2015年度関東大学秋季リーグ男子1部・1日目
@専修大学生田キャンパス体育館
久しぶりの生田ダンジョン。来週,再来週も同会場。12チームで開催するにはちと手狭な体育館ですが,小田急向ヶ丘遊園からバスで行けるので比較的近い。W杯もたけなわではございますが,大学リーグ戦楽しいので,足を運ぶ人が増えるといいなあと思うのです。
会場案内は手前味噌ですが3年前のエントリなど参考になるやも。(専修大学体育館への行き方)
その後,小田急バスの運賃は,消費税増税に伴い,ICカード206円,現金210円に値上がりしています。バスの時刻も変わっていると思われます。
あ,あと,構内のセブンイレブンにも挑戦しました。体育館出て右手にずーっと行くとある。日曜はたぶんやってない(数年前情報)。
さて,そんなわけで秋の開幕。例年9月第2週始まりが多いので,今年は1週間早い,かな。そのかわり祝日の開催はなし。
また,世界ジュニア(U-21?)代表は少なくとも9月中は不在。A代表は……どうなの? 全休?
筑波大3-1法政大(25-23 19-25 25-19 25-19)
Ts) S8中根 WS5ロジャーズ MB2宮下 OP7小池 WS9秦 MB11田城
H) S1長谷川 WS3千住 MB2小粥 OP14榎本 WS25川村 MB4田中 L19小林
筑波8人,リベロなし。4年の藤井と3年の兒玉がアップゾーン。声を張り上げて応援している献身さ,嫌いじゃない。
リベロなしって今時滅多にお目にかかれないのだけれど(今年の筑波界隈では頻繁に見かける),春は小池がリベロをやっていたのだからリベロなしでも関係ない,いや,小池が打てる分パワーアップしているかも。田城がレセプションから外れているのは確認した。
こちらのコートはチラ見した程度だったが,筑波は強サーバーが揃っていて,スパイクも高い打点から伸びやかに打っている。少数精鋭での戦いが楽しい。
東海大0-3明治大(21-25 21-25 21-25)
To) WS13松林 MB30佐藤 OP5鈴木(3s:2小林) WS24宮原 MB1栗山 S25龍 L18井上航
M) WS2與崎 OP5野村 MB8安井 WS11濱中 S17辰巳 MB6原 L1瀧野
東海大は,小野寺不在神谷不在。サイドアタッカーのレフティ佐藤謙をMBにもってきた。OP鈴木と2人続けて左打ちが並ぶのはなかなか面白く,右打ちとは違う打点から時間差/位置差っぽく繰り出されるスパイクがブロックの内側を抜いて決まる場面は多々見られた。
しかし一方で,結果論にはなるものの,本来OPに入る選手が2人並びセッターも後衛からライト側に入ってくるので,狭いスペースに3人ががちゃがちゃしていた感も否めなかった。栗山と前後逆でもよかったんじゃなかろうか。とはいえセッター隣のMBはブロックのオシゴトがたくさんあるだろうから,難しいところ。
で,第3セット,OPをかえた。ほんとに人いないんだろうなあ。松林の存在感がやや希薄だったのは気がかり。
対する明治。代表云々というチームではないけれど,春とはメンバーをかえてきた。アタッカー陣を上級生で揃え,セッターが辰巳。東海大の調子が今ひとつ上がらない(人もいないしな……)のに助けられた面もあろうが,このメンバーでうまくまわっていたように見えた。東日本インカレがさんざんだったので,もう4年生最後だし,ぐらいに開き直ればいいと思う。
原ちゃんはいいMBだね。栗山を1枚で止めた場面は2回ともマンツーマンのコミット気味で,ジャンプのタイミングと手の位置をがっつり合わせてきていた。キルブロックはもちろん目立つけれど,それよりも,ねちねちと2枚・3枚でワンタッチを取って後ろで拾っていく明治らしい形ができていたのがよかったなあと。最後も原ちゃんのスパイク。
順天堂1-3日体大(19-25 23-25 25-19 14-25)
J) WS4浅野 MB2堤(4s-6石原) OP18荻原 WS17吉野*1 MB16濱道 S3渡邉 L1小芝/5石川
N) S1緒方 WS4橋本 MB18宮原 OP9伊澤 WS25津田 MB21矢貫 L13山本
春さんざん苦しんで10位フィニッシュしていた日体大,秋開幕のメンバーは黒鷲旗あたりベースのセッター緒方。春よりは良い意味で意識しないでいられた,と思う。
個人的には橋本,伊澤あたりが出ているのは好ましい。伊澤は粗いところはあるけれど楽しいスパイカーだし,橋本がコートにいるとバックが安定するので,コートが落ち着く。レセプションはもちろんだけど,ディグやブロックがはじいたボールへの反応が良い。声を出して指示を出して,とお兄さんをしているところも素敵。
お兄さんといえば,ともくんが宮原の好プレーに(背伸びして)なでこなでこしていて,上級生だからそりゃそうなんだけど(かわいい)。
尤も,勝敗に関しては,順大の悪い方の順大が出た感満載で,自滅というか自作自演感が。第3セット浅野と吉野を入れ替えたら良い感じになってそのセットは取ったのに,第4セット気づけば一方的な展開になっていた。なんだったんだろう……。
国士舘0-3東京学芸(23-25 23-25 17-25)
Ks) WS6池田(3s:37工藤) MB4福島 OP39石井 WS57笠利 MB17小島 S1伊藤 L66野島
G) S5樫原 WS9中村博 MB3竹元 OP10高澤 WS1柳澤 MB14小野 L13今村
平たく言うと,コクシが粗くてスパイクミスが多くて,という。はい。勢いどーん,みたいなところはあるわけで,それが枠の中に入らなかったのが本日。
学芸粘りはじめると超粘るし,そうすると(相手はいらいらするし),ラリーの神様も学芸に味方する。あれは不思議。きっと学芸MB高い/コクシ高くない,みたいなのがじわじわ効いてるんだろうけど,だんだん人智を越えてくる。あと柳澤な。粘りに粘って柳澤が点取ってどやああああああああああ。
早稲田3-0専修大(25-23 25-20 25-23)
W) S2山口 WS11加賀 MB1福山 OP4田中 WS12喜入(2s途中;14鵜野) MB3加藤 L8後藤/13土屋
S) WS13小森 MB3高橋 OP6小川 WS1藤中 MB4小林(3s:2柴田) S20為我井 L5川端/17井上
悲報:藤中兄弟対決実現ならず。
春は兄中さんが東アジア地区なんちゃらで不在,秋は弟中さんが不在。まだ全日本インカレが残っているとはいえ,負けたら終わりの全カレで当たるのも,なあ。
残念なことである。それもこれも専修が11位だったのが悪い。
早稲田の加賀。東日本インカレでひょうきんなところを見ていて(それはチームにとって良い効果をもたらしているように見えた),明るくて面白いキャラクターでそういう(どういう)担当なのだろうと思い込んでいたが,今日の加賀は至極真面目モードだった。緊張してた? がんばっていたしかっこよかった。
早稲田を,春2位,東日本優勝,秋も当然優勝に絡んでくるだろうチームとしてみると,じゃっかん物足りなく歯がゆく(もたついているように)みえる部分も確かにあった。第3セットは専修が取りそうだった。しかし取り切れなかったしストレート勝ちだし。
専修は小川のサーブで連続得点したりと小川好調。しかし終盤になるといささか小川にボールが集まりすぎているようにも見えた。なかなか難しい。
中央大3-1駒澤大(25-20 25-17 27-29 25-23)
C) S1関田 WS8井上慎 MB7千田 OP2今村 WS16武智 MB6渡邊 L11伊賀
Km) WS2佐々木 MB9愛甲*2 OP4柴田(2s-19高子) WS23戸嵜 MB7大野 S15土井 L20藤岡
石川はともかく(近くの席から「やっぱり石川がいないから」という声はとうぜん聞こえてくるのだが),大竹の存在感って半端なくでかいな。千田やべぇ(もちろん褒めてる)つーのはあるにしてもだ。
関田鬼だし今村も鬼だった。王者中大に正々堂々殴りかかった駒澤偉い。第4セットもリードしていた。フルセットになることを期待したが,最後は今村が鬼だった。