2015年度関東大学春季リーグ男子1部・10日目
@日体大健志台キャンパス米本記念体育館
U23アジア選手権のメンバーが帰ってきたどー。東アジア地区選手権よりも長丁場で試合数が多かったU23組は本日お休みの選手も多めでした。
最終日を残して中央大学の優勝が決定。試合終了後に大喜びしなかったところまで含めて昨春のでじゃぶ,ではあったのだけれど,U23組を休ませたまま早稲田にストレート勝ちで優勝を決めたのは,さすが中大すごいな,と唸らざるをえなかった。
明治大2-3国士舘(21-25 25-21 26-24 20-25 13-15)
M:15川村 12政井 9小林凌 5野村 16加藤 14佐伯 L1瀧野
→K:6池田 4福島(→2奈良岡) 39石井 37工藤 17小島 1伊藤 L66野島
「與崎出てない!!!」の衝撃。ベンチにはいた。いたけども……
明治の応援席は前に比べると少し大人しくなったようにも思うのだけれど,あのノリなので。順大の「ちゃちゃちゃっヤー!」とやったかと思えば,国士舘の「♪こーーーーーーじまっ」をぱくって「♪のーーーーーむらっ」と言っていた。その国士舘は「♪こーじまっ」もやるけどたまに(小島の得点のときに)ヨドバシカメラの歌を歌っている。家電量販店ならなんでもいいのか。
第4セット早々にフルセットの香りが漂いはじめ,案の定のフルセット。ファイナルセットは国士舘がリードして進む。10点過ぎたところで明治が追い上げモードに入り,明治がブレイクして13-14で国士舘のタイム。あけて,13-14から国士舘石井のレセプションアタックがアウト,に見えた。「あー,石井くんやっちゃった」と思った。
けれどそれがワンタッチがあったみたいで,あれれ,という感じで試合終了。もともとコクシリードだったしあそこでデュースになっていたからって明治が勝てた試合とは言えないけれども,あっけない幕切れになったのは残念だった。
早稲田0-3中央大(21-25 19-25 21-25)
W:2山口 17藤中 1福山 4田中 12喜入 3加藤(→9山崎) L8後藤/13土屋
→C:1関田 14石川 6渡邊 15平田 21柳田 8井上 L11伊賀
加藤お帰り。中大は大竹と今村はベンチ入り,武智は姿が見えなかった。今村は最後のほうにちょこっと(ワンブロ?)出ていた。
んー。中大強いですわ。チートですわ。平田りん好きなので,平田りんが躍動している様子が見えると嬉しい。
筑波大3-2慶應義塾(19-25 25-18 25-27 25-13 15-13)
→T:7小池(→9秦) 12樋口 2宮下 5ロジャーズ 3兒玉 8中根 L1藤井
K:6上田 22尾木 8池田(3佐藤) 12上野 23黒田 11布川 L2野瀬
筑波の人数が増えた! 秦は1s2sともに途中から出場。3s以降はスタートから出ていたかな。OPは宮下。リベロが藤井。キャプテンマークは兒玉。
試合序盤の「長くなりそう」という予感通り長い試合になったのだが,4s5sは筑波が勢いにのってたたみかけた。
第5セット,筑波が出だしからサーブで殴り,9-3と筑波が6点リードしていた。そこから追いつきそうなところまで持っていった慶應。尾木のサーブ布川のサーブ,黒田のバックアタック。黒田たいへん素敵だ。慶應がサイドアウトを取って14-13,ここでブレイクしなければ終わってしまう。慶應は勝負に出て前衛にいた尾木にワンブロを入れる。レセプションアタックを上げて,なんだけど,セッターがいなかった。二打目がニアネットのアンテナの外,みたいなどうやっても打てないボールになり,ボールを返せず試合終了。いろんな意味で(打算も含めて)慶應に勝ってほしかった,などと。第1セットの勢いや,第3セットや第5セットのいい粘り&追い上げを見ていると残念で仕方ない。
東海大3-2日体大(22-25 21-25 25-17 25-14 15-10)
T:13松林(2s途中-:24宮原) 19小野寺 2小林 9久原 1栗山 25龍 L18井上航
→N:2大上(23園山) 4橋本 29佐藤 31高梨 25津田(9伊澤) 21矢貫(5s:14原) L13山本
東海大はミャンマー組の小野寺と久原がスタメン。松林を宮原にかえたののにびっくりした。交代のちょっと前を見てなかったんだけど,どこかいためた?
日体大は緒方不在で大上にキャプテンマーク。
つばさかわいい。そしてかつまさかっこいい。
今日の日体は高梨が,悪くはないんだけど,もうちょっとできるかなーという感じで,そのぶん,何度か橋本のバックアタックが見られた。最終セットは対応されて力尽きた感はあったのだけれど,橋本がえらくかっこよかった。
さいごは,つばさのブロックアウト。ブロックで返ってきたボールがつばさに当たったかどうかで確認が入ったが,ブロックアウトという判定になった。
東京学芸3-0順天堂(25-20 25-22 25-22)
G:5樫原 9中村 3竹元(→15慶伊) 10高澤 1柳澤 14小野 L13今村
J:15熊倉 2堤 9後藤 4浅野 16濱道(→6石原) 3渡邉 L5石川
今日いちばんの予想外,というと失礼かもしれんけど,もう10日目だから,7勝2敗と1勝8敗のチームの対戦で後者がストレート勝ちしたことは予想外と言っても許してほしい。
この試合,写真の練習ばかりしていて試合の様子はあまり見られていない。順大どうした,という……あまりブロックにしろMBの打数にしろのびていなかった。順大のレセプションはあまりよいほうではない(今季は順大に限らずサーブが強くてレセプションが崩されがちな傾向は見られる)にしても学芸はそこまでサーブでごりごり崩すチームでもないと思うんだが,今日はサービスエースも多かった。なにより,学芸側の粘りが凄かった。コートにボールが落ちない。セット途中ではビハインド(3点か4点ぐらいはついていたか)の場面もあったのに,ひっくり返しちゃうところが凄かった。のってくるとすごいね。
専修大0-3法政大(21-25 18-25 15-25)
S:15舩倉(3s:20為我井) 8冨田(6小川) 2柴田 13小森 1藤中 4小林 L5川端/16平原
H:17神谷(1長谷川) 9緒方 4田中 14榎本 3千住 2小粥 L19小林
長谷川はセット中盤に交代してちょこっと出ている感じだった。ミャンマーのはスタメンぐらいしかわからないんだけど,ちょこっと酒井(筑波)も出たみたいだけどほとんど長谷川だっただろうから,お疲れ様であることよ。
法政は黒鷲あけて,榎本OPのオーソドックスなバックオーダーを敷いてから,うまい具合に強くなった気がするの。(5/10から3勝1敗,負けは中大戦だ)。もちろん対戦相手の調子もあるにしても。
専修は,第3セットセッターを為我井にかえ,小川をOPにおき,小森と藤中のレフト対角にしていたらしい。
GWあけからちょいちょいピンサ17井上のブレイク率高いな,と思っている。
いつもの(10日目終了時点)
星取表
中央大の優勝が決定。これまで国士舘の対早稲田戦勝利が燦然と輝いていたのだけれど,コクシが順位を上げてきたこともあり,あまり目立たなくなってきた。そこに飛び込んできた学芸の白星。
順位の推移