全国6人制バレーボールリーグ総合男女優勝大会|男子東部決勝リーグ・結果+α


須坂は土曜日だけの日帰り観戦だったので,最終日は都内某所からJVAサイトの速報をガン見。


ここまで全勝の東京海上日動は最終日に新日鉄住金君津にもストレート勝ちをおさめ,全勝で東部決勝リーグを制した。


2位は三菱東京UFJ銀行。1敗同士の三菱東京UFJ銀行と長野GaRonsの直接対決で,フルセットで三菱東京UFJ銀行が勝った。


  1. 東京海上日動 5勝
  2. 三菱東京UFJ銀行 4勝1敗
  3. 長野GaRons 3勝2敗
  4. 新日鐵住金君津 2勝3敗
  5. アイシン精機 1勝4敗
  6. トヨタ車体 5敗


1位と2位は,3/12(土)に千葉公園体育館で行われるグランドチャンピオンマッチ(GCM)に推薦される,はず。


西部からは,いつものクボタ(優勝),とNTT西日本大阪(2位)らしい。NTT西日本大阪は,往年のNTT東海的というかNTT西日本レグルス的というか阪神デルフィーノ的というか。3位にいわさきBluewaveが入ったとか。


Vプレミアファイナル男子が3/13(日)なので,その前日にいかがですか? 5セットマッチで,朝10時試合開始で準決勝(東部西部のたすきがけ)が2コート同時に行われ,そのあと3位決定戦と決勝戦


ということで,千葉行きを前向きに検討している。今年は開催地が近場でほかの試合とも被っていない。今年行かなくちゃいつ行くのという気持ちで(今は)いる。もちろん,東京海上日動の出場有無という要素も大きい。


2シーズンで優勝。思ったより早かった,というべきか。Vチャレンジリーグの拡大路線にともなって近年の東部決勝L上位がごっそり抜けたという背景はあるにせよ,そもそも関東の非Vリーグ実業団チームは君津と銀行がツートップで,海上はそれに続くポジションという認識だった。


今年度は天皇杯関東BRの実業団枠も海上だったし,昨秋行われた来年度東部決勝L推薦用の関東地域Lも,たしか海上が優勝したような(少なくとも銀行には勝っている)。関東の実業団界隈も,少し勢力図がかわってきたのかもしれない。


自分が観に行くぐらいだから,という言い方も変なんだけど,関東大学1部(2部上位)で主力だった選手が続けて入っているのは確か。必ずしも大学バレーを経た選手が強いとは言えないけれど(高卒主体のトヨタ自動車や高卒も多い大同特殊鋼はVチャレ1上位だ),即戦力として大きいのだろうとは思う。


年に1度か2度の観戦機会で何がどうとも言えないし,観客として観に行ってリーグやチームに対してどうこう言う世界でもない。自分がいつまで観に行くのだろうと考えても,あまり未来は明るくない。


でも,観に行けば試合は楽しいし,試合できゃっきゃしている選手たちを観るのも楽しい。カテゴリごとに,なんかしらの見所というか味わいどころがあるというのは,このところの自分の行動範囲の広がりにともなって感じているところ。思い起こせば,2シーズン前の騎西総合体育館,昨季の君津,昨秋の羽生,と,地域L観てなきゃ訪れる機会もないであろう街の以下同文体育館に足を踏み入れている。完全アウェイに一人で乗り込む勇気はまだないが,そうやって自分の経験が広がっていくのも楽しいことだ。


3位に入った富士通グループ長野改め長野GaRonsは,君津をかわして3位は健闘かもしれんが,Vリーグ参戦を前提に地元のバックアップを受けての新チームであることを考えると,1年目とはいえGCMには行きたかったところか。地元での試合だったから,試合後どうだったのかなーとは気になるところ。


先にVリーグを目指してチームをつくりVリーグに加盟していたVC長野が,Vチャレ2で優勝した。長野は広いので,といってもどちらも北信で,須坂の街の規模で,地元のVチーム。おもに金勘定的な面で,先々どういう予定を立てているのだろうと下世話な興味もあるのだけれど,いちバレー観戦好きとしては,こうやって男子バレーのチームが増えて,広く人の目に触れて応援されて,プレーをする人が増えるのは喜ばしいことであり,顔が見える声が届く,「地元」にチームがある(たくさんできる)のはいいことだと思うので,この先うまくいくことを願ってもいる。だからこそGCMには,と思っていたんだけどね(銀行好きだから単純に銀行が出ることになったのを喜んでいるのが正直な気持ちではあるけれども)。