全日本インカレ3日目


ことしは簡略版で。カメラを買ってからというもの,写真を見返すのが楽しくて,それに時間を吸い取られている。日の浅いうちは写真が振り返り機能も果たしてくれるので,ますます満足して,文字を起こすことから遠ざかってしまう。


ただでさえ,ついったーでわめくだけで満足して文章としてまとめないままにしてしまう現象が深刻なのに,加えてこれ。写真にしても,きちんと整理してアルバムにすればいいのだろうけれどそこまではしない中途半端ですわ。


そんなわけで今年の全カレ。男子はA方式(オープン参加)。火曜のグループ戦,水曜のグループ戦→トーナメント1回戦を経て,本日トーナメント2・3回戦。


3日目までは4会場にわかれて開催された。大田区総合体育館メインアリーナ2面,駒沢体育館2面,墨田区総合体育館3面,エスフォルタアリーナ八王子に6面。1会場当たりの試合数が少なく,選手はやりやすそう。


エスフォルタアリーナ八王子は,去年10月にオープンした新しい施設。八王子市総合体育館のネーミングライツの由。メイン・サブ各3面取れ,駅からも至近。ただし,その駅(京王高尾線挾間駅)はとてつもなく遠い。


さきのW杯関連で大学カテゴリに注目が集まっていることと関係があるのかどうか,今年は日本バレーボール協会(jva)のサイトにて試合結果速報,予選グループ戦結果掲載,決勝トーナメント表の速報などが為されている。全日本学連の特設サイトあんまり見てないな。でもあっちは参加チーム向けと考えればそれでもいいのかもしれん。


以降,観た試合と雑感


墨田区総合体育館

2回戦 東亜大学2-0平成国際大学


先だっての地域リーグで見ていたので親近感があった平国。対する東亜は秋リーグ以来。富永に腹棒がついていた。


中国1部1位と関東2部12位(来春3部)。実力差が感じられた。実力差というか完成度というか。平国は4年生引退後の新チームなのかな。なんとなくそんな雰囲気。ミスが多いのがもったいない。

2回戦 中央大学2-0宇都宮大学(25-14 25-8)


この点差には驚いた。第1セットの終盤には中大はスタメンの影も形も無い状態になっていた。第2セットもスタータはいつものメンバにもどしたが,試合展開に応じて選手を交代していた。


宇大,もうちょっとイケルと思っていたんだけども。

2回戦 大東文化大学2-1慶應義塾大学


慶應にとっては因縁の対決と。いずれのセットも慶應がリードしながらもリードを守り切れず逆転され,という展開だった。

3回戦 大阪産業大学2-1中央学院大学


ファイナルセットがデュースになり,1ラリーごとに大興奮。


大産大は赤松のサーブがすごい。スパイクもトランジションアタックだの二段トスだのを決めきっていた。


対する中院はもちろん落合がいるし佐藤もいる。がっぷり組んだ,互角の戦いに見えた。


譲らないデュースがようやく決着した後,中院スタンドから「大産大がんばれ」という声がかかった。必ず勝者と敗者ができる。精一杯戦った相手をたたえる姿は美しい。そりゃ悔しくはあるだろうが,中院4年生たちが清々しく引退している様子も「いいなあ,素敵だなあ」と思わせるものだった。

3回戦 東亜大学2-1大東文化大学


フルセットで東亜。


大東は19番の選手が気になった。もうね,アタッカー一辺倒ですよ,わたくし。


墨田は第3試合までだったので,大田に移動。


大田区総合体育館

3回戦 日本体育大学2-0駒澤大学


日体大がめちゃめちゃ強かった。今年はなかなかかたちが定まらず結果も出ていなかったけれどインカレには間に合わせてくるのが日体大の凄いところだと思う。


日体大はS緒方→伊澤→矢貫→高梨→津田→原 L山本


このメンバーだと4年生で抜けるのは緒方だけなので,来年は(峯村も戻ってくるだろうし)セッターがどうにかなれば強そう。セッターどうするんだろう。


といいつつ,わたしは伊澤と原が好きなので,いや,まあ,はい。


3回戦 近畿大学2-0東海大学札幌校舎


うーむ。


札幌校舎のスタンドの応援が楽しかった。選手たちは,良いところも随所に見られたけれど,いうても近大。