサントリーが2セット目にS2スタートにかえている。前日準決勝がS2で,珍しいなと思ったものだった(それで準決勝に勝ったのに決勝戦の1セット目はS6に戻していたわけだ。もちろん相手が違うわけだが)。東レにしてみればこの変更に対応しそこねた,ということらしい。
じゃあ東レも第3セットのスタートをかえれば,と思うのだが第3セットはS6のまま,第4セットに半周回した。
前日のパナソニックもそうだったんだけど,第4セットにS3にしてみたりするのね。だけど,パナソニック然り東レ然り,結局4セット目で試合が終わった。
東レの第4セットは2ndTTOあけまではサイドアウトの繰り返しが主で点差も開いていなかったから,策としては悪くなかったのかもしれない。
しかし,栗山のサーブというかS4レセプションローテーションというか。最後は一気にたたみかけられた。
Sがサーバの背番号,Pが得点。摘要欄は得点者(失点の場合は失点者)の背番号と得点の種類。KがスパイクBがブロック,SPサーブポイントMSサーブミスMKスパイクミス。
全得点経過をついーとしていた神のログと見比べて,自分が見落としていたものは補完し齟齬がある場合は検証の上基本的には自分の判断を生かしている。ただし,摘要欄は超適当。スパイク決定の判断基準が適当だし,人もよくわからないときに適当にしている(とくにブロック得点者)。
サントリーがサーブで特定選手を狙って崩すことでアタッカーを限定させ,スパイクコースをブロックとディグで塞いで……といったd経緯は全部すっとばされるのが難だけど,得点経過だけでも足しになれば。。
試合後。ボヨビッチの東レの選手スタッフ1人1人との抱擁,それから,東レメンバーが集まって胴上げしようという段になったときに,サントリーの選手たちもわらわらと円のほうに集まってきて,両チーム一緒になっての胴上げが自然発生したこと。輪の中でボヨビッチはジルソンとかたいハグをかわしていた。
*1:足を伸ばして実家に顔出したんでした。すっかり忘れていました。