Istanbul旅行・7日目


本日より犠牲祭(前日は前夜祭,その前は日曜と祝日に挟まれた国民の休日とやらで大型連休)。一部観光地ど真ん中の外国人観光客向けのお店を除いて悉く閉まっていまして,人通りも外国人観光客ぐらいしかなく,静まりかえる街の様子に心底驚きました。怖いくらい。長期の休日でもあり,みんな帰省するみたい。

旅程


  • 午前はスレイマニエジャーミーに。トラムヴァイで初めて内陸方面へ。3駅乗って,イスタンブール大学の前で降りた。途中の駅がグランバザール最寄り駅なんだけど当然休み。
  • イスタンブール大学構内(厳密には敷地と敷地の間の公道)を通り抜ける。世界中どこでも同じなのかどうか知らないけれど,なんとも「学生街」の雰囲気に満ちていた。
  • しかし如何せん休日につき人気少なし。しかし多少学生の往来あり。デニムパンツ姿の所謂大学生(若者)らしいスタイル。
  • 10分ほど歩いて,丘の上に建つスレイマニエジャーミーへ。道中は有名なジャーミーへの道とは思えないぐらい大学の裏通りという感じ。正門ではなさそうな門と道を挟んでランチが取れそうな店があるのを見ると「……ひらがな館?」
  • スレイマニエジャーミーは庭からの眺望がすばらしい。
  • ジャーミーの内部もめっちゃきれいだった。ブルーモスク(スルタンアフメットジャーミー)が有名だけど,こっちのほうが好きという人もいるって。わかる。
  • しかしほんとにどこもかしこも休みで,ジャーミー出てからエミノニュ方面まで昼ご飯目当てにほぼ直線コース(急な下り坂つき)を歩いたんだけど,お店が全部閉まっていて,建物に人の気配が全くない。そら恐ろしい。
  • エジプシャンバザールの裏手ぐらいから急に人が増える。あいているお店も増えてきたけれど,店舗は閉まっててその前に露店だけ出てるとかも多かった。
  • 行きたかったお総菜屋も当然閉まっていて,昼食難民になりかける。
  • しゃあなし,シィルケジ近く(だっけ?)の,レガシーオットマンホテル界隈へ行き,適当にあいているお店でてきとうにドネルケバブを食べた。
  • ケバブ,フライドポテト,ピラウ,生野菜が皿に盛られていて,ラップサンドの外側(名前忘れた)が別に添えられている。自分で巻いて食べるスタイル。
  • 牛肉がワイルドな風味だった。
  • 味はともかくサービス普通のくせにチップ持ってってちょっとむかっ腹。基本的にチップの習慣があるわけではないようであとにも先にもチップを要求されたのはこのときだけだ(ツアーのガイドさんには渡すことになっていたようで渡していたが)。
  • 午後からはギュルハーネ庭園の横にある国立考古学博物館。古代東方博物館,タイル美術館(だったかな?),考古学博物館をはしご。チケットは共通。
  • ここに限らず,主要な観光施設には15か国ぐらいの音声ガイドがあるんだけど,結局試しそびれた。
  • 途中園内のカフェで休憩。陳列に値しないと判断されているのか,あきらかに収蔵品の遺物がそのへんにごろごろ転がっているオープンエアのカフェだった。フレッシュりんごジュースを飲んだ。
  • 考古学博物館はこれでもかというぐらいのギリシャテイストだった。東ローマ帝国公用語ギリシア語だったと知ったのはそのあとのこと。
  • 遺跡から発掘された遺物の展示だから当然なんだけど,油断していると埋葬の様子の展示に出くわす。怖い。
  • 暗い中にひたすら墓誌が並んでいたのも怖かった。
  • 考古学博物館は大規模改装工事中で,目玉展示品はことごとく非公開だったんだけど,展示されているものだけでも足が棒になるぐらいの物量で夕方までどっぷり。
  • 粘土板におされたくさび形文字の実物とか,見応えがたくさん。
  • そして,敷地内がとにかく猫が多くて,にゃんこパラダイス
  • 夜は営業している店がそう多くないであろう判断のもと,ホテルからも比較的近いホラサーニへ。想像していたよりも高級レストランでびびった。ごはんはめっっちゃおいしかった。が,高かったらしい。初めて100TLをこえた。それでも2人で5500円程度だったそうで日本に比べると安い。

食事


朝:ホテルブッフェ。


昼:エミノニュ近くのお店でドネルケバブ。薄いクレープみたいなのがついてきて巻いて食べるのね。


夜:ホラサーニ。チョップシシ,タウックシシ,レンズ豆のスープ,カルシュックメゼ

お写真


スレイマニエジャーミー
スレイマニエジャーミーの広場から
スレイマニエジャーミー
スレイマニエジャーミーの広場から
スレイマニエジャーミー内部
スレイマニエジャーミー内部
考古学博物館にいた猫
ふかふかのパン@ホラサーニー
カルシュックメゼ
チョップシシ
タウックシシ