2016年度関東大学春季リーグ男子1部・10日目


日体大横浜健志台キャンパス


今日はAコートが前季下位グループでBコートが前季上位グループというコート割り。ひらたくいえば,集客力のある筑波と中大がどちらもBコートだったので,観客席の人口密度の差が歴然だった。すごいなあ。


逆に言えば「そのコートの上」だけでおさまる程度の観客しかいないんですけども。昨秋とは雲泥の差。昨秋が異常。とはいえ去年よりは多いんだろうな。チーム応援も第2試合からはフロアにおりていた。


かく言うわたしも,なんだかんだいいながら結局Bコートメインに見ていたので同じ穴のナントカ。

東京学芸3-0中央学院(25-12 25-21 25-22)


ぼさーっとたまに見ていた程度だったんだけど,中院はこれはちょっと11位濃厚かも,という感じに。そのあとの日大が好調だったんで余計に。


学芸は脱入れ替え戦直接対決を制して入れ替え戦回避。今日のサイドは,ほぼ,中村高澤須貝だった,かな。

筑波大3-0専修大(25-17 25-23 25-16)


専修のセッター,ほぼ舩倉だった,と思う。昨日からMB対角が1年コンビに戻ってる。今日は小川も冨田(ゲームキャプテン)もいて,各々ピンサで出ていたんです,が。


第1セット後半は,点差もついていたので筑波が派手な選手交代をしていたようす。酒井とか高橋(健)とか田城とか出てた。第2セットは競っていたので余裕なさそうだった。競っていて取れそうなのに取れない専修,なあ。


第3セットはかなり一方的な展開に。貴重なサーブ権にピンサで4年生を出してその4年生がサーブアウトにするのって,コートにいる下級生やってられんのちゃうの,みたいな話を,ですね。


そして第3セット後半に,筑波はロジャーズにかえて高橋健太郎。たしか前衛に上がったところだった。サイドか,レセプションするのか,と騒然と。


いちばん最初は2枚で受けてた。そのあともけんたろうはレセプションからは外れてたような,どうだっけ。ロジャーズは後衛でリベロとかわるんだけど,健太郎は残ってたかな。そもそも筑波のレセプション機会があまり多くなかったので(かなしみ)。


慣れないフォーメーションのためか一度ポジショナルフォルト取られましたが。けんたろうが前衛レフトから打ってるのはけっこう新鮮な光景でした。

駒澤大0-3日本大(19-25 21-25 20-25)


駒澤:17徳重 30遠藤 20正来 7戸嵜 12今野 1高子 L2藤岡


日大;14菅原 7小田 23高 6郡 24松村 1細田 L25新山


こちらも日大がふつうに強いというか。けっこうな実力差を感じた試合展開。駒が粗かったのかなー。今日はセッター土井でしたか。たぶん。


三十数年ぶり1部昇格の日大が4勝目をあげて入れ替え戦回避。可能性としては7位まで上がれるところにつけている。

中央大1-3東海大(30-28 15-25 23-25 23-25)


中央:17柳田 1井上慎 3渡邉 20谷口 12武智 9大竹 L7伊賀


東海:2松林 12小野寺 23佐藤 1久原 14神谷 18龍 L11井上航


第1セットは大接戦。デュースが続いてどきどきするやらはらはらするやら。東海大は現状小野寺前衛のほうが強いので,小野寺前衛のうちにどうにかしたかっただろうけれども取り切れずに後衛に下がったところで,という展開。


なのに,中大が第2セットに急に大崩れした。


ラリーが長くなると中大が取ることが多くて,盛り上がるんだけどその盛り上がりに乗っていけない。ブレイクチャンスをミスで逃すことが多かったように思う。狙ったサーブが入らずサーブミスが多かったのも自分らで棹をさしていた。入れば効果絶大なので今日は運が味方についてくれない日だったなーと。


3・4セット目は最終的な点差こそあまりないものの,4セット目終盤になるにつれて東海のブレイクのしかたがとてもスマートというかスムーズになり,お約束通りのディグ+お約束通りの前衛レフトがきれいに決まり,完全にのっていた。リーグ序盤とちがって二段トスの選択肢に佐藤も入れられるようになってトランジションアタックの選択肢が増えているのも良かった。


東海は自分とこの優勝はなくなったんだけど,終盤になって優勝候補チームを次々倒してリーグをかき回している。なぜ中院に負けたしと(見てないのに)思うが,あれは仕方ないんだろう。いや,仕方なくない。


ワンブロ&ピンサで龍にかわって永露が入り,永露がトスを上げる場面が2度ほどあった。一度目は手前側コート(かつ東海応援スタンド側)で,ディグが上がったときのスタンドに満ちた緊迫感は味わい深いものでした。みんな固唾を呑んで見守っていましたわ。いったい君津で何があったのか。


そのほか,細かいところに興味深い点多々ある試合だった。余力があれば改めて。

明治大0-3日体大(23-25 20-25 22-25)


明治:1濱中 3安井 9加藤 12頼金 4小林凌 10辰巳 L20小川


日体:31河東 29仲本 27西 24高梨 1峯村 14矢貫 L2山本


日体大にとって後半戦の山場と目していた試合,第1セットは明治がリードしていたんだけど,終盤で日体大が逆転し,あとは案外あっさりといってしまった。


日体大2位浮上。スタメンはMB以外は固定したかな。MBのスタメンは昨日と今日とでごっそり入れ替えていた。


開幕週で早稲田に負けたのと何より中大との直対に負けたのが痛いけれど,セッターが1年生で下級生が多いことを踏まえると夏以降の伸びが楽しみ。


明治のMB,安井のところに14番の2年生が入っていて,さて,何かありましたか。

順天堂0-3早稲田(22-25 18-25 18-25)


順大:2松崎 3石原 5後藤 12吉野 26中村 15坂口 L28加藤


早稲田:15藤中 7山崎 3田中 10喜入 2加藤 1山口 L20/6後藤


こちらも案外あっさりと。結局リーグ通して順大見ないままだったなーと思いながら見ていたような見ていないような感じで見ていた。


わたしの体力気力が限界突破。試合後休憩の寄り道もせずに帰宅し,帰宅後全てを放り投げて寝ていました。睡眠大事。

暫定順位

  1. 筑波大 8-2|3.714|1.167
  2. 日体大 8-2|2.889|1.117
  3. 中央大 8-2|2.500|1.137
  4. 東海大 7-3|2.091|1.079
  5. 早稲田 6-4|1.333|1.059
  6. 明治大 6-4|1.200|1.028
  7. 順天堂 5-5|0.850|1.001
  8. 東京学芸 4-6|0.842|0.965
  9. 日本大 4-6|0.684|0.974
  10. 駒澤大 2-8|0.458|0.888
  11. 中央学院 2-8|0.346|0.862
  12. 専修大 0-10|0.033|0.774

おまけ


20160516032110


20160516032112

最終セット率シミュレーション


20160516032111